サラッと終わるお仕事、キター!
溶接のお仕事です♡
似たような作業を続くんデスの法則が働き、
ナゼか、本日午前中に、溶接できませんか的お問い合わせを
2件頂きました。
不思議なモンですなぁ。何でなんスかねぇ。
1件は、直すよりも買った方が良さそうって事でお流れ。
2件目は、早々に持って来て下さいました。
クラッチレリーズレバーと、シフトペダル、
丸太を回転させる道具でございます。
マッハで終わりそうな作業なので、先行して作業させて頂きます。
(作業をお待ち頂いている皆様、どうもスミマセン)
まずはクラッチレリーズレバー。
年代モノの車両のクラッチ操作が重たいので延長するんだそうで、
その先っちょ作りです。きっと元々の部品は無加工でって
事なのでありましょう。
部品にメッキがかかっていたので、最小限表面を削りましたが
やっぱしメッキ層コゲゴケな硫黄的なヤツがでちゃいました。
お次は、シフトペダル。
コレは諸々の条件から、シッカリ付けるのは難しいので
止めた方が良いと進言致しましたが、とにかくやるだけやってみて
という事なので。
ガンガン暖めちゃうと、肉の薄いトコロは、内側のスプライン山まで
崩れてしまうので、溶かしたくないのですが、端面を割れ口を
塞いでおかないと、そこからマッハで割れるので、そのせめぎ合いでございます。
多分、そんなに高額な部品って訳でもないでしょうし、
頑張る割りに速攻で壊れると思うので、
今回の作業はあまり経済的では無いと思います。
お次は丸太を回転させる為の道具です。
長いかぎ爪のマウント部分が割れております。
オーナーさんの方で、開いた口を閉じようと頑張ってみたけど
全然ダメだったそうです。炙って直してってご依頼。
イロイロ考えてみましたが、柄の部分が木製バットみたいな感じで
そこに金属が被っさっている構造なので、火を使うには柄を外さないと
イカンので、あまり効率的で無さそう。
って事で、やはり最後は力任せ。イロイロ駆使して開いた口を閉じて
溶接してしまいました。
ってか、このマウント部分、アングル材を組み合わせて、
合口を溶接してあるので、そこから割れてしまったようです。
相当グリグリとこねくり回すようにつかう道具でしょうから、
コレは良く割れちゃうんだろうなぁ。
って事で、形成作業が終わったトコロで、モリモリ溶接。
とば口部分はトーチが入る限り内側も溶接してみました。
で、シフトレバーを溶接しているときに、ウッカリ踏んづける側が
手首に触れてしまい、久しぶりにためらい傷を作りました(笑)
ビミョーな長物溶接アルアル。
丸太を回転させる為の道具の先っちょの塗装が
熱で剥げちゃったので、缶スプレーで軽く塗装。
ただ今乾燥待ちちう。
あー、マッハで終わる作業、なんて心晴れバレなんでしょう。
皆様からの作業ご用命をお待ちしております。
<(_ _)>