スズキのサベージ650作業の続きです。
シリンダヘッドのカバーを外すに当たり、どうもこのエンジン様は
ロッカーアームがカバー側に付いて来る感じだったので、
分解前に現状のバルブクリアランスを確認。なんか、みんな0.3mmくらい
あって、排気の左は0.49もあった。シックネスゲージの先っちょを曲げながら
隙間に突っ込まないとイカンのですが、0.2mm以上のゲージの先っちょを
そんなに曲げるのはしんどいので、いつも曲げてつん込んでいて、既にクセの
付いている薄目なヤツを4枚重ねて、どうにか計測出来ました。
資料を漁ってないから判らんけど、コイツは暖まるとそんなに膨れるんか?
作業前からうすうす判っちゃいたのですが、こちらの車両、フレームを
かなりいじってあって、ヘッドカバーとフレーム結ぶプレートが
フレームに溶接されてしまっており、エンジンをフレームに載せたまま
ヘッドカバーだけ外す事は出来ませんでした。
何となく、ウッカリナナメらせて、するリンと出て来たりしないかと
superスィートな事を夢見ていましたが、実際にやってみると、
多分ダウエルピンの差し込み分すら浮かせられず、カバーがナナメになるとか
そんなレヴェルでは有りませんでした(爆)
てな事で、エンジンを降ろす為に、周辺の部品の取り外しを開始。
ものスゴくキレイに塗装してあるので、傷を付けないように分解するが
かなりシンドイです。エンジン降ろす時にやらかさないようにしないと、
と、思うだけで、今からドキドキ。
全てスッカリ作り込まれちゃっているので、元に戻せるように
そーとそーと、確認しながら分解して行きます。
で、ヤッパリ居ました、謎の面々。
端末処理されず、ぶら下がっているターミナル付きの配線や
ペロっと配線の束に突っ込まれている、クランクケースから出ている
配線(多分、ニュートラルスイッチの配線?)、引っかかっている
長ナットや垂れているボルト。
んー、コレを理解して組み直さねばなりません。
って事で、下準備している間に今日は終わってしまい、
まだエンジンとフレームの縁を切り切れてもいない状態。
つづく