CBX1000の前後タイヤ交換のご依頼です。
タイヤ、お客様手配のものをお預かり。
当店、部品用品の持込は大歓迎です♡
てな事で、ちょっくら大変そうなリアからスタート。
アクスルシャフトを抜くのに、サイレンサーにちっと退いて
もらわないとイカン仕様でした(笑)
ご指示は頂いてなかったのですが、タイヤを剥いた際にエアバルブの
状態を確認したトコロ、パッと見OKそうでしたが、グリっと90度
回してみるとぱっくりとヒビ割れが確認できました。
幸い、2個だけバルブの在庫があったので、事なきを得ましたが、
ご自身で部品用品を手配される場合、こういった付随する品々の存在も
お忘れ無きようお願い致します。
で、ホイルにバランサーウエイトが付いてなかったので、
バランスは取らない派なのかと思い、お客様に確認しましたが、
前回も調整を行い、前後共奇跡の一致でウエイト不要だっただけで
作業自体はご希望との事。
ウンコラセとバランサーを用意して調整行いまして、リアの結果は
15g添加となりました。最終結果は1gとなかなかの結果となりました。
で、ナニゲにタイヤ交換とは言え、ホイルやらなにやら
結構は部品を分解します。付随してそれらのお掃除や
組み立て時のグリスアップやらが必要になり、ぶっちゃけ
そっちの方が手間喰ってる感が否めません。
まー、わざわざウチみたいなトコロにタイヤ交換をご依頼
頂くからには、こういったトコロでキッチリ仕事するのが
恩返しと心得てございます。
他のお客様ご来店対応等ハサミまして、お次はフロントタイヤの作業。
鬼硬くなっているタイヤに、ミードの逃げるスペースに余裕のない
ホイルのようで、組んであったタイヤを引っぺがすのに一苦労しました。
お高いホイルなんで、傷をを付けないよう細心の注意を払いつつの
作業となりまして、気疲れMAX(笑)
で、新品タイヤを組み付けた状態でのアンバランスは2gとなってまして、
ウエイトを張らずに済みました。
CB1000の足回りが組み込んであるようで、
フロントのアクスルは、先にシャフトをホイルに組み上げて
おいて、フォーク側のクランプに挟み込む、あまり見慣れぬ
組み付け方法。剛性出そうだし、ある意味脱着は楽なような
気もするし、その辺りを狙った設計なのカモですが、
多数派にはなれなかったのでしょうか。イロイロと試行錯誤が
見て取れて、大変楽しいです。
てな事で、何だかんだとやっぱり時間かかってしまいましたが
タイヤ交換完了~。
皆様からの作業ご用命をお待ちしております。
<(_ _)>