
イマドキなDEFENDERの初期型に使われている
けん引フックのネジを切れないか実験。



けん引フックの取り付け部分を使って、少々イタズラしたい、
という案があるのですが、部品を作るのに雄ねじを作らねば
なりません。
こんな形のネジ山はあまり見た事ないように思います。
そもそも、定規を当ててみても、ネジのピッチすら良く判らんし(笑)
てな事で、旋盤でソレっぽいピッチを切って、あてがってみます。
2.75mmからスタートして、細かいので3に変更。まだ足りない
ようです(笑)ミリでは無さそうなので、ノギスを25.4mmに開いて、
山を数えると8つありました。幸い、ウチの旋盤でも8山は
切れたので、試してみるとピッタリでした。
ちなみに、外径は30mmくらい。インチ径じゃないんですかねぇ。
ネジを切るのに、刃はステッキバイトを潰して削ってみました。
老眼が怨めしい作業ではございましたが、楽しかったです(笑)


てな事で、刃物作りから初めて、なんだかんだ4時間くらい
かかりましたが、ソレっぽい雄ネジが一個切れました。
ナニゲに逆ネジです(笑)
ネジの谷部分は刃物ナリで削れますが、山側はアノ手この手で
何となく丸くしてみました。なんともインチキ臭い(笑)
実際に雌ねじに突っ込んでみないと判りませんけど、
パッと見は何とかなってそうな気がします。
相変わらずな需要の無い作業ですが、なんとかなるモンですなぁ(笑)