ボルト穴開け加工

↑穴開けちうの図

ボルトにナット脱落防止用の割ピンを入れる為の
穴を開けて欲しいというご依頼です。

 

↑センター穴加工完了の図

スイングアームに取り付けるチェーンガイドを固定している
ボルトナットがどうしても緩んでしまうという事で、
最悪のガイド脱落&チェーンに巻き込まれるという大惨事を
避けるべく、割ピンを入れたいのだそうです。

が、ボルトがステンレスのM6、割ピンの径が1.5mm程有るので
2mm程の穴を開けたいって事で、実質5mm弱の丸棒のどてっ腹に
2mmの穴を開ける、なかなかタイトな加工となります。

ボール盤でビューンっとやってしまいたくなりますが、
上手く開ける自信は無いし、ドリルもバキバキ折りそう。
急がば回れって事で、少々セットは面倒クサイですが、
フライス盤にテーブルとチョッキリ平行にバイスを固定。
穴開け位置の調整と再現、加工自体も確実に行えるよう
準備万端にて作業に望みました。

 

↑加工完了~の図
モチロン穴開け後にダイスは通してます

てな事で、段取りよりも加工時間の方が断然短いという
アルアルな作業となりましたが、確実でチョッキリな
仕上がりに出来たと思います。

皆さまからの作業ご用命をお待ちしております。
<(_ _)>