
引き続き、TOMOS CLASSIC Iの整備作業です。

燃料タンク掃除の延長戦を乗り越え、ようやっと
燃料を自前のタンクで供給できるようになりました。
まずは、組み直した燃料コックの状況確認。
実際に燃料を落としてみて、流量や切り替え状況、
漏れを確認。とりあえず現時点では使えそうです。
タンク内の掃除は、散々がんばりましたが、細か~いゴミは
まだ出て来るので燃料フィルターを追加する事に。
ちなみに、燃料フィルターって万能ではなく、
錆びがかなり残っていタンクから落ちてくる
燃料を入れても、細かい錆びは通ってしまうようで、
キャブのフロートを開けてみると、超細かい
錆びが底部に溜まっていたりします。
なので、おまじない程度になるかもしれませんが、
無いよりはマシだと思うので、一応入れてみました。


燃料フィルターを入れた為、ホースの取り回しも大幅に
変更。キャブの燃料取り入れ口は回転される事ができたので、
本来前方から入れていたものを後上方へ変更。
ホースはキャブの後ろ側をまわるようにしてキャブへ
接続するようにしてみました。
結果、本来スパークプラグ用のハイテンションコードが
入っていたスペースを取ってしまったので、そちらの
取り回しも変更。後ろブレーキ用のワイヤーにも
少々スペースを分けてもらって、どうにか収まりました。
結果、リアブレーキのタッチは微妙にスポンジぃ~に
なってしまいましたが、仕方ないって事にさせて頂きます。


ようやっと車体の準備が整ったところで、
燃料を作ってエンジン始動。
灯火類を確認したところ、テールランプの尾灯の
点きっぷりが不安定。分解してバルブの接点を
磨いて組み直して問題解消。


スッタモンダしましたが、ようやっと試運転準備完了。
実際に走らせてみて、少々キャブの調整をしましたが
おおよそ良い感じに走ってくれる事を確認。
燃料のオーバーフローや、コックからの漏れも
無さそうですが、ウインカーの点きップリが不安定で
シッカリと点滅してくれる時もあれば、ボヤァ~っと
点くだけになる事もあり、なんだかなぁ~って感じです(笑)

ちなみに、こちらの車両、キルスイッチの類いが
無いのかと勘違いしてましたが、ちゃんと右側の
ハンドルスイッチに来るスイッチが装備されておりました。
そらそーですよねぇ(笑)
てな事で、ひとまず普通に走るところまで持ち上がりました。
この先、タイヤだーブレーキだーと、ウルサい事言えば
まだまだやること沢山なんですけど、ご予算もありますし、
どーしたモンでしょう。
もうちょっと作業は続きそうです。