今日もカワサキ 90SSの作業ちう。
灯火類用の発電コイルの回路を閉じると、スパークプラグが
失火気味になるという、謎の症状です。
過去の点検により、発電コイルの回路を閉じている時は、
電気の消費状態の関わらず、点火用の一次コイルのピーク電圧が
少し落ちるという事が判っております。(原因不明)
以上より、点火用と発電用の回路の唯一の接点である、
アースの回路がどうしたって怪しいでしょう、というのは
当初からの見解でございましたが、簡易的にジャンパーコード等で
回路を迂回させてみたりもしてきましたが、特に状況の変化は
得られない状況でした。
で、今回。紆余曲折の末、いよいよステーター本体にまで
たどり着いてしまいました。分解して確認した限り、目視上、
問題は無さそうです。
とりあえず、プレートとコイルの本体の接続部分を突き回してみたり、
嵌合面を磨いてみたり、ウッカリ余計な導通がありそうな部分に
隙間を作ってみたり。
最後に、スパークコイルの鉄心本体から、新規でアース線を一本
引き出して、二次側コイルのボディーへ直接結んでみました。
てな事で、イザ勝負!(意味不明)
えー、全く変化は見られませんでした(笑)
一応、実走確認も行いましたが、結果は変わらず。
ザンネ~ン。
に、してもですよ、点火用の電圧が下がる意味が
全くイメージ出来んのデスよ。
(ソレが失火気味の原因かどうかも判りませんが)
てな事で、次ぎは、もうコイル関係を交換してみよう
作戦くらいしか、打つ手を思い浮べる事か出来ません。
ボチボチ、「あ~、コレだぁ~♡」っていう喜びが欲しい。
強制的に、つづく。