ウチの作業場の出入り口として使っているドア、
タマに大風で煽られて、勢いよく開いてしまい、
蝶番がひん曲がって行って、上手く閉まらなくなります。
てな事で、まずは分解。
ドアが閉じてしまわないように、タイヤで押さえ、
3個ある内に、一番上の蝶番を外すので、万が一の為に
ドアの先っちょに木っ端を詰め込んで頬杖をつかせておきます。
蝶番は、ボルトで押さえているラインで内側に折れて
塗装にヒビが入っております。
こんなビミョーな曲がりなのですが、閉じるとドア上面の内側が
ドア枠側に寄り過ぎて擦ってしまい、結果ドアがしっかりと
閉まらないという状況を生み出しているようです。
てな事で、油圧プレスでチョイチョイ押して修正。
組み直すと、「何という事でしょ~う!」
って程劇的ではないですが、かなりまともになりました。
一発グニャリと曲がっちゃったのを直した時点で、
材料に根性が無くなって、すぐにまた曲がっちゃうように
なっているのでしょう。
まー、仕方ない。だましだまし使って行きま~す。
(最近作業ネタが無いのは、ココでひけらかせない内容だからでーす)
ビルで使っているようなデカくて重いドアには、オイルダンパーが仕込んであって急開・急閉に対応してますよ。
バイク屋なんだから、ステダンでも使って作ってみてはどう?
考えてみたのですが、ドアのダンパーって、案外複雑な要素持っているんじゃないかと思われ、ステアリングダンパー的な抵抗では用を成さないと思われます。
ウチのドアにもダンパーは内蔵されており、閉じるスピードを調整する機構まで持っているのですが、肝心のドアを閉じる方向にかかる力が弱くなっていて、大風が吹くとアッサリ開いてしまうのです。音の感じからすると、ガス入りダンパーでガス抜けちゃった的な話ではないかと。
その内、良くあるドア用のダンパーでも取り付けてお茶を濁そうと思っているのですが、ビミョーに良い値段するので、二の足踏んでいる現状であります。
よーく見ると、コンシールドタイプのドアクローザが付いてますね。
ドアクローザは、ドアを開ける力でバネを圧縮しておいて、伸びる力でドアを閉める構造になっていて、その際の閉鎖速度をオイルダンパーで制御してゆっくり閉まるようにしていますが、開ける方向にダンピングはほぼ働きません。(←基本の話。全開直前に強いダンピングで激突を和らげる製品もあり。ガスは入ってないっす。) ステダンだと両方向にダンピングを働かせられるのでは?
おー、ナルホド。
まー、どっちにしても、高価なステアリングダンパーをわざわざ使わなくても
そこら辺で売っているソレっぽいヤツ使いまーす!