ちょっと前の　岡本日記

ちょっと前の
岡本日記

home

岡本日記
　最新の岡本日記
　　もっと前の岡本日記

クシタニ特価品

もっと前の岡本日記はこちら

☆☆２００３年１２月２５日　250EXC-R旅立つ☆☆

　年末の道路がクソ混雑している中を鎌ちゃんが250EXC-Rを迎えに来てくれました。これにて今年の納車は全て完了。あとはＴＥ250とＦＥ650eが入ってくるのを待つばかりです。
　とりあえずオショーガツの相模川の河原遊びに投入する予定だそうです。楽しそうですなー。ともあれ、だんだん泥んこ仲間が増えて参りましたので、来シーズンの泥遊びが今から楽しみであります。

　皆様、冬の間に体と機械を慣らしておいて、シーズンに入りましたらガンガン遊びにいきましょう！

☆☆２００３年１２月１０日　Husqvarna TE250　注文入りました！☆☆

　昨日、KTM 250EXC-Rの注文を頂いていたクロちゃんより、ハスクバーナTE250の注文を正式に頂きました。最初からハスクバーナが欲しかったクロちゃんは、シート高と予算の関係で一度はKTMに決めたようですが、ハスクに未練たらたら状態でした。そこへ新たにKTM 250EXC-Rが欲しいという人が現れたもんで、一ヶ月半ほど待ってやっと入ってきた車体を、惜しげもなくそのままスルーパス！うーん、世の中うまくまわるもんだー！
　ってな事で、本日カジバジャパンさんの方へ無事TE250のオーダーを完了させ、後は車体を待つばかりとなりました。すったもんだありましたが、やはり一番欲しいと思った車両を手に入れるのが正解って事ッスね。今のところ我が店ではただ一人のハスクバーナ使いとなるクロちゃんは、それなりに苦労があると思いますが、それも楽しみの一つです。お互い未知との遭遇を楽しみましょう！

　って、フサベル頼んだ熊さんにも同じ事言えますね！いやー、面白い車が増えて、ますます楽しくなってきましたな～。ねー、皆さん！

↑本来クロちゃんが乗るはずだった250も昨日届きました↑

☆☆２００３年１１月２７日　ＫＴＭだよ、３台集合！☆☆

↑向かって左から450、中村さん、250、525↑
中村さん以外は外見で見分けつきませんねぇ（爆）

　本日、我が店で送り出したＫＴＭ３台３車種が初めてそろったので、思わず記念撮影です。
写真の人物は250オーナーの中村さんです。あと400がそろえばEXC-Rシリーズのグランドスラム達成なのですがぁ．．．．。どなたかオーストリアからはるか彼方、埼玉のこの地で夢の再会を実現させてやろうという方、是非ご検討を！お待ちしておりまーす。

　ウチの客寄せパンダちゃん525EXC-Rはいつでも試乗ＯＫですので、ご希望の方はお気軽にどうぞ～。その他250や450も交渉次第により試乗出来るかも知れませんよ～（あっちゃん、中村さん、貸してチョー）。

　ちなみにクロちゃんご注文の250EXC-Rは、未だ入荷の連絡は入っておりません！クロちゃんスマンです！！

　また、熊さんご注文のフサベルFE650eも２月中旬入荷予定です（今のところ日本でただ１台の輸入予定マシンらしいッス！）。熊さんのご厚意により、ご希望の方には試乗も可能って事なので、こちらも楽しみに待っていて下さい。
　その他のフサベルマシンも試乗ご希望の場合はフサベルジャパンさんよりお借り出来ますので、ご連絡くださいマシ～。

☆☆２００３年１１月２４日　相模川の河原に行ってきました☆☆

↑Ｗ君とこのチビ二人↑

　２２日に相模川の河原に行ってきました。小僧の頃からよく遊びに行っていた場所で、以前住んでいたところからは３０分くらいだったのですが、今回は片道３時間ちょっとかかる遠いところになってしまいました。

　今回のメンツはあっちゃんとＷ君＋チビ２二人、あっちゃんの会社のＫさんの６人です。前々日に降った雨のため、水たまりだらけでしたが、結構楽しむ事が出来ました。次回はスポンサードbyあっちゃんで焼き肉も用意しようという話になってます。

↑細部にわたり泥んこメッキ仕様の我がＣＲとあっちゃん450EXC-R↑

　そして、調子にのって水たまりにつっこみまくったあげくがこの有様です。掃除が大変だ～！
　あっちゃん450はバルブクリアランス調整のため、河原から一緒に帰って参りました。

☆☆２００３年１１月１７日　脱穀！☆☆

↑穂から実を取るとこんだけになっちゃいます↑

　本日、ＭＹたんぼでの収穫を脱穀してみました。このとおり小さい酒のビンに収まってしまいます。
ここからさらにもみ殻を取り去るとカサがグッと減ります。食べようと思うと、ここから先が大変なんすよねー。コレを考えると、機械の無かった昔の人は偉かった！

　で、昨日・今日とよく質問をもらうのですが、１５日に行ったツーリングの概要です。
　朝９時に津久井湖の近所で待ち合わせして、Ｒ４１３を山中湖方面へ走り河口湖を回って富士吉田にてうどんを食べて帰るという計画でしたが、道志村にて雨が降り出し、急遽都留市方面へショートカット。峠を越えてＲ１３９に出た頃には天気は回復。計画どおりうどんを食べ、帰り道は県道３５号線を走り、途中秋山村で温泉に浸かって解散となりました。

↑たかちゃんうどんという店で肉うどん大盛り（400円也）を食べてきました↑

　当日はめちゃくちゃ寒く、結構辛かったッス。しかし翌日の日曜日は暑いくらいですごく良い天気。誰かの普段の行いが悪いんでしょうかねぇ？

☆☆２００３年１１月１３日　ビミョー☆☆

↑250 450 525用のガスケットキット。これってお買い得なんすかねぇ？↑

　本日、KTM純正部品の初荷が届きました。主には中村さんの250用の部品だったのですが、その中に店主の部品も入ってました～！パンダちゃん用のガスケットキットです。３週間ちょっとかかりましたが、到着でーす（その他一緒に頼んだイッパイの部品は何時到着するのであろう．．．．．って、言うか、パンダちゃんが来た時に頼んだサービスマニュアルは何時くるの？）。

　で、さっそく自分の部品の箱を開けてみたわけです。おーおー、見事にみんな入っていそうな量です！しかし、よく見ると似たようなのが複数はいてるぞ。もしかして間違って多く入っているのか？ラッキー、とか思いましたが、よく見るとみなサイズや厚みが違っていました。なんか一番高価なヘッドガスケットが３枚も入ってるなんて、使わない２枚はもったいないですねー（ちなみにコレで１８０６０円だそうです）。
　よく考えてみると、ウチの場合はみんな回りにみんなあるじゃん！コレってお買い得っすかねぇ？

☆☆２００３年１１月９日　今年の収穫☆☆

　すっかり報告が送れましたが、ＭＹたんぼは１０月の初旬に稲刈り（わずか３０秒で完了）を終えており、ただ今乾燥中であります。
　葉の部分は取り除き、穂の部分だけにして、束ねて軒下にぶら下げております。すっかり乾燥しきってる感じで、そろそろ脱穀してしまおうかなーとか考えております。

↑約一月ほど放っておかれてます↑

　これだけ少量ですと、精米するのに機械にかける訳にもいかず、小さいビンに詰め込んで棒でズンズン突っついて行うため超時間がかかります。いつも途中で飽きて炊いてしまうので、玄米状態だったりします。ちなみに、これでお茶碗２杯分ほどの量です。
　その他、先日友達の家に持って行き、玄米茶を作ってみようと馬鹿な事を試みました。フライパンで煎ってお茶に混ぜて飲んでみましたが、イマイチ玄米茶っぽくなりませんでした。しかし、煎ったお米は昔懐かし「ライスチョコ」を思い出す味がしたッスよ。

　食べちゃわないで、来年はこの実から苗を作るってのも楽しそうですね！

☆☆２００３年１１月3日　ダイナモラン！☆☆

　本日はホントは仕事をサボって遊びに行く予定でしたが、雨天の為予定変更！
　どうせ仕事はサボる事にしいましたので、以前より計画していた525のエンジン分解・組み直しを行うべく、作業前のチェックをお願いしに我が親方様のお店へとパンダちゃんを連れて行って参りました。

↑ダイナモ上のパンダちゃんと親方様↑

　作業予算が非常に低いため、親方様にお願いして剣菱１本＋たばこ２箱でダイナモをお借りしてました（親方様、本当にありがとうございます）。久しぶりにダイナモ上でバイクに乗りましたが、スロットル操作をうまくおこなえず計測結果がかなりばらつき、何だかんだと結局６本も計測させていただきました。
　今回はスタンダードの状態と、前から気になっていたインテークマニホールドに配管されているブローバイガスの再循環用ホースを大気解放にした場合とで計測してみました。結果はほぼ全く変わらず、ブローバイガスを再循環させてもエンジンの出力特性には影響を及ぼしていない事が確認できました。ケースから脈動が伝わるはずですので、何らかの影響が出ているかと思っていましたが、全く関係ないみたいですね。

　特に数値にこだわりは有りませんので、ここでの掲示はしませんが、今回のチェックでこのエンジンの特性をいろいろつかめたかと思います。どうやら同程度の排気量の国産マシンと同じくらいのパフォーマンスを持っているようです。
　まだ部品が届いていませんので、組み直しはちょっと先になるかと思いますが、今回の結果と組み直し後に行う予定のチェック結果との比較が楽しみです。

☆☆２００３年１０月２８日　第９回アサマファンライドに参加してきました☆☆

↑今一番のお気に入り「ゆず唐辛子」↑

　突然ですが今ハマっているのが、学生時代からの友達で八王子の「陣馬せんべい本舗」の若旦那よりかっぱらってきた上の写真のせんべいです。「ゆず唐辛子」とう品なのですが、ちょっと辛くてスゲーうまいです。いっぱい入ってますが、作業中にバリバリやってるとついつい止まらず、すぐに無くなってしまいます。
　その他「みそせん」と「コーヒー」にもかなりやられています。他にもかなりの種類があるらしいッス。陣馬街道沿いにお店がありますので、近くの方は是非一度お試しあれ。遠くの方は0426-51-7400に電話すると宅配で送ってくれますよ。

　さて、１０月２５・２６日に第９回アサマファンライドに参加してきました。今回は浅間火山レース跡地Ｒ＆Ｊインポート特設コースにて行われ、いつもながらコースはダイナミックでちょっと他では味わえないような走行を楽しむ事ができました。

↑かっ飛びストレートエンド↑
ちなみにライダーはせんべい屋若旦那の熊

　コースは基本的には土質で、粒子の粗い砂のような路面もあります。幅の狭い林間コース、幅の広い超高速のフラットダートにジャンプセクションと言った多彩な１周６km弱のコース。
　フラットダートなど、音だけ聞いているとまるっきりロードコースに来ているような感じで、実際に走ってみるとストレートは100km/hオーバーなど当たり前！コーナーリング中も90km/h程の速度でテールスライドしっぱなしなんて状況です。はじめは怖くて仕方無かったですが、慣れてくるとそれなりに楽しめましたぜ～（ステアリングダンパーって必要かもと初めて感じました）。
　残念ながら今シーズンの予定は全て終了してしまいましたが、来シーズンも行われるとの事ですので、興味のある方は是非一緒に参加致しませう！

☆☆２００３年１０月２２日　マフラー来ました．．．☆☆

↑フルエキゾーストのつもりがこんだけでした↑

　先日注文していたハイエース用の例のマフラーが来たというので、取りに行ってきました。
　一説によると、フレキシブルパイプの後からフルエキゾーストでやってくるという噂を聞いていたので、「どうせマフラーが腐ってるし、ちょうど良いぜ～」とか思っていた店主としては、部品屋さんが倉庫から出してきてくれた現物を見て、目が点！なんとエキゾーストマニホールドから後の中間パイプ部分だったのです！ちょうどフレキシブルパイプの位置に触媒装置が取り付けられている形です。ががーん！これだけかよぉ～って感じで、コレでこの値段はボッタクリだぁ～！と思わずにはいられませんでした。って事は、腐りかけてるテールパイプも買わなきゃいけないって事ッスね～しくしく。でも、もう予算が無いので、取り外した時にでも一生懸命修理するつもりです。

↑フレキの代わりにこんな構造のジョイントが付いてます↑

　おもしろかったのは、上の写真のジョイントです。元フレキシブルパイプのあった場所に触媒が付いてしまったもので、その代わりと思われます。連結部がボールジョイント状になっており、それをバネで押しつけている構造です。こんなスゴイジョイント初めて見ました（って４輪の世界では普通なのかも）。しかしこんなので排気漏れは起こさないのでしょうか？どう見てもプレス物なのですが、実はスゴイ精度だったりして．．．。だから高価なんすかねぇ？

　しかし、あのステッカーを貼るには勇気が要るなぁ．．．．

☆☆２００３年１０月１０日　パンダちゃんリアフェンダー壊れる☆☆

　先日注文したハイエース号の酸化触媒付きマフラーの「付けるつもりで頼んであるけど、品物が無いのでまだ装着してないのよ」っていう内容の証明書が届いたとの事で、トヨタ部品供販さんへと取りに行ってきました。下の写真がその証明書です。

　なんでもマフラーが届いたら上の証明書は回収されるらしです。なんか無駄な労力ばかり使ってるよなぁー。こんな事がんばらなくて良いから、品物の回転が良くなるように何らかの手を打った方が良いのでは？って感じです。

　さて、午前中に上のような物を525に乗って取りに行ってしまったので、当然のごとく道草食いながら帰ったのは言うまでもなく、利根川の河川敷へと足を伸ばしたのでありました。
　以前に地元のお客さんから聞いていた、利根川の河川敷で泥んこバイクを走らせられる場所と言うのを確認してきました。教えてもらった現場付近に行ってみると、ちょうど走りに来ていた人達が居て、いろいろと教えて頂きました。１周５分くらいの結構広い所で、土、砂、草と路面状況もいろいろで結構楽しめそうな場所でした。枝道が多く、４輪も結構走っていたので、慣れるまでは結構怖そうなコースです。
　とりあえずコースの位置も確認したし、それでは次へとそのまま利根川左岸側をしばらく下って行ったのですが、やはり軽い泥んこバイクは楽しい乗り物です。堤防も草が短ければどこからでも上がり下がり出来るし、階段なども下って行けます（ホントはこんな事したらいけないんでしょうけどね．．．）。おお、コレがやりたかったのさ～、と一人で大喜びでした。GSでこれをやるには結構勇気が要りましたからねぇ。河川敷ツーリング、結構はまりそうです。
　と、調子に乗って河川敷の砂利道を良いペースで走っていると、バキっと良い音が響き、慌てて止まるとこないだもらったばかりの新品ピカピカ・まっ平らのナンバープレートがバカ者仕様になっていました。

　どうやらリアタイヤにフェンダーの先っちょが巻き込まれ、反り返ったフェンダーが勢いよく戻ってナンバープレートをひん曲げてしまったらしいです。せっかくのナンバープレートが．．．．、悲しすぎる～。しかもフェンダー自体も割れちゃってるし。
　ちなみに、このフェンダーの先端には反射鏡を取り付けてあったのですが、ちょっとした段差でやはりリアタイヤにひっぱたかれてアッサリと吹っ飛びました。どうもこのフェンダーは使い物にならないみたいですねー。何か別の手を考えましょう。

　と、パンダちゃんネタは順番が前後してしまいましたが、最新トラブルのご紹介でした～。

☆☆２００３年１０月３日　客寄せパンダちゃんの規制部品の数々☆☆

　最初におことわりしておきますが、下記の事柄は店主の自己責任において勝手に行っております事です。自動車は道路交通法を守って運行しましょう。

　さて、今回は我が店のＨＰネタ切れ防止の救世主＆客寄せパンダちゃんことKTM 525EXC-Rの排気ガス規制に対応する為の部品をご紹介いたします。

　この車体は、公的な諸元書上１６馬力という事になっております。なぜ５１０ｃｃもあってそのような事が実現するのか？どうやら日本の公道を走行するため排気ガス規制に対応すべく、スタンダードなものに比べて数々の部品を備えているようなのであります。
　ちなみに、新規登録検査を終え、晴れて登録を受けた後、試しにこの状態にて走行してみましたが、ハッキリ言って乗れたものではありませんでした。一応走りましたが、この状態ですとエンジンには熱がこもり、ステンレスのEXパイプがあっという間に真っ青になり、チョークを効かせないとまともにアイドリングすらしません。しかも相当に引っ張りきってからトップギアに入れないと失速しそうになってしまいます。環境に対応するには仕方がありませんが、現実は厳しいです。
　ともあれ、気になる部品の数々を紹介してまいります。

その１　スロットル開度

　ビックリするくらいスロットルが開きません！はじめに説明された時に思わず「盗難防止装置かなんかですか？」と聞いてしまった程スロットルが開きません。まずは圧倒的にスロットル開度をおさえる作戦のようです。その他、ジェットニードルが変更されております。
　しかしオフロードバイクに付いているＦＣＲっていろいろな機能が追加されており、店主の知っているＦＣＲとは別物のようになってます。

　
↑ピンぼけしちゃってますが、中央の六角柱がそれです↑

その２　吸気

　ものすごい立派なカバーがエアクリーナーエレメントに被さっています。このカバー、どこに穴が開いてるの？って言うくらい小さい吸気口が開いております。あれだけスロットル開度を規制してしまっては、これだけ吸気口を小さくしないとダメなんですかね？それとも騒音対策ですかねぇ？

↑外すとこんな感じになります↑

その３　排気口

　そして、これはお定まりの排気口面積の縮小化です。これは間違いなく騒音対策かと思われます。それとも吸気側も相当しぼっているので、それにあわせたセットになっているのでしょうか？
　ちなみにこの蓋を取ってしまっても排気音は相当に抑えられた感じで、決してうるさいという感じではありません（と、店主は思います）。

↑パンチングされたステンレス板で点付け溶接にて蓋をしています↑
外すのは結構大変です

　そして下の写真が取り外した対策部品の数々です。この品々で最高出力１６馬力、排気ガス規制クリアを達成しておった訳です。
　その他、目を引いたのは、クランクケースのブリーザーパイプがキャブのファンネルに接続されています。このエンジンは競技用とは言いつつ元々環境を意識した作りなんですかね？それとも最近のエンジンでは当たり前？ちなみに走行後にチェックした時はオイルの吹き返しがスゴイとかいう事は今のところ無いようです。ブン回したらどうなるかは解りませんけれどね。

↑対策部品の数々↑

　あと気になったには、フロントのウインカーがワイヤーハーネスから切り離せないようになっていたので、コネクターを付けて取り外せるようにしました。
　と、言うわけで、晴れてスタンダード状態となった525EXC-Rであります。　この状態で第８回アサマファンライドに参加して来たわけですが、そのご報告はまた次回。果たしてオーストリア人的オフロードバイクは如何に？乞うご期待！

↑リアフェンダーが無いですが、本国仕様（？）となった525↑

☆☆２００３年９月２４日　ＤＥ耐お手伝いに行ってきました☆☆

　昨日某誌のＤＥ耐参戦チームのお手伝いに行ってきました。
　当日は家を朝の３時半に出発。ご近所の編集長宅から車に乗せてもらいもてぎ入りいたしました。前日は絶対に遅れてはいけないと思うのと、起きられるかが心配でほとんど眠れませんでした。

↑スタート前、カメラの砲列からのフラッシュを浴びるスタートライダー溝○選手↑

　朝早くから用意していたにもかかわらず、スタート時間はあっという間に迫ります。店主はル・マン式スタートのマシン持ちとしてコース上に立たせてもらいました。自分が走るわけでもないのに、かなりキンチョー。お隣さんはＨ○Ｃのチームで、ウォーミングアップランでバイクが１周まわってくる手の空いてる間に話しかけられちゃったりしてなんか偉くなった気分でした。

↑スタート後、あわててシャッターを切りました↑

　このＤＥ耐というレースは、７時間の走行時間の中で、３Ｌずつの燃料を７回給油可能で、給油の際には１０分間ストップしていなければなりません。これがなかなか面白いルールで、ただ闇雲に速く走れるバイクでは燃料を使い切ってゴール出来ず、給油の回数が多ければ、それだけ止まって居なければならない時間が多くなります。いかに燃料の使い方を管理し、給油の回数を減らせるかが大きなカギとなるようで、ここら辺りの駆け引きが面白さを増していると思います。

↑途中こんな場面も！気持ち良いッス～！！↑

　お手伝いに行った某誌チームの作戦や戦況はというと．．．．、そのレポートは誌面にお任せする事に致します。とにかく無事故無転倒にて無事完走！自分も少しながらマシン作りに参加でき、それがコース上を疾走する姿は感無量でした。

　終始目をつり上げる事もなく、ほのぼのとした雰囲気の中レースは進行。楽しいイベントでありました。できれば自分でも走って見たいですね～。

☆☆２００３年９月１９日　本日のＭＹたんぼ☆☆

↑土曜日の大風で倒れかけてます↑

　本日のＭＹたんぼの様子です。コメツブも大きくなり、重たくなってきたらしくて立派に穂が垂れてきております。ここは日中ほとんど日が当たらなくなってしまうので、イマイチ本物のたんぼに比べて成長が遅いようです。
　ちなみに上にチラっと見えるのは「かかCD-ROM」です。そろそろスズメの襲撃に備えないといけません。付けていないと、コメツブをみんな食べられてしまい、あっという間にほうきのようされてしまいます。

☆☆２００３年９月１６日　第８回アサマファンライドに参加してきました☆☆

↑今回参加の皆さんです↑

　９月１３日・１４日と第８回アサマファンライドにCR250と525EXC-Rを持って参加してきました。１周23kmの林道特設コースが設定されており、締め切られた林道でレーサーに乗るという奇妙な体験ができました。対向車が来ない林道を走るというのはかなりエキサイティングで、いつもなら怒られはしないかと思いながら走るのに、今日は大手を振ってブン回しても怒られない変な違和感を感じつつ、心のどこかで対向車が来ないかとドキドキしながらコースを走ってきました。
　コースは土、石、ややガレとある程度路面状況が変化し、そこそこアップダウンがあります。一度走り出すと３０分は帰ってこれないので、車のセッティングを変更したいと思ってもなかなか出来ず、燃料の事をいつも頭に入れておかないとコースの途中で地獄を見る事になり、残量が微妙な時はかなりドキドキしました。長いコースだけに、ほとんど一人旅になってしまうので、つつき合いの楽しみは少ないですが、その分自分の走り方の研究が出来ます。なんと言ってもモトクロッサーで林道を走るという、考えた事はあっても実行出来なかった事を大手を振って出来た事がなによりインパクトがありました。おかげでとても楽しい二日間を過ごすことができました。このようなイベントを実行するには相当な苦労があるかと思い、R&Jインポートの小堀氏には感謝するばかりです。

　今回持って行くつもりの無かった525ですが、ギリギリで間に合ってしまったので急遽出撃となり、結果的にサスペンションとエンジンにはとても良い慣らし運転になりました。
　さて、525の印象ですが、一言で表すとかなりイージーにハイペースで走れるバイクです。
　最初は全く言うことを聞かずかなりへこみましたが、ちょっと調整してやると見違えるように走るようになり、かなりうひょひょ状態になれます。特筆すべきはそのサスペンションで、オフロードバイクのくせしてフロントブレーキをかなり引きずりながら楽々コーナーに入って行けて、まったく転ぶ気がしません。ひらひらと走れて、何だか自分が上手になってしまったかのような錯覚を起こします。エンジンは常時ブン回して乗らなかったのでまだ何とも言えませんが、高回転になるとかなり暴力的な加速力を見せます。

↑まだピカピカだった走行前の525↑

ブレーキも良く効き、コントロールしやすく、車体も軽い。最近のバイクは本当に良く出来ているなぁとつくづく思える一台です。今後買い換えなどを考えている方は、候補に入れても良いかと思います。

　今後もいろいろレポートしたいと思っていますので、興味のある方は楽しみにしていて下さい。

☆☆２００３年９月１１日　パンダ、笹（ガソリン）を食う！☆☆

↑箱詰め状態の図↑

　本日、やっと客寄せパンダちゃんこと525EXC-Rは脱皮の時を迎えました！結構いろんな人が見に来てくれたのですが、箱詰め状態で申し訳ありませんでした。
　さて、いざ箱から出そうと思ったのですが、どうやって出せば良いのかちょっと悩みました。車体を上に持ち上げるわけにもいかないし、箱をすっぽり上に抜くってのダメだしといろいろ考え、横部分を切り取って出す事にしました。しかし、一人で作業するには車体を押さえつつ段ボールを切るのも一苦労。腕を伸ばしてプルプルしながらなんとか両サイドを切り、ビニールをはぎ取ってやっと本体が外に出ました。よくよく考えると、こんな簡単な梱包でオーストリアから来るっていうのですから、よく無事だったものだと関心するばかりです。それにしても、デカイ段ボール箱と、下に敷いてあった木製パレットの処分が大変そうです。

↑やっと思いで引きずりだしました↑

　なんとか引きずり出し、組み立てを始めました。タイヤや外装は既に取り付けてあるので、ハンドルとヘッドライトまわり、ステップを組み立てガソリンを入れればOKです。その他、冷却水や潤滑油も既に入ってました。
　自動的に跳ね上がるサイドスタンドが何か恐ろしかったので、跳ね上げ用のバネを取り去り、ついでにすぐに折れるという噂のサイドスタンドの構造も確認しました。確かにアレでは折れても仕方無いって感じです。M8のキャップボルトで片持ち支持！一応カラーが入って面で受けているようにはなっていますが、ほぼボルトのせん断方向の耐力だけで支えている構造です。スタンドの付け根の金具もイマイチ頼りない感じですが、それはまぁ大丈夫でしょう。とにかく、スタンドの取り付け方はとっても頼りないので、ヘロヘロでも良いので、せめて両端支持できるような構造に変更したいと思っています。　
　車体の組み立て説明書などもちろん無いのですが、組み立てを進めて行くうちにどうしても理解できない構造の反射鏡が入っています。リアフェンダーに取り付けるのだと思うのですが、フェンダー側にそれらしき穴は一つ。対して反射鏡の裏には２個の突起が付いており、他に部品はありません。？と思いつつも、面倒なので、1.5mmのアルミ板を切り出してステーを作って取り付けてしまいました。後で車両を分けて頂いたトシ・ニシヤマさんに連絡した時に聞いてみたのですが、どうやら付属の反射鏡はこのモデルには取り付けられないようで、初期生産の物にはこのような事がたまにあるとの事です。次の便のモデルからはちゃんとしてるだろうと言っておりました。
　そんなこんなで、組み立て終わり、ＸＲから燃料をかっぱらってきて、いざエンジン始動！キュルキュル、ボボボボボボボ。おおぉぉぉぉ、セルフスタートだぁ～！オフロードバイクもエラクなったもんだぁ。

　このモデルは排気ガス規制をクリアするためにいろいろと小細工がしてあるのですが、紹介はまた次ぎの機会に。

　明日には陸運事務所へ持ち込んで登録出来る予定です。ギリギリセーフでしたが、あさってからのR&Jインポートさんが開催されるアサマファンライドにて客寄せパンダとしての本分をまっとうして頂く予定です。さて、何人落とせる事でしょう?!　うしししししし。

☆☆２００３年９月７日　客寄せパンダちゃんの正体！☆☆

　客寄せパンダちゃんの正体は何か？とのお問い合わせを数多く頂きありがとうございました。
　その正体は!?　何のことはなく、KTM社の525EXC-Rの04モデルです。このバイクは何かと言うと、お客様とお話するに当たり、やはり店主自ら数多くの経験を積まねばなるまいと思い（嘘、ただ欲しかっただけ）、極貧生活に更に追い打ちをかける事を覚悟で（本当）自分用にオーダーしてしまった物であります。自ら率先して遊ばねば人にも勧める事は出来ますまい（言い訳）、いろんな物に触れねば見識は広がるまい（言い訳）、自ら乗らねばお客様の気持ちは解るまい（言い訳）と考え、清水寺より１００万回飛び降りるつもりで購入してみました。
　しか～し、今はちょっと小忙しいので、未だ箱から出せず、フタを開けて上からのぞき込むだけなのでありました．．．．。

　だが、しか～し、早くも525を購入した効果か!?　本日250EXC-Rの注文を頂いてしまいました！恐るべし客寄せパンダちゃん。
　行田市のＮさん、ご注文ありがとうございま～す!!!!

　と、言うわけで、今後はこのバイクをネタに、岡本商店的オフロードバイク遊びを企画・展開して行きたいと思っておりますです。皆様もご意見・ご要望をお寄せ下さ～い。

☆☆２００３年９月６日　ＨＰ更新ネタ切れ防止新企画立ち上げます☆☆

　最近はすっかりＨＰ更新ネタがマンネリ化しつつあります。そこで、助っ人に登場願う事に致しました。

↑客寄せパンダちゃんカモ～ン！↑

　これを一人で降ろすのは大変でした．．．．。朝からフルパワーを出してしまったので、今日はもう使い物にならない店主であります。

　乞うご期待！

☆☆２００３年９月２日　NI○AN 2 Racingもて耐結果報告が届きました☆☆

　店主が育った地元の皆さんがもて耐に参加されました。結果は、３耐出場を果たすもスタート直後のアクシデントに巻き込まれ、リタイアとなってしまったようです。残念ながらバイクは大破してしまいましたが、人的被害は最小で済んだようで、何よりでした。

以下神○大先生よりの結果報告メール内容です。

なぜこのような事故になったのか？
○治の記憶ではスタート直後グリットが前のほうで押しがけ
スタートかエンストしたバイクを押しているところにバイクが突っ込み
その時にはじかれたバイクに○治と一台前のバイクが突っ込み
このようになったもようです。
奇跡的にも○治は全身打撲ですが骨折や頭を打たなかったのが良かったです。
しかしバイクのほうは使えるパーツはエンジンとバッテリーと前後パットぐらいでした。

↑最後はみんな笑顔。人が無事で良かったです↑

　レース直後の電話でスタートライダーを務めた○木大先生は、ものすごく怖かった、愛車が初転倒にして廃車になってしまったと嘆いておりました。そりゃ、こんだけ壊れるクラッシュに巻き込まれたら怖いどころでは無いですよね。
　今年はお手伝いに行けませんでしたが、来年は必ず行かせて頂きます。新しいマシン作りの際は、お手伝いできる事があったら何でも言ってくださいマシ。

☆☆２００３年８月３１日　岡本商店、車売る！☆☆

　最近は、「日記」と呼べる程度の頻度で更新できてるなぁ。自画自賛～。

　さて、本日は大安でお日柄も良く、岡本商店初の四輪新車を無事納車してしまいました！パチパチパチパチ。
　我が店の大スポンサー＠地主様より軽トラ整備をよく頼まれるのですが、先日乗用車が１台欲しいので手配して欲しいとの話を頂き、この日を迎えるに至りました。二輪車ですら新車は１台しか納めた事がないのに、いやはやオドロキです。仲介して頂いた東京都三鷹市のムラサワオートサービスさん（大変お世話になりましたm(_ _)m）より新車を受け取り、自走で帰って来たのですが、やっぱり人の新車を走らせるのは怖かったッス～。でも車屋さんになったみたいで、なんか嬉しかったッス～。
　先日などパソコンの修理の仕事もあり、もはやまさに「なんでも屋」状態の当店です。皆様なんなりとお申し付け下さいませ～（本気）。

↑ピカピカの新車ワゴンＲです↑
最近の軽自動車は素晴らしく良く出来てますね～

☆☆２００３年８月３０日　これが稲の花☆☆

　え～、ちょっと縦長で見づらい写真ですが、前回話をしました稲の花の写真でございます。

　こんな感じで、にょきにょきと出てきた穂に白い花がいっぱい咲きます。稲に花が咲くとは、鴻巣に来るまで全く知りませんでした。花が咲いてすぐに大雨や台風に当たると、花が散って受粉せず、同じ穂の中でも米粒になるヤツとならないヤツが出来ます。とても興味深いです。世の中には稲の花粉でアレルギーを起こす人もいるらしいですよ。
　しかし、気になるのは、以前植えたＭＹたんぼに比べて花が咲くには２週間くらい遅い事です。前回はこの時期既に米粒が膨らんで穂が垂れてました。これが冷害ってヤツなんですかね？

☆☆２００３年８月２７日　穂が出た！☆☆

　ここ３、４日暑い日が続いており、我が家のＭＹたんぼもここぞとばかりににょきにょき成長しております。そして、ついに一昨日から穂が出始め、今朝の写真が下のものです。

　昨日の朝には花が咲き始めた穂もあったのですが、昨晩スゴイ大雨が降ったので、すっかり散ってしまいました。朝の雨から一転、今日もそこそこ暑かったので、明日の朝には結構咲いているだろうと楽しみにしております。
　ところで、稲の花って見たことあります？店主はこちらへ来て初めて見ました。

☆☆２００３年８月１７日　過積載男現る☆☆

　我が学友みっちゃんは、夏休みを利用して和歌山前線基地より東北方面へ出撃したらしいのですが、途中でシートレールが折れちゃったとの連絡をよこし、１４日の夜過積載ＴＴで大雨の降る中登場！

↑修理を終えて出撃前のお姿↑

　見てのとおり、これだけは積めば折れるわなぁ～、って感じです。リアキャリアにベースとなる板を固定しており、ちょっと前までゴムバンドで荷物をしばっていたらしいです。それでは走行中に荷物が揺れるため、最近布のバンドでしっかりと固定するようにしたらしいのですが、それがアダとなり、モロにストレスが加わる事になったシートレールはあえなくポッキリと折れてしまったらしいです。とにかく１４日は１８時頃のご到着でしたので、状況だけ確認して修理に必要な材料と夜ご飯を求めてに近所のホームセンターとスーパーへ買い出しに出かけました。

　して、翌日。修理に取りかかった訳ですが、長きにわたりコキ使われたＴＴのシートレールはグニャグニャといろんな方向へ曲がっており、ちょっとはマシに見える程度にエイヤーとひん曲げ、折れた部分を溶接。
　下の写真を見て解るとおり、ＴＴのシートレールの右側はマフラー保護のためなのか左側に比べてはるかに丈夫な作りになっており、それにひきかえ左側はエアクリーナーボックス着脱のため一部ボルト止め仕様。そのためか、ずいぶんアッサリとした作りになっています。これでは、頑丈な右側のあおりを受けて左側だけグニャリグニャリとひねられ、また折れてしまうのは必至です。
そんな訳で突っ張り棒を一本追加する事にしたのですが、ストロークしてくるスイングアーム周辺部品を避けたり、着脱式にしなければならなかったりとちょっと面倒です。いろいろ悩んで、車載工具箱を捨て、そのスペースへ突っ張り棒を取り付ける事にしました。

↑補強として斜材を追加。シートレールは写真中央部辺りからポッキリ折れました↑
あまりの見事な折れっぷりに、目の前の物に気を取られ
すっかり折れた状態の写真を撮る事を忘れてしまいました．．．．

　仕上がりは上の写真のとおりちょっとバッチイです。青い塗料が無いので、とりあえずさび止めに黒い缶スプレーでｻﾞｻﾞっと塗装。そして、塗料が乾くのも待たずに組み立て、みっちゃんはまだ遠い家路へとついたのでありました。

　
↑みっちゃん、去る↑

・追記

↑見事に折れてます↑

　みっちゃんのお友達がわざわざ折れた事が発覚したキャンプ場での写真を送ってくれました。この後応急処置として、スパナーをワイヤーで縛り付け、無事に我が店まで走ってきました。以外としっかりしてました。スバラシイ！
　皆様も、出先で折れちゃった時にはお試しを．．．。（真似したくね～）

☆☆２００３年８月６日　倒立フォークのシール☆☆

　今週より急に暑くなり、ＭＹたんぼもやる気満々のご様子で、じゃんじゃん大きくなっております。

↑田植えより４５日齢↑

　さて、今回は我がモトクロッサーＣＲのフロントフォークの整備をした際のお話です。

　先日車体の隙間という隙間に泥がビッシリと詰まるような状態になる雨上がり直後のコースを走行したのですが、その日の後半よりなにやらフォークの動きが急に硬くなったような気がしてならず、しばらくフォークの整備もしていないのでこの機会にＯＨすることにしました。そして、取り外したフォークシールがしたの写真です。

↑シールのリップ部につまった泥の図↑
向かって左がダストシールで右がオイルシール

　このシール自体が４年程使って来たものなので、リップが硬化していた可能性がある事と、コースの泥の粒子が非常に細かいと言った条件もあるのでしょうが、ダストシールを越えてオイルシールのリップの中にまで泥が入っているのは初めて見ました。そういえば、今まで本格的に泥んこの中を走ってきた倒立フォークをＯＨした経験が少ないような気がしますので、もしかしたら倒立フォークにはフォークブーツが無い分こういったデメリットがあるのかも知れません。
　次にフォークオイルを交換するに当たり、４年使った（実際には２０時間程度しか走行はしていませんが）オイルの粘度がどのように変化しているかを見てみる事にしました。計測方法は、自家製オイル粘度計測器（謎）で、容器の下に穴を開け、容器を満たしたオイルが何秒で落ちるかを計測しています。

アウター側オイル	２２．５秒
インナー側オイル	１６．０秒
同銘柄新品オイル	１３．５秒

このフォークのインナーダンパーは完全に別部屋のダンパー室を持っており、そちらに入っているのをインナー側オイルと称しています

　以上の結果より、フォークのオイルは新品よりも硬くなっている事が解りました。色も新品よりちょっと濃くなったような色になっており、触った感じは硬いというよりトロミがあるような感じで、アウタ側よりもインナー側の方が色、硬さ共に新品に近い状態でした。これはアウター側のオイルの方が摺動面が大きいという事もあるとは思いますが、もしかしたらフォークシールを通過した泥がオイルに混ざり、それがトロミや色を付けていたのかも知れません。次の機会にはフォークオイルに土を混ぜて実験してみたいと思います。

　さて、組み上げて手で押した感じや実際に乗ってみた感じですが、確かに動き始めの引っかかる感じは少なくなりましたが、全体的にはあまり変化は無いようです。
　急に硬くなった感じは何だったのかと考えてみると、泥んこザリガニ状態で走っていた日の後半に、フォークが硬くなったように感じた事から、車体に付いた泥が落ちてきて車重が急激に変化したためとも考えられます。実際に燃料の残量によってもフロントフォークの印象がまるで違う事も体験した事もあり、おそらく走行中にフォークの印象が急に変わったのは、泥の落下により車重が急激に軽くなったためだったのでしょう。

　何はともあれ、激しい泥んこの中を走った後は、隙間という隙間に泥が進入することを思い知らされた作業でした。皆様も激しく遊んだ後には、気合いを入れた整備をお忘れ無く．．．。

☆☆２００３年６月２３日　MYたんぼ☆☆

　先週の金曜日より昨日まで田植え作業の手伝いを３日間やりました。長袖のシャツを着た方が楽だとは知りつつ、ついつい半袖のＴシャツいっちょでたんぼに出てしまい、３日間で我が両腕は完全被爆状態となり、ヒリヒリしてとてもツライです。好天に恵まれ良かったのかも知れませんが、それにしても暑い３日間でした。
　さてさて、去年は現在使っている作業場に移ってきたばかりで植えなかったのですが、実は店主もたんぼを持っていたりするのです！直径５０ｃｍ程の漬け物用の容器だったりするのですが．．．．。

↑今回で３回目のＭＹたんぼへの田植え完了の図↑

　今年はコシヒカリを植えてみました。これで茶碗に２杯ほどの米が採れます。毎日観察すると楽しいんですよ。

☆☆２００３年６月１６日　GSのクラッチトラブル☆☆

　今は昔、店主がまだサラリーメ～ン屋さんをやっていた頃、休日出勤の朝にチョロリと寄ったお店での出会いより早６年ちょっと。走行４万Ｋｍ弱の我がGS号は大きなトラブルも無く走って参りましたが、先日遂に５速で引っ張るとクラッチがズルズルと滑る現象を起こし、仕方なくクラッチの修理をした時のお話でございます。
　思い返せば４年ほど前より既にクラッチの異常は感じており、たまに滑る感じがしたり、荒い操作ではジャダーを起こしておりました。乾式単板クラッチってのはこんなもんだと思いこんでいた店主は、今回開けてみるまで一連のクラッチのトラブルはディスクの摩耗が原因だとばかり思っておりました。

↑左手前にころがっているのは、エンジンから後ろのパーツASSY↑

　新品クラッチディスクを用意し、いざ交換とばかりにエンジンから後ろはホイルすら外さずにアセンブリ状態でガバっと外し、お目当てのクラッチへまっしぐら。しかしクラッチのディスクは全然減っておらず、かわりにハウジングの中は妙にウエッティーなクラッチのカスだらけとなっておりました。なんと、ミッションの後ろ側のオイルシールから油が漏っており、それがクラッチのプッシュロッドを伝ってディスクに給油しておったという訳でございました。なので、クラッチ自体はまだ交換しなければならないほど摩耗してはおりませんでした。以外とクラッチの摩耗は気にする事は無いのか、長きに渡り、少しずつ給油されて摩耗が押さえられてきたのか、今となっては知る由もないのでありました。

↑スイングアームやミッションの大物を外すには簡単ですが↑
それを外せる状態とするまでがかなり大変です
ご自分でチャレンジなさる方は覚悟（？）が要りますぞよ

　そして、今回の犯人であったオイルシールですが、面倒な事にケースを割って中から作業しないと交換出来ない箇所で、結局エンジンから後ろは全て分解するハメとなりました。トホホ

　　
↑ミッションケース内と組みあがり状態↑
ちなみにミッション単体の重量は１５．６ｋｇ程

↑こんな感じで各部品をつないで行きます↑
見慣れた国産のバイクとは作り手の思想が全く異なる印象を受けました

　クラッチ交換後の乗ってビックリ！とってもギクシャク！！ギアのバックラッシュがとっても気になるようになりました。今までクラッチが良い感じに滑り、角の尖った動きは全て吸収してくれていたようです。ナチュラルトルクリミッターって感じでしょうか。そう言えば、ミッションの歯の状態もピカピカでしたし．．．．。もしかして、コレを機会に一気にいろんな所が壊れたりして（寒）。

☆☆２００３年６月３日　なんちゃってオーリンズ、その後☆☆

　４月２２日のネタでご紹介したフロントフォークのボトムケース加工のその後を見せて頂きました。
　すっかり化粧直しがおわり、車体に組み付けられた状態で見せてもらったのですが、あまりの印象の差にビックリです。ちなみにこのフォークはＴＺ１２５用のものだそうです。
　それなりにお代はかかってしまうかも知れませんが、これだけ良い感じに仕上がると大満足でお腹いっぱいって感じになりますよね。トータルで行わなければなりませんが、同じバイクでもお化粧直しをするだけでこうも印象が変わるものなのかと改めて感心するばかりです。こういう楽しみ方もあるんですね～。

　
↑切削終了時はコレでＯＫなのだろうかと思いましたが、化粧直しが終わってビックリです↑
パッと見はオーリンズの１００万円フォーク？

☆☆２００３年５月２２日　キャブバランサーなのかしら？☆☆

↑ついに開発（？）に成功！↑

　はてさて、コレはいったい何なのでしょう？
　実は３月に作製に失敗し、密かに改良を重ね続け（嘘）、ついに完成したキャブバランサーなのであります。な～んてエラそうな事を言ってますが、単なる負圧計と掃除機用アタッチメントだったりします。
　で、どのように使うかというと、下図のようにして使います。

↑多気筒用のキャブが手元に無かったので、単発用で撮影↑

　掃除機でキャブの吐き出し側より空気を引っ張り、吸い込み側に空気の流量を調節できるようにしたフタをかぶせ、フタに開けた穴より内部の圧力を計るというものです。これによりエンジンのコンディションに関係なく、純粋にキャブだけでバランスを取る事が出来ます。当初は吐き出し側の圧力だけで調整出来ないかと考えていましたが、空気の流量が多すぎ、キャブのバルブで制御した流量変化による圧力変動など微妙過ぎて計測できた物ではありませんでした。しかし、今回の方法ではかなり微妙なバルブ操作による圧力変化も読みとる事ができ、店主的にはかな～り満足な出来なのであります。もちろんこの負圧計でもアタッチメントを用意すれば、良くある４連バキュームゲージのようなエンジンの発生する負圧を計りながらキャブバランスを調整する事も可能です。（今度はそんなのを作るのも面白そうだなぁ）
　写真では負圧計が偉そうにマグネットベースに据え付けられていますが、そのような必要は全くなく、ただコロコロとひっくり返って見難くて仕方ないので、ちょっと固定しただけです。
　ちなみにこのような事をするために製品は世の中に数多くあり、わざわざ作る必要は全くありません。しかも、かえって高価な物になっちゃうし．．．．．。

☆☆２００３年５月８日　テスト結果？☆☆

↑へなちょこ走りの店主とＸＲ↑
決してサーカスの熊が逃げ出したわけではありません
携帯電話のカメラで撮ってもらいました

　昨日路上テストと言う名のツーリングへ行ってきました。前日の２２時頃までかけて滑り込みで作業を済ませたＸＲで、秩父より埼玉を縦断して雁坂トンネルを抜け塩山へ降り、奥多摩を通って帰ってきました。
　さて、今回サスペンションに大幅な変更を与えテストしてみたのですが、乗った感じはもはやオフロードバイクでは無くなってしまったようです。スタンダードよりフロントを140mm、リアを50mmストロークダウンとかなり大きく変更してみました。モロにフロント荷重で乗らなければならず、サーキットのような滑らかなところをを走るにはかなりよさそうな感じです。一方で公道を走るにはチト「その気」にならないと曲がって行かず、荒れた舗装路ではちょっと気を使います。足が長い時ののったり反ったりしながら、どこでもどんな乗り方もできちゃうぞ～って感じの方がお気楽で楽しい乗り物だったように感じました。もちろんセッティング次第でまだまだ印象は変わると思いますけれど。

　てな事で、オフロードバイクに１７インチのホイルを付けて走らせる場合、今までの自分なりのテスト結果を簡単にまとめますと下記のようになりました。（あくまで私見で、細かなセッティング抜きのおおざっぱなものでございます）

　・サスペンションは元のストローク量のままだとブレーキング時の姿勢変化が大きすぎておっかない（が、のったり反ったりしてとても楽しい）。

　・フロントだけストロークを落とした場合、スタンダード状態よりかなり改善！しかしブレーキング時のリアの跳ね上がりは変わらず、結果としてトレール量が著しく少なくなる事が原因と思われる急なハンドルの切れ込み現象が間々起こる（きっとスタンダード状態でも起きていたと思う）。

　・前後のストロークをドスンと落とすと、かなりハイペースでワインディングを走る事が可能となり、純粋にロードバイクのようになってしまう感じ。オフロードバイクのヒラヒラとした軽い感じは無くなり、また別の乗り物となってしまう事が判明（しかし、これはこれでとても楽しい）。

　ともあれ、一粒で何度もおいしい我がＸＲ（購入から１３年。モトクロスコースから、林道、サーキットまで幅広くコキ使われて参りました）。せっかくショートストロークにしたので、しばらくこの状態でいろいろ調整して楽しみたいと思っております。オフロードバイクの楽しみ方はかなり幅広いですね！

スタンダードよりフロント80mmダウンの状態

今回の状態
だいぶんペチャンコになりました
曲がっている時につま先が地面に擦れて結構ビビリました
ステップ位置も変更したいところです

☆☆２００３年４月２２日　ネタ切れですぅ～☆☆

　最近ネタ切れなので、ちょっと古い話ですが先日フロントフォークのボトムケース加工のお仕事を頂いた時のお話です。
　オーダー内容はお化粧直しで「パッと見ると削りだし風。全体的に加工面を作り、薄肉なので削りすぎない事」との事でした。最初はどう加工して良いやら悩みまくりの日々でした。ある時下の写真のようなインナーチューブを軸にしてサーキュラで角度を刻みながらの加工方法を思いついたのですが、物が長いのでベットに収まるかどうかドキドキ。コレで収まらないとヤバイなぁと思いながらセットしてみると何とかギリギリ収まりました。あ～、良かった。
　セットを完了していざ加工となるとやはり薄肉なので慎重に検討を進め、かなりビビリながら作業開始。「過ぎたるは及ばざるがごとし」という親方様のお言葉を思い出し、歯の後を誤魔化しきれぬであろう複雑な形をした部分は加工せずに終了～。

↑段取り９割、作業１割ってところです↑

　ご依頼主様はＯＫを出してくれましたが、本当にアレで大丈夫だったのでしょうか？？？

↑作業中と完成図↑
胴体はなんちゃってオーリンズ調
完成図のキャリパーブラケット部はシマシマに見えますが
細いエンドミルの歯先で平面を加工するとあんな感じになります
この後インナーチューブはメッキ加工、ボトムケースは塗装されるそうです

☆☆２００３年３月２７日　ＴＺＦ４００を見せてもらいました☆☆

　先日某誌編集長にお手伝いを頼まれ、同氏が長い間手がけてきたＴＺＦ４００号の組立を行ってきました。完成後に記念写真を撮らせてもらったところ、我がHPにて写真を掲載しても良いとのお許しを頂きました！編集長、ありがとうございます。

↑この時期マスクがトレードマークのＴ編集長です↑
（嘘です、スンマセン。店主には解りませんが、花粉症はかなりツライらしいです）

　今回は、車体や外装が仕上がり、お色直しのため全て分解されていたものを組み立てる作業でした。制作中の車体を見る機会がよくあったのですが、こうして全てきれいに塗装や表面処理を施すと、こうも印象が変わるものかとビックリするばかり。思わず眺め込んで作業が中断する事しばしばでした。

外装取り外し状態
　　　

外装取り付け状態
　　　　　　　　

　
↑外装を作製されたＩ氏とＴ編集長↑
構想が現実となり、デザイン画から現物を出現させ、
それに跨れたらどんな気分なのでしょう？

　う～ん、スゴイ！

☆☆２００３年２月２４日　５バルブだっ！☆☆

　今日は朝から白い物が混じった雨が降っていて、とっても寒いです。店主はちょっと風邪気味です。
　さて、先日より作業しているスーパーテネレですが、当初エンジンはヘッドカバーのオイル漏れの修理のみのはずでしたが、開けてみるといろいろ目につき、結局シリンダとヘッドは降ろす事となりました。現在ピストンやシリンダのサイズを含めた資料待ちで、その結果でシリンダの修理をするか否かを決定します。

　で、現在はヘッドの整備を進めております。外してみてハッとしたのですが、このエンジンは５バルブだったのですね～。ＹＺのヘッドで５バルブは見慣れてはいましたが、２気筒の５バルブは過去数回しか見た事が無かったので新鮮です。ってな事で写真を撮ってみました。（でもこのバイクは既に１４年前の物だったりして．．．。ヤマハってスゴイですよね）

↑カーボン除去中～↑

↑完成～↑

　ポートはバルブシートの座面部分にもの凄い段差があったので、カーボン除去のついでにちょっとだけ整形。バルブシートはカーボンをかじった跡がいっぱいで、きれいに取ってしまうとバルブが相当沈み込みそうなので、適当なところで止めておきました。

☆☆２００３年２月８日　スゴイです！やる気出ました☆☆

　早いもので今年も２月になっちまいました。このペースではアッという間に来年になりそうです（笑）。
　さて、今回はスゴイ写真を頂いたのでその紹介です。写真を下さったのは、千葉県の足立さんという方なのですが、ご自身でGSのヘッドライトのＨＩＤ化を行われたそうです。かっこ良く取り付けられており、思わずとん挫している店主のGS号ＨＩＤ化計画にも火を入れずにはいられない１枚でした。むむむ、早く作業を完了させるぞっ！　ってな訳で、無理を言って掲載の許可をいただてしまいました。

　足立さんこの度ありがとうございます！もしも道行くGSに乗った足立さんに向かって手を振ったり暴れたりしている者があれば、それは店主かもしれません。その時は他人のふりをして逃げ出さずに止まって下さいね。こちらへも是非遊びに寄って下さい！

↑足立さんのGS号です↑
う～む、カッチョイー。機能美にあふれてますネ
以下足立さんから頂いたメール内容です

ＧＳのＨＩＤ化をＤＩＹで行いました。四輪の部品をオークションで買ったためロービーム用と割り切り、
ＰＩＡＡのスポットをハイビームに、ＰＯＳＨのウインカーをポジションに使いました。バラストはシート下です。
長野高速の対面通行部分で相対速度320ｋｍ位ですれちがったり、
ちょっと秋葉原に自作用のパーツを買いに行ったりしても、
イッパツでばれて後で言われるんです。悪いことできません。

確かにイッパツで足立さんだとバレちゃいますね（笑）

☆☆２００３年１月２７日　ベンツのマフラー☆☆

　今回は友達の就ちゃんからマフラーの詰め物を作る依頼を受けました。この車はDTM等で走っていた車なのだそうで、就ちゃん曰く「トンネルに入ると自分のエンジン音しか聞こえない」との事で、ちょっと排気音を押さえたいとの趣旨です。

いろいろ考えましたが、てっとり早くテールエンドに詰め物をしてしまえと言うことになりました。しかし、どのくらい経を絞って良いのか分からず、まずは小さな穴を開けておいて、様子を見ながら徐々に穴を拡大して行こうという作戦です。

☆☆２００３年１月２３日　水漏れエンジンのなれの果て☆☆

　今回は今預かっている鎌ちゃんのKDX125のエンジンをOHするにあたり、新たな教訓（？）を得る事ができましたのでそのお話です。

↑鎌ちゃんが買ってきた通称「Yahooエンジン」↑

　このエンジンはヤフーオークションで購入したエンジンなのだそうですが、クランクケース内へ冷却水が漏れていたらしく、ミッションオイルを新しくしてもあっという間に真っ白になってしまいました。そこで、余っていた水漏れを起こしていない不動エンジンからクランクケースカバーごとごっそり移植して新しいオイルに交換したのですが、以前ほどではないにしろ、走行と共にオイルは確実に白濁して行くのです。「なぜだぁ～」と頭を悩ませ、きっとケース内のどこからから漏っているに違いないと決めつけ、かぱっとエンジンを割ってみました。結果、水の経路に全く問題は無かったのですが、ケース内がスゴイ事になっていました。

↑ミッションオイルと水が混ざる事により生成された物体「Ｘ」↑
クランクやミッションを抜く時にかなりふき取っているので
多分この倍の量は入ってました

　ミッションオイルと冷却水がブレンドされて、ドロドロの物体「X」が大量に生成され沈殿・積層しており、オイルを新しい物に交換しても、物体Ｘがオイルに溶けだしてあっという間に乳化していたと言う事のようです。あまりにドロドロと粘度があるためドレンボルトからはほとんど排出されなかったようです。クランクケース内にこれほどの物が溜まっているとは、サイドカバーを開けて見ただけではお釈迦様でも気が付くめぇ～って感じです（確かにサイドカバーの下にもちょっと溜まってましたが．．．．）。
　と、言うわけで、今回の教訓。冷却水がケース内に漏れるようであれば、サッサと修理してしまいましょう。あまり長期間放っておくとこのようになってしまう事もあるようです。

☆☆２００３年１月２日ハイエースの車窓からパート２☆☆

　ただ今秋田県の大内町にある、道の駅「はーとぽーと大内」におります。
　今日は男鹿半島を観光してきました。風が強く、時折吹雪き状態となり、入道崎という岬を見物した時にはそれはそれば寒い思いをしました。本日の道のりの路面状況は大半雪に覆われており、雪国に来たのだと実感しまくりの１日でした。
　明日はスタコラサッサと家路につく予定です。うぅ、もう眠いので寝ます。

↑男鹿半島の道↑
途中通れない道もありました
全面真っ白だと、すべて平面的に見えてしまい
風で飛ばされて来た雪が路面に厚くつもったところにつっこみそうになりました
実際目の前でふかふかの雪面に車がつっこむのを見てしまいました
スゲー恐ろしい２次元の世界です

☆☆２００３年１月１日ハイエースの車窓から（爆！）☆☆

　
↑途中寄った湯沢駅↑
山形、秋田はやはり寒い！
晴れている事が多かったのに、１日を通してずっと氷点下でした

皆様明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
　さて、ただ今店主は毎年恒例の車中泊☆正月貧乏旅行に出ており、愛車ハイエースの荷台でキーボードをたたいておる次第でございます。便利な世の中になり、ノートパソコンと携帯電話一つでどこからでもホームページの更新が出来る時代であります。「ツーレポ」のみっちゃんに負けじと、ライブ旅行記「ハイエースの車窓から」をお届け致します（きっと毎晩は大変なので今回だけだと思いますが）。
　一昨日の夕方家を出発し、昨日はスキーをしてから喜多方でラーメンをすすり、熱塩温泉というところでゆったり湯に浸かった後、道の駅「喜多の郷」で就寝。
　今朝はどこへ行くかも決めていませんでしたが、とりあえず北上開始。なんだかんだと山形県を通り越して秋田県に入り、地図の上の方に見えて来た男鹿半島を目指す事に決まりました。
　途中美味しい物を食べようときょろきょろしておりましたが、さすがは元旦！どこのお店もやってませんでした。それどころか、ガソリンスタンドもあまり開いておらず、給油できるのかドキドキしてしまいました。結局よさげなメシ処を発見出来ぬまま午後３時ごろに大曲市付近で嶽の湯という温泉を発見し、ちょっと早めでしたが本日のお風呂タイムを取りました。
　お風呂を出てから美味しいものを探しつつさらに北上を続け、結局なにも見つからず６時頃秋田の街に到着。秋田港のタワー（名前忘れてしまいました）を見物してから、近所のスーパーできりたんぽを買って本日のお宿、道の駅「しょうわ」に到着しました。
　明日は男鹿半島を見物です！

↑今夜の宴はきりたんぽ鍋↑
と、言いつつ、じつはただのインスタントラーメンに
はくさいとネギときりたんぽを入れただけ
しかし、スゲー美味しかったですヨ

☆☆２００２年１２月１６日カート初体験☆☆

　１２月１６日に仕事をサボって友達のカートに乗せてもらってきました。すさまじいとは聞いていましたが、あんなにスゴイとは思いませんでした。
　車体を押してエンジンをスタートさせねばならず、押してエンジンがかかったなと思ったら飛び乗るのですが、なかなかうまく出来ず、初っぱなプラグを１本ダメにしてしまいました。なんとかエンジン始動に成功していざコースインしてみるとビックリ！サスペンションが無いためハンドル操作がダイレクトに車体の挙動となり、操作した瞬間強烈な横Ｇが体を襲います。そのたびにアバラ骨にシートが突き刺さる感じです。体はシートに預けるだけとの事なのですが、とてもそれだけでは体勢を維持できず、ハンドルにしがみついてしまいました。おかげで１０分も乗らずに腕や腰が痛くなってもうヘロヘロです。が、つい楽しくてどんどん乗せてもらってしまい、次の日全身筋肉痛にはまいってしまいました。
　思わずマイカートが欲しくなってしまう楽しい１日でした！

↑今回カートを貸してくれたノリさんです↑
カメラを向けるとすぐにこのような表情になってしまいますが
普段はダンディーな良いオトコです。

☆☆２００２年１２月15日Ｖ－ＲＯＤがやってきた☆☆

　やって来たシリーズ第２弾、今度はハーレーのＶ－ＲＯＤです。オーナーはご近所にお住いの菊池さんです。じつは市内のお客様は初めてで、結構嬉しいかったりするのであります。なかなか地域に馴染めませんからねぇ。

↑V-RODとオーナーの菊池さんです↑
ピカピカでカッチョイーですね！

　あまりハーレーを間近で見た事が無いのと、新型水冷エンジンにばかり気をとられ、普通のカメラでバイク自体の写真を撮るのを忘れてしまいました（バカ）。インチサイズの工具を持っていないので困るかと思いましたが、今回の作業ではミリサイズの工具でOKでした。最近のバイクはみなミリサイズなのでしょうか？
　一度はこんなのに乗って大陸を走ってみたいですねぇ。んばばばばばばばば。

☆☆２００２年１２月６日９９８Ｓがやってきた☆☆

　４日間の出張から先ほど帰ってまりました。バスの排気ガス浄化装置の取り付けを手伝ったきたのですが、対象物のなにもかもがデカイデカイ。いやー、世界が違いましたね。
　で、出張に出かける前の月曜日にドカティ９９８Ｓの新規登録に行って来きました。下の写真はそのときの物です。なんつっても載っけている車より載っかってるバイクの方がかなり高額。積み込み時や運搬時にはちょっとドキドキしました。前日の晩にお客さんから預かり、検査と登録を行ってからそのまま返して来たので、我が店の地は一度も踏まずに９９８Ｓは帰って行きました（涙）。

　陸事の敷地内だけとは言え９９８Ｓの新車にちょっこっと乗れて、かなりご満悦の店主なのでした。

☆☆２００２年１１月２２日現地調査☆☆

　前回のネタであるデカイお客様は、ニホンヒキガエル（学名はBufo japonics）と判明。あースッキリした。情報提供頂きましたなおあきさん、ありがとうございました。
　さて、先週の１９日から２１日の出張ですが、友達の会社からバスの排気ガス調査の手伝いを依頼されました。決して遊んでいた訳ではありません。

　
↑即席バス排気ガス調査、撮影マシーン↑

　当初R1100GSを使うという話になっていましたが、店主がヘッドライト部分をバラバラにしたままだったため、リードを使う事になってしまいました。
　これに大の男二人乗りで、都内を走るバスを追いかけ回しました。レインボーブリッジも渡っちゃったりして、結構楽しかったですが、窮屈な姿勢での乗車とフルボトムしたリアサスのおかげでケツの痛みはたいそうなもので、それはそれは疲れる仕事でした。なにより朝の通勤時間帯の調査では、このバイクに二人乗り、しかも前にビデオカメラ後ろにあのプレートですから、駅前などを通過した際には街行く人の視線を独り（二人？）占めでしたさぁ～。
　毎日５時起きでしたぜ～！

☆☆２００２年１１月１３日デカイお客様☆☆

　前回のお話しましたＧＳのヘッドライトですが、未だ全く進展を見せぬまま１０日か過ぎてしまいました．．．。早くしないと、ツーリングに良い季節が終わってしまう．．（ってもうダメですかね？）。

　さて、昨日の夜の事です。家の前にすごくデカイ蛙が姿を現しました。辺りはすっかり暗くなってしまったので、良く観察する事が出来なかったので、とりあえず写真を撮っておきました（明るい所へ持って行けば良いと言う話も有りますが、ちょっとオソロしくて触れませんでした）。
　朝になり、もう一度良く観察したくて辺りを探しましたが、もう居ませんでした。(TnT)

↑一緒に写したのは単３電池↑
つつくと怒っているのか「フーッ」という感じの音を出しました。
何という種類の蛙でしょう？
どなたかご存知の方教えて下さい。

☆☆２００２年１１月１日ＧＳのヘッドライトをＨＩＤ化しよう！☆☆

　１１月になったら、急に寒くなったような気がしますねぇ。うー、寒い。
　今日はちょっと手が空いたので、前から滞っていたＲ－１１００ＧＳのヘッドライトＨＩＤ化作業を行おうと、作業場に引っ張り込んで来ました。しかし、ＨＩＤってのは、バルブ以外にもバラストとうパーツが付属します。しかもＨ４の上下切替タイプですので、さらにそのコントローラーまであり、合計２つの箱を取り付けなければなりません。空いてるすき間につっこんでしまうのは簡単ですが、そこはそれ。「どうしても、ライトレンズユニットの後ろのカバー内に納めた～いっ」と言う野望を達成すべく、あーでもない、こーでもないと思考錯誤中であります（ちなみに、今は同時作業中の折れてしまったウインカーステーの接着材乾燥待ち中です）。これがうまくいけば、全国４億９千万（？）のＧＳ乗りの皆様に喜んでもらえるに違いない！

☆☆２００２年１０月２９日スイングアームも載るのよ～ん☆☆

　８月に「普通の」旋盤とフライス（決して卓上の物が異常と言っている訳ではありません）がやって来ましたが、イマイチフル稼働するようなお仕事が来ません。皆様お仕事お待ちしておりますよ～。
　で、今日は篠ＰのＸＬＲスイングアームをちょこちょこっと加工するににフライスを使用しました。以前使っていた卓上タイプではこの手の物を加工しようと思うとかなりの工夫が必要でしたが、今やドンとそのまま載ってしまう事に感動を禁じ得ない店主でありました。すっかり自己満足の世界に浸りつつ、自慢する相手が居ないので思わず写真と撮ってしまったのであります。

☆☆２００２年１０月２２日今日はオサボリ☆☆

　最近はすっかり仕事がなくなってしまい、今は学生時代の友達である篠ＰのXLR制作をごゆるりと進めておる毎日であります。今はタンクとフェンダーの塗装に取りかかっているのですが、今日は久々の晴れ間が広がり、ご近所のみなさんは一斉に洗濯物やらお布団を干しに出しているので、さすがに溶剤臭を漂わせるのは気が引けたので、一日作業の手を止める事にしました。嗚呼、誰の迷惑にもならない広～い場所で仕事がしたいですなぁ。
　そこで、作業場横の自宅でもネット接続出来るよう（自宅の電話線を仕事用に作業場へとかっぱらってしまったのです）ＬＡＮケーブルを引っ張り回す工事をしておりました。ケーブルの先には無線ＬＡＮのアクセスポイントを取り付けたのですが、これが便利便利！通信速度は別として、結構距離があっても以外と届くんですねぇ。こんな事ならもっと早く導入すれば良かったです～。

☆☆２００２年９月１３日最近のお仕事☆☆

　最近すっかりネタ切れの感がありますので、最近いただいた仕事を紹介致します。
　今回はWR400のフロントブレーキ交換のお話です。取り付けるWR400はホイルを１７インチにしてあるもので、以前当店にてリアホイルリムも交換させてもらったクロさんの車体です。

↑ブレンボレーシングキャリパーと当店作製キャリパーｻﾎﾟｰﾄ↑

　さて、最初は取り付ける品物の選定です。この手のバイクに対向ピストンのような幅のあるキャリパーを取り付けようとするとスポークとの干渉が問題となります。そのため、フロントフォークのアウターチューブぎりぎりまでディスクをオフセットさせ（倒立フォークの場合はアウターチューブがストロークして降りてきた際に当たらない程度まで）、かつディスク径を大きくする事によってスペースを稼ぎます。正立フォークの場合かなりディスクをオフセットさせる事ができるので、そこそこ幅のあるキャリパーでも取り付け可能となりますが、倒立フォークの場合はディスクのオフセット量が稼げないため、かなり幅の狭いキャリパーでないとスポークと干渉してしまう事になります。少しの干渉であれば、キャリパーを削り込むという手もありますが、これにはかなりのリスクが伴うので出来れば幅の狭いキャリパーを選定したいところです。他の部品は、特に難しい制約もありませんので、予算と好み、使用条件によって選べば良いと思います。
　と、言うわけでディスクはブレーキングのステンレス製φ３２０、キャリパーはブレンボのレーシングを使います。最近はスーパーモタードブームなのか、足周りの部品もメジャーな車種であれば専用品が手にはいるようになり、この手の仕事もかなりお手軽に出来るようになりました（店主的には、インナーディスクも作らせてほしいのですが）。

　さて、部品を取り寄せて実際に取り付けです。まずはディスクを取り付けてアウターチューブとの干渉チェックです。

　　
↑アウターチューブを降ろしてディスクとの干渉チェック中↑

専用品といえども、オートバイ自体にかなりの個体差もありますので一応チェックしてみました。流石は一流どころのメーカーだけはあって、インナーチューブの保護カバーを付けた状態でも干渉は有りませんでした。スバラシイ！！（そのかわり、キャリパーの入るすき間は少なくなる訳ですが．．．．）

　お次はキャリパーの取付です。ブレーキング社は車種専用のキャリパーも用意していますが、今回はブレンボ製のキャリパーを使うので、これらに合わせてサポートを作製します。まずはディスクとキャリパーの取付位置関係の型を取ります。

↑取り付けたい位置にキャリパーを仮止め中↑

ディスクにキャリパーを実際に取り付ける位置に仮止めし、頭を尖らせたボルトをセットしてその位置関係をボール紙に写します。その後その型紙を元に図面を作製します。この時点でどの程度肉抜き出来るかなども一緒にチェックしてしまいます。ここまで来たら、もう半分以上出来上がり！後は実際に作製に取りかかるのみです。

　　
↑作製した図面を材料にケガキ、それに沿って切断します↑

作製した図面から元板に外形や穴位置などをけがき、その線に沿ってコンターマシーンで材料を切り出します。切り出し終えたらまずは穴開け加工。そしていざ切削！

↑ただ今肉抜き中↑

　フォークのキャリパー取付座面よりキャリパーの方が外側へオフセットするため、厚めの材料に表裏の両面加工が必要ですので、ちょっと時間がかかります。ドガガガガっと切削加工が終わるとキャリパーサポートイッチョアガリー！

↑やっと完成～↑

　
↑取付の図↑

　後は組み付けて、ブレーキラインを現物の長さに合わせて作れば終了です。今回はマスターシリンダもブレンボ製です！いやークロさん勇気ある～、お金持ち～！！

　皆様、機械は毎日遊んでおります。お仕事お待ちしてまーす。

☆☆２００２年８月２日害虫現る！☆☆

　　最近ＨＰの更新をサボっておりました。と、いうのも、大借金をして本物のフライスと旋盤を購入し、その手入れや周辺機材集めに奔走しておりました。やっと何とか使えるかなくらいの状態にはなりつつあります。皆様お仕事待ってます。

　さて、このところ大変暑い日が続き、虫達も大変活発に活動されておられるようです。近隣のお宅で害虫駆除の薬（バ○サンとかあの類の薬）を焚いたところがあるらしく、３日程の間に数匹の動きの緩慢な○キ○リが難民として作業場の隣にある自宅に現れるようになりました。アレは店主にとって世の中で嫁さんの次に怖しい生物であり、文字にして見るのも恐ろしい存在です。難民を受け入れても何の利もありませんので、我が家にも害虫駆除の薬を豪勢に３つも焚いてやりました。おかげ様でここ数日アレの姿を見る事も無く、幸せに暮らしていたのですが、行くあての無い難民は消えるハズもなく当然のように隣にある建物に現れたのです。そう、作業場に．．．．．．．。こちらにも薬を焚かねばなりますまい。しかしながら、あの薬の効果はかなり無責任だよなぁ。

トホホホホ。

☆☆２００２年６月２２日やっと納車完了☆☆

　ここ最近大変苦労して作ったRADIO FLYER用のタンデムシートを本日やっと納車完了いたしました。依頼主は店主の姪子なのですが、笑顔で鬼のような注文を出してくれます。しかも親の陰謀でタダ働きさせられました。

　試しに料金を計算してみたのですが、とてもこのおもちゃに出せる価格ではなくなってしまいました。お金だしてもこんなのが欲しいという勇気ある方には喜んで作らせて頂きます。興味のある方はパーツをご覧下さい。
　

　ではでは。

☆☆２００２年６月２０日以外とお手軽。ネジ修理「リコイル」☆☆

　今回は現在修理中のＧＬ号のキャブレターフロートチャンバのネジを修理するお話です。やっと修理の道具がやって来たので早速使ってみました。
　使用したのは、オーストラリア製のリコイルという会社のものです。M6とM8は以前から持っていたのですが、今回はM4だったので追加購入したというわけです。ちなみに、スナップオンバンセールスから6510円で購入しました（ボソボソ　結構来るのに時間もかかったし、高かったなぁ　ボソボソ）。キットになっており、他にタップのハンドルと下穴を開けるドリルがあればすぐに使える状態です。

　まずはキットに中に入っているタップを立てます。ちなみに、本来は指定の径のドリルで下穴を開けなければならないらしいですが、ボルトでめいっぱいネジをあげてしまえば、下穴を開けなくてもタップは立ちます（ご自身で作業される場合は、ちゃんと説明書にしたがって下さい）。ここが一番ハイリスクな作業ですので、慎重に行いましよう。
　

　タッブでネジを切ったら、今度はバネのような物（これをリコイルと呼ぶらしい）を挿入します。コレには挿入工具が引っかかるようにちゃんとダンクという取っ手が付いていて、挿入工具の溝にはめてねじ込んで行きます。

　で、挿入し終えたら、取っ手を折って取り除けば作業完了。ばねのような物がネジ山になってしまうのです。誰が考えついたか知りませんが、とても便利な物ですねぇ。

　合計８ヶ所のネジを修理し、キャブレターを組み立てる事が出来るようになりました。以外とお手軽に修理できますが、タップを立てる際にタップの角度を誤るとネジが斜めに入っていくようになってしまいます。また、タップの目を詰まらせて、新しく切ったネジ山をなめてしまうと万事休すとなってしまいますので、十分に注意して作業しましょう（って、誰に言っているのだろう．．．．．．）。

ではでは。

☆☆２００２年６月１１日タイヤチェンジャーとバランサーがやって来た！☆☆

　先日、とうとう我が店にも文明の利器＠タイヤチェンジャー＆タイヤバランサーがやって来たのでした～！今までは、さんざん苦労して手で交換したり、親方の機械を借りたりしてましたが、これからはもう大丈夫！４輪だってＯＫさっ！！　でも、どんどん作業場は狭くなって行くのさっ！

　さぁ皆さん、タイヤ交換＆バランス取りを致しましょう！バランサーのアダプターも揃えたので、ハーレーやＢＭＷ、片持ちのホイルもＯＫさっ。もちろんタイヤの在庫など有りませんが、オーダー頂ければ次の日には入荷しますぜ～。４輪用はちょっとお時間頂きますけどね。
　よろしくお願いしま～す！　　マジで、こんなもん買っちまって、フル稼働させないとやう゛ぁいッスよ～

☆☆２００２年５月２７日めでたい、めでたい☆☆

　昨日は、町田に住んでいた時の仲間の結婚式があり、披露宴に出席してまりました。親族以外は我が仲間達で、初っぱなから騒ぎまくりの浮きまくりでした。食事も美味しく、久しぶりに会った仲間と大騒ぎをしてとっても楽しい披露宴でした。めでたいめでたい。

　めでたいと言えば、あのツーレポを執筆していたみっちゃんも、ついに就職の内定を頂いたらしいです。いや、めでたいめでたい。６月下旬ころから静岡県東伊豆町民となり、民間企業の雇われ林業家としての生活をスタートさせるらしいです。これで岡本商店も伊豆前線基地を確保する事ができました。いやいや、めでたいめでたい。皆で襲撃に行きましょう！

　さて、我が仕事でもめでたい事がありました。三浦さんのＧＬのエンジン始動に成功いたしました！まだ調子が良いとは言えませんが、とりあえずエンジンが動く事を確認でき、一人大喜びをしております。いやいやいや、めでたいめでたい。

　
↑とりあえず、必要な物を組み付けてエンジンスタート！まだまだ現役ですぜ～↑

☆☆２００２年５月２４日ＧＬのスタンドとマフラー修理☆☆

　未だパーツリストすら来ない三浦さんのＧＬ１０００です。オーダーは受けてもらっているので、手に入るのは間違いないのであろうが、何時になったら来るのであろう．．．．。
　三浦さんＧＬ１０００号はセンタースタンドのストッパーが凹み、スタンドを立ててもリアタイヤが地面に付いてしまいます。タイヤが地面に付いてしまうだけならば良いですが、いざスタンドから降ろそうとしても、ちょっとやそっとの力では降ろせないのです。最初にセンタースタンドを立ててしまった時は、マジで泣きそうになりました。そこで、溶接機も復活した事だし、ストッパーに板を溶接して修理する事にしました。

　　
ストッパーが凹んでこんな角度までスタンドが寝てしまいます。こうなってしまうのは古いスクーターには良くありますね。
で、外して板を溶接する事にしました。

　５ｍｍの板を切り出して、ストッパーとフレームの間に噛ませて角度を調節してからバリッと溶接。その後、フレームとのアタリをサンダーで調節して完成！

　　
↑こんな感じで板をくっつけました。スタンドの角度は見てのとおり！↑

　さらに、マフラーの継ぎ目に空いてしまった穴を埋めて見ました。錆びて板が薄くなって空いてしまった穴なのですが、溶接して盛ってしまえば楽勝だろうと思っていましたが、これが大きな落とし穴でした。　

　　　
↑ＧＬ1000のサイレンサーです。スゲーごついです。ジョイン部にサビのため穴が空いてしまいました。
溶棒で盛ってしまえと簡単に考えたのは甘かった！

　いざ溶接を開始すると、余りにもサビが進行しており、板の厚さは無いに等しく、さらにサビた鉄がパチパチとはじけて線香花火状態で穴が広がって行くではあ～りませんかぁ～。うぎょー！甘く考えすぎてた～！仕方なくめいっぱい電流をしぼり、時間をかけてちょっとずつ溶かして行くハメとなりました。

　
↑何てコッター！錆びた鉄の溶接には注意が必要ですねぇ～↑

　とっても時間がかかってしまいましたが、なんとか穴をふさぐ事が出来ました。こんな場合は何か詰め物をしてなおした方が良い事が判明。皆様も錆びたマフラー修理には気を付けましょう。
　溶接部がパイプの内側に出っ張ってしまったので、そこを削りとって作業終了。これでキャブが組上がればとりあえずエンジンは始動可能状態です。

↑とりあえず組み立て～↑

　スタンドが直ったので、押して歩けるようにリアタイヤも組み付けました。後ろのブレーキ周りはまだ組み付けられる状態では無いので、代わりにスペーサーカラーを作ってつっこみました。前のブレーキもマスターシリンダーがイカれて油圧がかからず、全くブレーキが付いてない結構重たいＧＬ1000。センタースタンドから降ろす時や、押して歩くのは結構怖いです。
　早く走らせてみたいですねぇ。

☆☆２００２年５月２１日走る溶接機☆☆

　先週末こんな物を作ってみました。名付けて「走る溶接機セット」。移転してからず～っと溶接機は使えない状態となっていましたが、これにてやっと復活！三浦さんＧＬ号のマフラーやスタンドも修理出来ました。

　ウチの溶接機は元々ポータブルですが、やはりガス缶からは離れられません。そこでガスも一緒にキャスター付きの台に載せ、何処へでも持っていけるようにしました。電源の延長ケーブルも１０ｍあるので、外での溶接も出来るぞぉ。

　あ、こんな物でよろしければいくらでも作りますので、何か作りたい方はご一報下さいマシ～。

☆☆２００２年５月１６日なんとかなるもんだぁ☆☆

　さて、今回はちょっと変わった事をしたので紹介します。「電源」の作製です。

　　
↑うーん、その道の人が見たら笑ってしまう出来なんだろうなぁ↑
後ろに付いているのは、３端子レギュレータ用のヒートシンク代わりのアルミパイプ切れっ端

　バイクにアンプとスピーカーを取り付けたいというお客さんからの要望で、バッテリーからアンプを作動させる電源として作製しました。電気の事などさっぱりの店主は、勉強期間、材料集めも合わせ、これしきに２週間近くもかけてプロトタイプを完成させました。苦労した甲斐あってちゃんと作動しました。うおー、嬉しいぞ～、楽しいぞぉ～！ただいま連続作動テスト中！！どうやらこれは使えそうですぞぉ～。
　しかし、な～んも解らなくてもどうにかなるものですねぇ。最近の機械や部品はエライ！

　　
↑見事１２Ｖバッテリーから９Ｖを取り出す事に成功！が～はっはっはっは～っ！！　ただいま実機テスト中↑
1.1A以上の電流を取り出し可能とするのに苦労したッス

☆☆２００２年５月１４日マグホイル販売中止☆☆

　ハイポント製のマグホイルが生産中止となってしまったそうで、クラブ１．２製のターミネータ用マグホイルキットも販売中止となってしまいました。とっても良い品だっただけに残念です。

☆☆２００２年５月１２日エアコンがやって来た☆☆

　そう、それはとっても贅沢な品。ちょっとやそっとでは買えない品。と～っても高い品。そう！何を隠そう、我が店はイナバの物置にも関わらず、ついにエアコンを導入してしまったのですっっ！稼ぎもろくに無いのに、こんな物を買ってよいのか!? しかし、これで夏の暑い時もへたり込まずに元気良く仕事が出来ます。ボソボソ　仕事があればの話ですが．．．．．．　ボソボソ

　
↑来て見てビックリ！かなりデカイです。室外機なんて、かな～りデカイ！ちなみに室外機のとなりにちょろっと写っているのはR1100GSです。

☆☆２００２年５月９日初めて見ましたＧＬ１０００☆☆

　珍しいバイクを触らせてもらっているので、ちょっと紹介いたします。埼玉県の三浦さんから頂いたお仕事で、ホンダＧＬ１０００の修理です。店主は初めて見るバイクです。

↑うかつにも、修理に着手する前の写真を取り忘れてしまいました↑

　５年も寝かせてあったバイクらしく、結構スゴイ事になってます。それよりも、このバイクは非常に面白い造りで、シートレール下に収まっている燃料タンクを取り外すのに、この状態にまでしないと外せませんでした（もしかしたら、ここまで外さなくてもタンクを取り外せる必殺技があるのかも知れませんが）。おかげで、車体の掃除は楽になりましたが．．．．．。

　現在キャブレターの掃除まで完了しました。分解時にフロートチャンバのネジが脱落していたり、妙に軽いトルクで締め付けられていたので、何故だろうと思っていたら．．．．．。いざ組み立てる時点でひどい事が判明！がががーん、フロート室のネジ穴がほとんどアガリかけている！！どうりでしっかり締め付けて居ないわけだぁ～。4mmのネジ穴を直す道具は持ってないぞ～!!!と、言うわけで、本日キャブレターを組み立てる事は出来ませんでした．．．．．。作業の続きはまた来週です。

　果たして必要な部品は手に入るのか、だいたい既にオーダーしてあるパーツリスト自体いつになったら来るのであろうか!?。乞うご期待!!!

↑掃除が完了したところ↑
記念に汚れた状態を撮っておけば良かったなぁ

☆☆２００２年５月１日新工場お初のお仕事☆☆

　本日は、新工場になって初めての作業が完了しました。いつも大変お世話になっている最上さんのDTです。

↑　うぉ、かっちょいー！　↑

　作業詳細は最上さんの許可を頂いてないので掲載出来ませんが、かなりの作業量でした。組上がったDTを前にして、思わず二人して悦に浸りまくったのは言うまでもありません。最上さん、どうもお疲れさまでした。

☆☆２００２年４月２９日電気が工場にやってきた☆☆

　先日２６日に電気の工事と検査が完了し、はれて電気開通！これでやっと元の機能を取り戻しました。お待たせしている皆様本当にすみませんでした。やっと営業再開です。

　皆様お越しをお待ちしております。ボソボソ　が、お隣さんににらまれるので、コソっとお越し下さい。ボソボソ

☆☆２００２年４月１６日電気はまだまだ来ないらしい☆☆

　本日謎のオヤジ２名が工場の前に立っていました。何かと思ったら電気の配線工事の現地調査に来ていた人でした。そのオヤジ曰く、「電気が来るのは、早くても１週間以上かかるね」との事。がが～ん。

　工場の床のペンキは、本日もう一日養生するつもりでいたのですが、突然の雨に慌てて荷物を工場の中に入れてしまいました。だ、塗膜を厚くしすぎたのか、まだ養生時間が足りないのか、重たいものを載せると凹んでしまうのでした。(TnT)

↑床の養生中外に出された荷物たち↑
車は既に倉庫状態

☆☆２００２年４月１５日電気が来ないッス～☆☆

　移転してからお初の更新です。作業をお待ち頂いている皆様、大変申し訳ありません。今しばらくお待ち下さい。

　移転してからこっち、なにもかも思い通りに事が運びません。頭に来ます。まず、以前の場所からＲ１７をはさんで直線距離で４５０ｍほど離れた所にも関わらず、ADSLが開通しませんでした。おかげでISDNに逆戻りとなっております。
　そして、なにより作業場に電気が来ない！電気が来なければなんも出来～ん！！１０日に工事に来た関電工のおじさん達は、ご近所さんの思わぬ反対に遭い、すごすご引き上げてしまいました。現在電線経路再設計中との事ですが、音沙汰ナシの状態です。いつになったらウチの工場は稼働するのであろう．．．．．．．．．．．．．。

　で、余りある時間を有効活用すべく、工場の床に塗装が施されました。
東京都町田市金森のツシマ塗装様のご協力により実現致しました。近隣の皆様、塗装作業のご用命は是非ツシマ塗装様をお願い致します。

で、どのようになったかと言うと、このようになりました。

なかなかな物でございましょう。

☆☆２００２年３月２１日ちょっとツーリングに行ってきました☆☆

　千葉県の銚子へツーリングに行ってきました。メンバーは杉山さんと村上さんと店主の３人で、ホンダ、ハーレー、BMWとめちゃくちゃな取り合わせとなりました。本当に久しぶりだったのですが、天気も良くて最高に楽しい１日でした。

　ルートを全く考えずに集合場所だったR6とR16の交差点を出発しましたが、案の定途中から訳の分からない道を突き進む事になりました。店主の先導でGPS任せに進んでいましたが、途中から観光バスの運転手を勤める杉山さんの案内で無事に銚子へ到着。
　途中でお互いのバイクを交換したり道端にへたりこんだりと、道草食ってばかりいたので１３時過ぎの到着となりました。お昼は海の幸を腹一杯頂いたのですが、バカ話に夢中になっていたら１５時になってしまいました。村上さんは魚屋さんでおみやげのマグロとハマグリを買い込み、無謀にもハーレーのタンデムシートにでっかい発泡スチロールの箱を縛り付けようとしているので、無駄にデカイ店主GSのリアキャリアに積んで参りました。
　帰り道は東関東自動車道でアッという間に帰ってきてしまい、行きにかかった時間はなんだったのだろうと考え込む始末。店主は村上さんにお願いして、高速道路でもハーレーに試乗させてもらいました。最初はどこでバイクをホールドすれば良いのか解らず恐怖を感じましたが、慣れてしまえばとても快適なバイクでした。いや、良い経験をさせてもらいました。

　杉山さん、村上さん、また行きましょう！

↑村上さん（左）と杉山さん（右）↑

　今回ツーリング中にGPSレシーバで記録したトラックデータです。地図ソフト「プロアトラス」をお持ちの方はログの再生が出来ます。ファイルは圧縮してありますので、解凍してご使用下さい。

銚子ツーリングトラックデータ（tyousi.lzh　30KB）

　トラックデータの再生の仕方は、プロアトラスのメニューの「GPS」の中の「GPS開始」をクリック。GPSドライバの窓が開くので、その窓のメニューの「ログ」の中の「再生」をクリックし、ダウンロードした「銚子.log」を選択して下さい。ログの再生方法という窓が出ますので、ＯＫを押してもらえればログの再生が始まります。
　良く解らない場合は、メールにてご質問頂ければお答え致します。

☆☆２００２年３月１３日クシタニ特価品情報更新！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＆ツーレポのみっちゃん最新情報入手！！☆☆

　クシタニ特価品情報を更新しました。こちらはなかなか出物が無かったので、本当に久々です。クシタニ川口店の金子社長のご厚意で実現しております。川口周辺の皆様は、是非川口店に遊びに行って下さいネ。今回アップした品以外にも多数特価品がございます。そちらも数日中にアップ予定です。特価品は早い物勝ちですよ～！

　ツーレポ執筆者でおなじみにみっちゃんですが、しばらく音沙汰が無かったのでお水の花道をばく進中かと思いきや、ななななんと今度は林業に手を出したとの情報です。詳しくは良く判りませんが、本格的就職活動の再開と称し、とあるセンターにて「新規林業事業者の事前研修」というのを受講してきたらしいです。どうなることやら．．．．．．．。同センターの山のおねーちゃん（店主勝手に命名）ことＫさんにお願いして写真を送ってもらいました。Ｋさん本当にありがとうございました。

お詫び

みっちゃんの研修先の会社名および写真を送って下さった方の実名を
許可を得ずに掲載し、関係各位には多大なご迷惑をおかけしてしまいした。
大変申し訳ありませんでした。今後このような事の無きよう努めて参ります。
謹んでお詫び申し上げます。

↑講習中のみっちゃん↑

☆☆２００２年２月９日 GPS－Ⅴの使い心地　その２☆☆

　先日ちょいと新宿に用があり、朝の渋滞にはまりたくなかったのでREADで出かけてみました。その際にＧＰＳレシーバも載せて行ってきました～。
　店主は東京の町田と言うところで育ったのですが、当然のごとく都内の道など全然判りません。しかも、超方向オンチなので、決められた時間に新宿の目的地にたどり着けるかとても心配だったので、入念に下調べしてから出発しました。

　まずは愛用の地図、ツーリングマップル＆パソコンソフトのプロアトラス２００１とにらめっこです。走る道が判ったら、こんどは曲がるポイントや周辺の駅や橋などの目標になる位置をプロアトラスから拾い出してGPSレシーバへ登録していざ出発！

　昔使っていたＧＰＳ３８では都内のビルの谷間では役にたちませんでしたが、流石は新型！GPS-Ⅴはアンダーパスや首都高の下の追い越し車線でたまに衛星をロストするくらいで、都内でもバッチリ測位し続けておりました。正直ＧＰＳレシーバをバイクに付けて都内を走っても、すぐに衛星をロストして役にたつとは思っていませんでしたが、これならば位置はいつでも判っているし、下調べを入念にして曲がる場所や目標位置を登録していったおかげでとっても便利でした。慣れない都内の道も、次に曲がる場所までの距離が判るので、近くに行くまで道の事は気にしないで走れます。おかげで、迷う事なく無事新宿に行く事ができました。

　今回もガーミン社のマップソースの道路情報はまったくアテにならない事を再確認しましたが、前もって情報を入力しておくことにより、かなり使える事が判明しました（が、その前もって情報を登録しておくことが面倒なのですが．．．．）。あらかじめ登録してあるポイントを通過する順番に並べてルートとして登録し、そのルートをなぞって走る事も可能です。これならば、ツーリング計画を立てる際にルートを登録しておき、カーナビちっくに使う事もできそうです。次に曲がる場所までの距離が判っていれば、近くに行くまでは周りをキョロキョロと見回す余裕が生まれて楽しいツーリングができそうです。ただし、想定したルートを外れてしまえばあまり役には立ちませんが．．．．．．．。
　しかしながらGPSレシーバはルート情報だけでなく、その場の標高や現在のスピード、走行距離なども知ることができ、いつもの慣れたツーリングルートにも違った要素としてひと味加えてくれること間違いなしです。また、不便な物を使うという楽しみもあるのではないでしょうか。

↑見にくいですが、赤いラインが走った軌跡です

　上記の画像は、今回の鴻巣－新宿間の軌跡（トラックログ）をプロアトラス上に表示させたものです。実際に地図上を走らせる事もできます。ツーリングから帰ってきた後に、何処を走り回ってきたのか地図上で確認できればまた楽しみが広がりますね。
　次回は地図ソフトからGPSレシーバへ情報を登録したり、GPSレシーバからログを取り出したりする方法を紹介したいと思います。

　ではでは～。

☆☆２００２年２月６日ほんの出来心でした．．．☆☆

　それはほんの出来心で始まりました．．．．。店主はガキの頃からなぜかスクーターが大好きで、あちこちスクータで出かけておりました。購入から早くも十余年．．．．、塗装はハゲて大変バッチくなってしまってはおりますが、我が１ｓｔバイク（ちなみにGSは2nd）としてREAD ９０が今なお我が家に君臨し続けております。最近でも２段ロケット作戦（車で出かけた先にバイクを持って行って乗りまわす事を勝手に２段ロケットと呼んでいる）で、ある時はサーキット内の移動用、ある時は嫁さんを乗せて草津温泉巡り、ある時は都内でお買い物と、広範囲を移動する事多いのです。そこで、思わず考えてしまいました。これにもＧＰＳレシーバが付いたらさぞ楽しいだろうなと．．．．。

　で、作ってみました。

ばば～ん！　きっとみんなはアホだと笑うだろうなぁ．．．．．

　では、ちょっとご紹介。

う～ん、バッチイなぁ～

　まずは「顔」をはずして中のスペースを確認します。幸いにもかなりのスペースが空いていました。取り出し方法をあれこれと考えて、ハンドルバーの付け根部にマウント金物を溶接し、そこからステーを延ばす事にしましす。ステーを出したい位置にウインカーリレーとそのステーがありましたが、これは邪魔なので取っ払ってしまいます。

　　
こんな物を取付しました

　で、マウント金物から既存のパーツと干渉しないようにステーを目的の位置まで延ばして行きます。既存のパーツ付けたり外したり、結構手間がかかります。
　そして完成したのが下の写真。

　外したウインカーリレーを別の場所に取り付け、「顔」に穴を開ければ加工作業完了。あとは、レシーバーのマウント部に衝撃吸収材を貼り付けて完成！！
　こんな感じになりました。

　　
う～ん、カッチョイ～（爆）

　　　
レシーバーが載っていない状態。コレで走るのはコッパズカシイ～。普段は外しておきましょう。

　レシーバが載っていないと、ホバーパイルダー無しのマジンガーＺのようでちょっと恥ずかしい．．．（コレを付けてる事自体十分恥ずかしいけど）。なので、普段は取り外して乗りましょう。5mmのアーレンキーを使用し、ボルト２本で簡単に着脱可能です。

　最近は大排気量のスクータも増えてきており、ツーリング先でも見かける事が多くなりました。結構需要があるのでは（と、密かに期待しております．．．．．）。しかしＲＥＡＤにはスペース的に余裕があったので、わりとすんなり収まりましたが、最近のスタイリッシュなスクーターだとこうは行かないかも知れないなぁ（と要らぬ心配をする店主）。でも大排気量のスクーターなら、ハンドルバーのマウントが普通のバイクみたいになっているのが多いので、こちらは今まで通りの方法で取り付けできそうなので簡単そうですね。

　こんなバカな事は誰もやってないだろうから、きっと世界初に違いない！勝手にそう思い込み、超自己満足の世界に浸りつつ今回はこれにて終了。

☆☆２００２年２月５日掲示板設置しました☆☆

　ご無沙汰しておりました。今回掲示板を設置してみました。これから皆さんと楽しく有意義に使っていければと思います。２３時以降はサーバが混雑してつながりにくいみたいですが、イライラせずに使って下さい。

書き込みよろしくお願いします！！

掲示板はこちら～

☆☆２００１年１２月３０日 GPS－Ⅴの使い心地　その１☆☆

　今回はGPS－Ⅴの使い心地をレポートしたいと思います。
　まずGPS－Ⅴは以前店主が使っていたＧＰＳ３８と比べて圧倒的に衛星からの電波を受信する性能が上がっておりました。説明書によればＧＰＳ３８はシーケンシャルタイプ８チャンネルの受信機なのですが、GPS－Ⅴはパラレル１２チャンネルとなっております。難しいことは良くわかりませんが、ＧＰＳ３８は林道など木陰に入る程度で衛生からの電波を受けられなくなってしまう事も良くありましたが、GPS－Ⅴはガソリンスタンドの屋根の下でもカスカスな受信状況ながらもちゃんと測位を続けられる程の性能でした。これにははっきり言って驚きでした。たとえスタンディングでレシーバーの上に覆い被さるようにしても、全く問題なく受信しているのです。当初は外部アンテナも付けようかと考えておりましたが、これならばその必要もなさそうです。
　これだけ衛星からの電波を捕捉する性能が高いのですから、電源を入れてからあっという間に測位を開始します。そしてなにより橋の下やアンダーパス、高架橋の下に入り込みたとえ衛生からの電波が受けられずに測位を停止しても、ちょっと空が開ければたちまち測位が開始されます。これは感動的です！！まぁ、最近の機械はみなこんな感じなのかもしれませんが、６年前の機械をずっとつかってきた店主にとっては衝撃的に思われるのでした。
　そして、いろいろな情報を表示してくれる液晶画面なのですが、細かい文字もハッキリと見やすくとても良いです。以前村上さんからお借りしたＧＰＳ２＋というモデルから比べても歴然とした差を感じます（このＧＰＳ２＋と筐体の外寸は同一のようでしたが、操作ボタンのストロークや押し心地は向上しているように感じました）。バックライトも明るく、しかも２０段階で明るさの調整ができます。スピードや走行距離、高度と言った各種表示項目も大抵変更可能で、知りたい情報を画面上に複数表示させる事ができ、かなり細かくカスタマイズする事ができるようです。この辺だけをとってもやはりお高いだけの事はあるようです。

次回は店主がどのように運用しているかをご紹介しようと思います。

☆☆２００１年１２月２０日こんなかんじで作ってます☆☆

　今回は新しくやってきたGPS－ⅤをＲ１１００ＧＳに取り付けるためのホルダーを作るので、どんなかんじで作っているのかをちょいと紹介したいと思います。
　まずは、なにはともあれ品物と取り付けるバイクを眺めながらあれこれ考えます。どこに取り付けると使いやすいか、取り付けた事により他の機能に障害はでないか、などをいろいろとこねくり回して考えます。で、大体のイメージが浮かんできたら、寸法測定を行い、図面を作製します。単品作製において図面をおこすのは無駄なようにも思えますが、以外とここで問題を発見することができ、また作る品物のイメージがよりはっきりしてきます。展開図面を出力し、紙の模型を作ったりもします。それに板物を切り出す際には展開図が型紙として使えるので、材料に寸法を拾いながらケガくよりはだいぶん楽ですし、なにより材料の節約に大きく貢献します。
　さて、いよいよ実物作りに取りかかります。展開図を平板に貼り付け、ポンチで角のポイントを落として行き、ポイントとポイントを線で結べばケガキは終了。後は材料をコンターで切り出し、バリ取りや微調整を行います。材料の切り出しが終わったら、必要な位置に穴開け加工をします。今回はスリット状の穴を開けたかったので、フライスも使いました。これが終わると曲げ加工です。結構これが大変な作業で、なかなか思うとおりの位置と角度に曲げられません。時間がなくて加工作業や途中の写真が撮れませんでしたが、加工が全て終わった状態の写真が下のものです。

　次に、ハンドルクランプ上に取り付けるためのスペーサカラーを作り、ボルトも長いものに交換します。そして、車体に仮付けして二つの部品の最終的な溶接位置会わせを行い、えいえいと溶接します。後は磨いて完成なのですが、溶接直後はアルミ自体の硬度がまだ戻っていないせいなのでしょうか、いまいちピカリ具合が良くないので、しばらく時間をおいてから磨きます。
　最後に衝撃吸収用のパッドを切り出し、貼り付けて完成です。

　と、簡単に説明して来ましたが、これが結構手間のかかる作業で、やはり丸一日以上はかかってしまいます。もうちょっと速く作れないと商売にはならないなぁ．．．．．．．。(TnT)

　取付具合は下の写真のような感じです～。電源もバッテリーから引っ張りました。我ながらなかなか良くできました（またもや自画自賛）。今回液晶画面は店主が座るとちょうど真正面から見るような角度に設定したのですが、実際に使ってみるとやや上を向くように取り付けた方が全体的に見やすい事も解りました。特にスタンディングを多様するバイクにはなおさらのようです（スタンディング状態で走行しているような時にGPSレシーバなど見ないかもしれませんが．．．．）。好みによると思いますが、次回作製への反省点とします。
　やはりバイクには、横置きができるGPSレシーバの方が取付する際の収まり具合も操作性も良いように感じました。後は代表的な機種としてeTrexシリーズがあると思うのですが、是非そちらも実験して見たいですねぇ。どなたか人柱となって下さる方、お待ちしておりま～す。
　GPS－Ⅴの使い心地はまた後ほど。

☆☆２００１年１２月１３日 GPS－Ⅴがやってきた☆☆

　我が店に米国ガーミン社の新型ＧＰＳレシーバGPS－Ⅴ（ファイブ）がやってきました。今まで使っていたＧＰＳ３８の調子がいま一つよろしくないので、思い切って新しいものを取り寄せました。

　GPS－Ⅴはパッケージに電源とデーターケーブル、車載用ホルダー、米国のマップソースが含まれており、これからハンディーＧＰＳを使って遊ぼうと思っている人には至れり尽くせりのパッケージングです。
　このモデルは地図も表示可能で、どうやら米国内ではカーナビのような使い方が可能なようです。ちゃんとルート案内を道に沿ってしてくれるそうです。ですが、当然ガーミン社が極東の島国用にルート案内も可能な専用の地図を作ってくれるはずもなく、その機能は宝の持ち腐れとなるわけです（まぁ、日本国内においては地図が三次元的に表示される程のカーナビというものが存在しますからねぇ）。
　そんな訳でGPS－Ⅴの目玉機能であるルート案内は使えませんが、ワールドマップというマップソースを購入すれば日本国内の地図も表示可能です。と言うことで、ワールドマップも同時に取り寄せてみました。
　どんな感じはまた後ほどご報告いたします。

☆☆２００１年１２月７日寒かった！☆☆

　最近あまりにも暇なので、GS用のナックルガードのテストを兼ねて草津温泉へ行って来ました。
　ビックタイプナックルガードのテストという事で、普通のオフロードバイク用のグローブ一枚で行ってきました。結果は、ノーマルの時は手が完全に冷えきってしまうと掟破りのグリップヒーターもあまり効果を発揮しませんでしたが、今回は見事復活！冷え冷えの手もグリップヒーターで復活可能である事が解りました。思わず自画自賛！！条件はかなり過酷で、道路の温度計は２℃をさしているところもありました。今回のナックルガードは結構効果があるのかも．．．。

草津温泉周辺での写真です。雪が降っていました。
　

当然温泉に入ってきました。
左が白旗乃湯、右が関乃湯。無料温泉です。

ついでに上記湯の場所を測位してきました。

・白旗乃湯
　N 36^37'10.63" E 138^35'57.89"
・関乃湯
　N 36^37'13.37" E 138^35'55.54"

☆☆２００１年１１月１５日　やっと完成！ナックルガード☆☆

　BMW　Ｒ１１００ＧＳ用のナックルガードを作り始めて早１ヶ月以上。最初におこしたビックタイプ用型の形はサイド部分の剛性が足りず、３～４日すると樹脂が固まる際の内部応力でとくるくるとカールするようにつぶれてしまいました。その後同じ型（１号）に張り込むマットの量を変えたり、固まる間添え木をするなどしてみましたが、結局この型１号の形ではある厚み以上にしようとマット張り込むとどうしてもまるまってしまう事がわかりました。仕方なくデザインを大幅に変更し、サイドの部分に剛性を持たせるような形にした型２号をおこし、その後数回の修正がはいり型３号で今のビックタイプのナックルガードが完成しました。あ～、しんどかった。
　作業中は夢中でやっていたので、すっかり制作途中の記録をとるのをわすれてしまいました。また別の機会に制作過程などをご報告できればと思っております。
　次回はＲ１１００ＧＳのフロントフェンダーを作ってみるつもりです。
　
　

↑左が縮んだもの、右が元のサイズ↑

☆☆２００１年１０月３０日　リンク貼ってもらっちゃいました☆☆

　当店がいつも樹脂材料などを分けて頂いている（有）大一化学さんのＨＰに当店ＨＰのリンクを貼って頂きました。同社代表の高瀬さんにはいつも大変お世話になっており、その上相互リンクをとのお話を頂いたのですが、当方のＨＰにはリンクのページを設けてりませんでした。現在当店バナーとリンクページ等を用意すべくＨＰの改造を進めておる最中であります。高瀬さん相互リンクまでは今しばらくお時間下さい。ありがとうございます。

☆☆２００１年５月９日　嗚呼、やっとこ独り立ち☆☆

　長きにわたりウィークデイは親方の所へ出稼ぎに出ておりましたが、この度やっとこさ独り立ち致しました。これからは今まで以上に皆様にお世話になると思いますが、よろしくお願い致します。
　何でもやります！お仕事依頼待ってま～す。

岡本商店ホームページ
mail okamochi@din.or.jp
電話／FAX　048-543-6805
携帯電話　090-8505-9434