自虐プレイ開始

↑トランス見ション分解ちうの図 パかっとな
↑トランスミッション分解ちうの図 パかっとな

引き続き、R1100GSの作業ちう。
インプットシャフトの前側のオイルシールからの
油漏れと判断しまして、トランスミッションを開けました。

 

↑面取り完了~の図
↑面取り完了~の図

自分のですから、思っクソ手抜き作業。
ミッションオイルさえ抜きませんが、何か?

とはいえ、余計なトコロからオイル漏れを起こしては
恥ずかしいので、ケースの合わせ面のお掃除は頑張ります。
ついでに、粉まみれにしても大丈夫なカバー側は、
ヌルい面取りだったので、割とガッツリ作業し直し。

 

↑外したオイルシールの図 特に問題なさゲ
↑外したオイルシールの図 特に問題なさゲ
↑シャフト表面の図 磨いちゃった後ですけど
↑シャフト表面の図 磨いちゃった後ですけどスジがハッキリ見てとれます

このトランスミッションは、遙か昔に自分で組み直しておりまして、
今回のオイル漏れは自分の不徳の致すところであります。
で、何で漏れちまったのか考察の結果、オイルシールリップとの
摩擦でシャフトに刻まれてしまった溝があるにも関わらず、
新しいオイルシールをほぼ以前と同じ位置を再現して打ち込んで
しまった事により、シャフトとシールのリップの当たりがイマイチで
隙間が開いちゃっているのではないか、というストーリー。

 

↑シールドライバー作成ちうの図
↑シールドライバー作成ちうの図 1mm余計に突っ込みます
↑シールインストールちうの図
↑シールインストールちうの図

で、新しいオイルシールは用意してあるのですが、
組んであったシールも特に問題が無いように
見えるので、オイル漏れの原因検証として、
組んであったシールを再使用してみる事に決定。
シールの裏側の空間には余裕もあったので、
シャフトとの当たり面を変える為、打ち込み深さを
1mm奥へ移動。さー、どーでしょう?
自虐プレイ的な非効率な事のように思えるでしょうけど、
時間以外に何も失う物は無いし、自分のノリモノでないと
こんな検証実験はなかなか出来ないですからねぇ。

ところで、ミッションのオイルシールは、リップが螺旋状に
なっていて、回転方向が指定されているのを良く見る
ように思うのですが、コレって一体何なのでしょう?
誰か知っている人が居たら、教えて下さいマセ。

 

↑オイル漏れ検証ちうの図 コレで漏れたら論外だ
↑オイル漏れ検証ちうの図 コレで漏れたら論外だ

そうこうしてるウチに、閉店時間も過ぎてしまったので、
本日の作業ココまで。明日までの放置時間を生かして、
ミッションをひっくり返してオイルが出てこないか検証。
(斜めにしているのは、エア抜きの穴からオイルが漏れちゃうから)

投稿者: okamochi@tensyu

個人事業主にして、岡本商店 店主。

「自虐プレイ開始」への2件のフィードバック

    1. あー、やっぱりあの螺旋はそういう効果を狙っているのですね。
      もしかして、接触面が線ではなくなるので、シャフトへのダメージが減るとか、そんな事も妄想してましたが、あんまり関係無さそうッスね。
      貴重な情報、ありがとうございます。とっても勉強になります。

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