クラッチが切れなくなってしまったという、10モデルのフサベル
FS570をお預かり。ついでも含めて諸々整備です。
って事で、まずは切れなくなってしまったクラッチの様子を確認。
マスターシリンダのリザーブタンク内の油量が減ってまして、
エア噛み噛み状態な模様。どうして油が減ってしまったのかは
判りませんので、怪しい部分を潰して行く戦法。
ご予算の関係もあり、交換品はミニマム作戦。
マスターシリンダは(一応)分解できない構造なので、こちらは
リスク回避の為、今回は非分解。レリーズシリンダは完全に
分解してお掃除。ピストンのシールくらい交換したいトコロですが、
メーカーから単品部品としては供給されておらず、似たような
シールは用意してあるので、とりあえずソレと交換。
後は、オイルが減らなく事をお祈りするダケ
(でも、コレで延命している実績多数アリ♡)
お次は、前後のブレーキフルードの交換。
こちらもご予算の関係もあり、ミニマムな方向での作業。
その他、エンジンオイル&フィルターも交換。
お次は、バッテリーの交換。
充電すれば電圧は上がりますが、マッハで放電しちゃいます。
ショーライバッテリーをお使いなので、同じ物に交換。
記録によれば、2012年7月から使ってますので、4年は持った模様。
古い方は、ぷっくり膨れている部分がありました。
この手のタイプのバッテリーは、人それぞれご意見あると思いますが、
個人的には、ユアサ製のYTZなんかより全然お安いし、4年も使えたし
なにより圧倒的に軽量なので、悪い選択では無いと思っております。
ちなみに、同時期に自分のバイク(07のフサベルFE450)にも
組み込んでおりますが、走らせる前に補充電はしてますが、
こちらはいまだに現役続行ちう。そもそも、ほとんど乗ってないけれど。
エンストこきマクリでセルフスターターガンガン使用みたいな
状況では、ボディーが膨らんでご臨終になるようですが、経験的に
放置プレーには異様な耐性を発揮するのは間違いないようです。
(って事で、この手のダートバイクに使えるサイズはいつでも
在庫するようにしているので、気になる人は買いに来てね♡)
最後に、なくしてしまったという、サイレンサー取付部分の
スペーサーカラーを作って、ご依頼の作業全て完了~
えー、この手のスペーサーカラーくらいであれば、
お待ち頂いてる間に作れると思いますので、いつでもご用命アレ。