↑ステムベアリング整備完了~の図
突然ですが、「岡本商店は明日、サボらせて頂きます。」(丸井風)
↑ステムベアリングお掃除完了~の図 カラカラになるまで脱脂
って事で、作業ちうのYZ45、ステアリングステムのベアリングの整備まで完了。
ベアリングのプリロード調整、元々重たい感じでセットしてあったので、
それなりに締め込んで組んでみましたが、やっぱ重ったるくて気にくわないので
元よりは少々抜き気味、自分的にはかなり締め気味で決着。
後は、オーナーさんの声を聞いて、マズいようなら再度調整って事で。
なんか最近、カヤバ製のフロントフォークを分解する機会が無かったようで、
イマドキカヤバフォークに使える道具が無いって事に気づく。
(モチロン、ショーワのエアフォーク用のも無いですけどねェ~)
ただ今、部品の入荷待ちで、時間的に余裕があるので、この際道具を
少々作っておく事を決意。
まー、ぶっちゃけ、要らないっちゃー要らないんですが、まずはフォークの
アウターチューブをバイスでくわえられるようにする道具作りから。
コレがなんと、奇跡的に17KX45についてるショーワのフォークと径がほぼ一緒!
(4本計測して、4本とも違うので、何ともですが、公差の範囲内?)
しかも、トップブリッジ側も径も似た感じ。
(でも、ムカつく事にキャップの六角の対辺距離は違う)
フォークのセットされているスパンまで確認してないので、なんともですが、
遂に国内2大メーカーのMX用フォークがポンポンと差し替えが出来る時代が
やって来たのか!?
後で、もちっと計ってみよー♪
そんでもって、道具作りは最終工程。
すり割りを入れたいのですが、何せ使っているが安物の材料でして
内部応力がかなり残っており、閉じた形のままなら問題も少ないのですが、
開いた形にした途端、内側に閉じる方向に変形します。
なもんで、刃物ですり割りをいれていくと、最終的に真剣白刃取り状態に
なって二進も三進も行かなくなる、恐怖の材料です。
毎度、手を変え品を変えこの材料のすり割り作業に挑む訳でして、
この工程をどうするか考えながら、ここまで作業を進めて来るのですが、
今回はまだコレだっ!っていう手がまだ浮かんでおらず、この記事を書いたり
しながら、神のお告げを待って居る次第。