Husaberg クランクシャフト点検ちう

↑クランクシャフト点検ちうの図
↑クランクシャフト点検作業開始の図 まずはベアリングのレースを外します

06のFE650のエンジンです。
今年初めに試験的な試み多数にて、組み立てたモノを
ちょっと乗ったところで、分解点検ちう。本日はクランクシャフト。

 

↑引っこ抜きツール蓄熱ちうの図
↑引っこ抜きツール蓄熱ちうの図

って事で、KTM系エンジンの一番面倒な作業と言ってしまって良いでしょう、
クランクシャフトジャーナルベアリングのインナーレース引き抜き作業。
写真のような(でっち上げ)工具を暖め、インナーレースにスポッと被せて
工具の取っ手を摘まみます。するてーと、工具とレースが密着して、
工具の熱がレースに伝わり、プクッと膨らんだ所をすかさず引き抜くという
大変回りくどい段取り。

ちなみに、この工具は2代目で、1代目はアルミで作ったけど、
蓄熱量が小さく、レースが膨らむよりも早く、レースからクランクシャフトに
熱が伝わり、全体が暖まるだけでレースは抜けない、という事が多くありました。
って事で、2代目はぶっとい鋼材を厚めに使った為、圧倒的な蓄熱量を誇り
失敗知らずとなったが、工具を暖め過ぎるとレースが超膨らんで、こんどは
工具にハマり込んで抜けなくなり、その隙にレースがコンガリ焼けてしまうという
二次的災害を引き起こすので要注意。

やはり、熱でも電気でも、エネルギーを蓄える為には質量が必要なのだ!
(と、いう事を強く実感できた♡)

 

↑クランクシャフトの芯を確認ちうの図
↑クランクシャフトの芯を確認ちうの図

で、レースが外れたところで、クランクシャフトの芯がどんだけ
ズレたか確認。
このクランクは、高回転域を多用すると、ビックエンド側を頂点に
ハの字に開く事は経験的に間違いなく、前回は豪快に逆ハの字に
セットして組んでみました。
が、その試みもむなしく、豪快にハの字になってましたとサ。(爆)

案外、アッサリ開いちゃうんですなぁ。確かに、グリップしないリアタイヤが
楽しくて、ヒュンヒュンぶん回して乗ったけど、ロードコースで使っている時
みたいに高回転域を持続させる訳ではなく、一瞬回るだけなので、
ここまでとは思わなんだ。
今回は、逆ハの字がウッカリちょうど良い感じに真っ直ぐくらいで収まってます、
的な事をチャッカリ期待していた自分が甘かったって事で♡

おしまい。

投稿者: okamochi@tensyu

個人事業主にして、岡本商店 店主。

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