XR75スイングアームピボット ボールベアリング化 第一話(笑)

↑作業再開!の図 ココまで10分チョイで分解できるって、素晴らしい作業性♡

なんだか、最近はたくさんの連絡やお仕事のご依頼を頂き
バタバタさせて頂いております。本当にありがとうございます。
<(_ _)>
そんでもって、やっとこXR75の作業に戻って参りました。

 

↑用意したベアリングの図 ちょっと流行に乗るのが遅かったが、六文銭作戦

てな事で、先日イロイロ悩んでみた結果、ヨサゲなサイズのベアリングを
発見したので、取り寄せてみました。コヤツらをカセット的に仕込んで
スイングアームに入れてみようと思います。耐荷重的には小さい
製品なので、数で勝負って事で、6個で行ってみます。
チェーン側を4個にするか、両方3個にするかはまだ悩みちう。
まー、クソ力を発揮するエンジンって訳でも無いので、
左右バランス良く3個づつの方が良いのかのぉ。

 

↑採寸ちうの図

まずは、スイングアームを外して、現状の支持間隔を確認。
コレでスイングアームのオフセット具合が決まるので、
それなりに気を使って採寸しときます。

 

↑押しモノ作製ちうの図
↑なんちゃってプーラー完成の図
↑ブッシュ引っこ抜き完了~の図

さて、採寸が済んだトコロで、最初の難関。
スイングアームピボットに入っている、ゴムブッシュを
引っこ抜きます。適当に道具作って、油圧プレスで押せば
良いやくらいに考えてましたが、サイズがビミョーで、
上手い事油圧プレスの門の中にスイングアームが収まらず、
ムキー状態。

最近こういう状況になる事が多く、何らかもうちょっと
フレキシブルに力のやりとりが出来る枠を作らねばなるまい!
と困った時は思うのですが、イザ作ろうと思うとアレコレ
考えすぎて結論が出ず、結局面倒臭くなってほっぽらかし
状態であります。まー、コレが世の常さぁ!

てな事で、ある道具でスッタモンダして、どうにか
ブッシュの取り出しに成功。

 

↑ピボット穴の図 内側が変形してエッジが付いちゃってます

ブッシュが出たトコロで、スイングアームのピボットの穴の
エッジがささくれ立っていたので、面取りしておりますと、
穴の内面が潰れてエッジが立っているのを発見。
えー、これからベアリング入れようとしているのに、
この穴で左右軸が出るのか不安になってきましたー(笑)

まー、万が一芯が通ってなくても、シャフト径はわずか
10mmなので、ムリクリ押せばナリにしなって
通るでしょう(本当か!?)

てな事で、できちゃったエッジは削り取ってしまいましょう。

 

↑シャフト加工完了~の図 インナーレースだけ当たるように段付けた
↑使用イメージの図 あまり隙間を空けるとゴミを噛みそうなので狭めにしてみた

えー、粗筋は何となく決めているものの、この先の詳細は
どうしたモンか、ハッキリ決めてないので、とりあえず
細かな作業を進めながら神のお告げ待ち。

まずはスイングアームピボットのシャフトを、ベアリングに
直接当てられるように加工。六角頭とシャフトの継ぎ目は
Rが付いていて、ベアリングのインナーレーを面で
とらえられない事と、そのままだとアウターレースにも
擦ってしまう為、その辺りを解消すべく、
ちーと手を入れておきます。

 

↑シャフト端面の図 切りっぱなしだった
↑ちょっとお色気加工完了~の図 でも、シャフトが抜けなくて叩いたらマッハで潰れるな

そんな事やってたら、 いろいろ気になってきたので、
まずはシャフト全体を磨いて、斜めに切りっぱなしだった
先っちょをキレイにならして面取り。ダイスを通して
ネジサッパリ。

うむ、満足じゃ。

さー、この先どーすっか、神のお告げはまだかのぉ。

投稿者: okamochi@tensyu

個人事業主にして、岡本商店 店主。

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