なんだか、最近はたくさんの連絡やお仕事のご依頼を頂き
バタバタさせて頂いております。本当にありがとうございます。
<(_ _)>
そんでもって、やっとこXR75の作業に戻って参りました。
てな事で、先日イロイロ悩んでみた結果、ヨサゲなサイズのベアリングを
発見したので、取り寄せてみました。コヤツらをカセット的に仕込んで
スイングアームに入れてみようと思います。耐荷重的には小さい
製品なので、数で勝負って事で、6個で行ってみます。
チェーン側を4個にするか、両方3個にするかはまだ悩みちう。
まー、クソ力を発揮するエンジンって訳でも無いので、
左右バランス良く3個づつの方が良いのかのぉ。
まずは、スイングアームを外して、現状の支持間隔を確認。
コレでスイングアームのオフセット具合が決まるので、
それなりに気を使って採寸しときます。
さて、採寸が済んだトコロで、最初の難関。
スイングアームピボットに入っている、ゴムブッシュを
引っこ抜きます。適当に道具作って、油圧プレスで押せば
良いやくらいに考えてましたが、サイズがビミョーで、
上手い事油圧プレスの門の中にスイングアームが収まらず、
ムキー状態。
最近こういう状況になる事が多く、何らかもうちょっと
フレキシブルに力のやりとりが出来る枠を作らねばなるまい!
と困った時は思うのですが、イザ作ろうと思うとアレコレ
考えすぎて結論が出ず、結局面倒臭くなってほっぽらかし
状態であります。まー、コレが世の常さぁ!
てな事で、ある道具でスッタモンダして、どうにか
ブッシュの取り出しに成功。
ブッシュが出たトコロで、スイングアームのピボットの穴の
エッジがささくれ立っていたので、面取りしておりますと、
穴の内面が潰れてエッジが立っているのを発見。
えー、これからベアリング入れようとしているのに、
この穴で左右軸が出るのか不安になってきましたー(笑)
まー、万が一芯が通ってなくても、シャフト径はわずか
10mmなので、ムリクリ押せばナリにしなって
通るでしょう(本当か!?)
てな事で、できちゃったエッジは削り取ってしまいましょう。
えー、粗筋は何となく決めているものの、この先の詳細は
どうしたモンか、ハッキリ決めてないので、とりあえず
細かな作業を進めながら神のお告げ待ち。
まずはスイングアームピボットのシャフトを、ベアリングに
直接当てられるように加工。六角頭とシャフトの継ぎ目は
Rが付いていて、ベアリングのインナーレーを面で
とらえられない事と、そのままだとアウターレースにも
擦ってしまう為、その辺りを解消すべく、
ちーと手を入れておきます。
そんな事やってたら、 いろいろ気になってきたので、
まずはシャフト全体を磨いて、斜めに切りっぱなしだった
先っちょをキレイにならして面取り。ダイスを通して
ネジサッパリ。
うむ、満足じゃ。
さー、この先どーすっか、神のお告げはまだかのぉ。