先日お預かりしたチャリンコのシートポスト、
本日分解の成功。
ロードレーサータイプの面白いフレーム用の部品らしいです。
どうやって分解したかは、ご想像にお任せ。POWER&VIOLENCE♡
で、折れちゃった部品の破断面の手当て。開先を取って、表面を
キレイに地金を出して、脱脂して溶接開始。
で、溶接前に部品の内側に残っていた、接着剤的な充填剤を
剥がしたかったのですが、堅くてビクともしないので、
シカトで溶接作業開始。当然、作業中に炎上。煙モクモク。
まー、当然でしょう。
で、熱でとろけかかった所で、刃物を使ってどうにか
そぎ落とす事に成功。しかし、なかなかキレイに取れず、
ネバネバの残って、やたら時間がかかります。
何でもそうですが、作業は段取り8割。
しかし、この手の作業は、お客さんには極々表面の1割くらいの
作業量しか見え居ないように思います。
お金かかるの、しょうが無いの。売って居るモンなら、買った方が安いの。
追加で補強が欲しいとのご要望もありましたが、
なにせ本体のフレームとの取り合いが判らないので、
この位までならダイジョーブっていうオーナーさんの
お話から勝手に想像。フランジ的な部品を追加してみました。
コレでどーだ、割けてみやがれコンチクショー。
(まー、鋳物っぽいので、溶接部分から割るかなぁ)
当たる部分は適宜削り取って下さいマセ、って事で。
てな事、ワタクシの作業のパートはここまで。
化粧直しと接着作業はオーナーさんにバトンタッチ!
えー、今回のケースのような、お困りの事が何かございましたら、
出来る限りのお手伝いは致します。
皆さまからのご用命をお待ちしております。