突如エンジンがかからなくなってしまったという、ヤマハのMT-25を
昨晩お預かりして参りました。
えーっと、ぢつわ、この個体で同様のトラブルは2度目。
症状といたしましては、燃料ポンプは正常に回り、セルフスターターを回すと、
ちゃんとクランキングしますが、回るだけで一向にエンジンかからず。
で、スロットル全を開にしてみると、タマ~にボボっと言う感じ。
で、前回もそうだったのですが、燃料タンクを外して、組み立て直したら
元気になっちゃうパターン。
前回は大雨の中の長距離ツーリング中に、たまにエンジンが
不調になり、帰ってきてからエンジンかからなくなってしまった
との事。今回も、長距離ツーリングに行ってきたそうですが、
雨の中は走っておらず、やっぱりお家のガレージでエンジン不動に
なってしまったそう。
(ともあれ、出先で症状が出なかったのは何よりラッキー)
そこで、不調になっちゃ原因を勝手に想像するに、ポンプの吸い込み口の
位置が底の方から吸い込む優秀な作りで、ソレ故に水の層に当たると、
ホース内のとある区間がほとんど水で満たされてしまい、
フューエルインジェクターからは水ばかり吹くタイミングが訪れ、
エンジンがかからなくなってしまうのではないか、という仮説。
コレだと、静かに置いておいた後にトラブルが出る、という症状も、
停車している間に燃料タンクの底に水の固まりが出来て、ソレを
目一杯吸い込んじゃったから(?)って事で説明もつくし。
(雨天走行中たまに不調になったのは、散発的に水を吸ったからって事で)
今回は、配管の中の燃料をトレーに出して、水が含まれていないか見ようと
思ってましたが、ホースを外した際にほとんどぶちまけてしまったので、
検証できずに終わりました(笑)
↑組み立て後のエンジン再始動の画
てな事で、結果的には今回もアッサリと復調しちまった訳ですが、
なんかイマイチ、コレだっていう確証が掴めず、消化不良気味な気分。
時間的な間隔があったにせよ、トラブルが再現されると、ちと怖いですね。
とりあえず、定期的にタンク内の水抜き剤的なケミカルを使ってもらって、
様子見ですかねぇ。