スズメッキだと言い張る事にする

↑メッキちうの図

S45Cで削ったシャフトのメッキに挑戦してみました。

 

↑今回のお題となるシャフトの図
 
↑まずは水でセッティングちうの図

てな事で、初めての事で要領がサッパリ。
が、手持ちの道具類でどうにかなるペーので、とりあえず始めます。

まずは、チッコイペットボトルを切り出して、水槽としました。
そこに陰極棒(TIG溶棒とも言う)を被加工材に巻いて、
水槽のえー感じな位置に浮くようにセット。
(別に浮いてなくても良いのかもしれませんが、なんとなく)
陽極には、はんだ付けでつかう糸ハンダをぶら下げます。

うむ、こんなモンでイケそうだ。


↑サンポール水溶液完成の図
↑初メッキちう♡全景の図
↑側面よりの図
なにやら糸ハンダから怪しい濁りが
↑入力直後の数値の図

なんとなく段取りが付いたので、本番。
まずは、トイレから馳せ参じてくれましたサンポールさんの
水溶液を作ります。5倍に薄めてみました。
そんでもって、サッパリ判らんのは流す電気。
世の皆さまは乾電池でやっている人も居るらしいので、
電源の電圧は5ボルトにセットして、電流は1アンペア流れる
ようにしてスタート。
が、イキナリすげー泡が出てビビったので、徐々に加減してみて
今回は3Vの0.3Aにセットに決定。(根拠無し!)

 

↑30分経過の電気の状態の図
↑30分経過の図
洗って拭いた後な状態
↑30分後のハンダの図
表面には何かビッシリでボソボソになってます

えーと、電流値は目一杯なまま、段々と電圧が上がってくる感じで
なんかバッテリーの充電しているみたいな感じです。
どのくらいやって良いのか判らんので、まずは30分で上げてみました。
鉄の表面はモコモコした物に被われ、それを洗い落としてみると、
なにやらスズメッキっぽい色に変色してます。
でも、まだまだ金属的な光沢が残ってますので、さらに続けてみます。

メッキのネタとなっている糸ハンダも、表面は何かビッシリついていて、
スズ成分を失って鉛ばかりになったのか、ボソボソしちゃって
直ぐに折れます。

 

↑液から出した直後の図

↑85分経過の画
数字が暴れております

さらに続けて、最終的には90分程経ったところで、
電源の電圧はMAXな3Vでほとんど電流が流れなくなりました。
双方の表面いはビッシリと何かに被われちゃって、
それが電気を絶縁してしまっているのか、スズ成分が出きって
しまったのか良く判りませんが、ココらが潮時と判断して
メッキ工程終了~♪

  

↑メッキ前の図
 ↑メッキ後の図
↑反対からの図

シャフトの表面についたボソボソを洗い流し、ちっと磨いてみました。
まだまだ薄めですが、ちゃんと表面にスズが載ってますヨ~
おぉ、なんか感動!
どうやったら、売っている製品みたいにドッシリとコーティング
されるのか、今後またセッティングを変えて実験してみたいと思います。

ともあれ、全く訳の判らぬ状態の一発目としては、上々の仕上がりかと。
あー、面白かった!

投稿者: okamochi@tensyu

個人事業主にして、岡本商店 店主。

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