事務イス壊れた

↑シャフトが折れたの図

気がつけば、20年使っている事務用イスが変になった!
座面がカタカタするので、ひっくり返して見てみたら、
なんと座面の角度調整機構のシャフトが折れていた!

 

↑折れたシャフトの図

確か、当時住んでいた家の近所に、割とできたばかりの
お値段以上なお店で、プチ贅沢に出費して購入。
若かりし日の誤りで、うっかり自営業者になっちゃって、
最初に買った備品ですな。
ツッコミ所満載で、もー買い換えろよって感じですが、
なんとなくまだ使えるので、ずっと現役。

てな事で、買い換えの最大のチャンスを迎えましたが、
今、正にやっている見積作製作業を大急ぎでやらねばならず、
その為にはイスが必要。(他のに座れよ!)
イザ買うとなると、何選んで良いのか判らんし、
とにかく面倒クサイ。シャフトが折れちゃったダケなんだから、
とりあえずシャフトだけ作れば使えるじゃーん。
(と、言う、ボンビー思考スパイラル)

 

↑シャフト作製ちうの図
↑シャフト削れたの図

そんな訳で、持っている材料を見渡して、
使えそうな物をいくつかピックアップ。
構想3分。溶接案と削り出し案完成。
うむ、手間数よりも物量でカバーして、サクっと
終わらせる作戦で、無駄は多いが削り出し案に決定。旋削開始。

 

↑シャフト仮組みちうの図
↑部品の干渉チェックちうの図

で、シャフトを何となくどうにでもなるよう
削っておいて、固定方法を考える。
案外、複雑なリンクで動くので、部品同士が
ぶつからないかを確認。
ナルヘソ、この複数の板とバネで摩擦を生み出して、
トルクヒンジ的な構造にしてるんスね。
良く出来ているわー。コレ考えた人、天才!

お勤め先等で、もし同じような構造のイスに座っている、
ムカつく上司や先輩、同期または後輩がいたら、
この板の隙間に無色透明な浸透潤滑剤をサッと一拭き♡
きっと、仕込みを見抜かれぬ完全犯罪で、プチ嫌がらせが
出来る事でしょう♪ 

 

↑割ピン用の穴開けの図

↑シャフト抜け止め完了~の図

案外スペースに余裕があったので、
シャフトの抜け止めはワッシャーと割ピンで。
お手間かけずに、ビシバシっと完成。

 

↑修理完了~の図
↑現役続行ちうの図

てな事で、イスの修理完了。
もう何時間座っているか判りませんが、
まだまだコイツにはお世話になりそうです。

投稿者: okamochi@tensyu

個人事業主にして、岡本商店 店主。

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