450 SMART ForTwo クラッチアクチュエーター整備

↑持ち上げちうの図

5月のお休みの事ぢゃったー。
ウチのちっこいクルマ、クラッチ操作ちうと思われる時に
ギーコギーコと音がするようになったのと、
クラッチのミートの具合が変わるのか、たまにドスンと
乱暴なクラッチワークな感じになるので、
クラッチのアクチュエーターを分解してみたのぢゃったー。

 

↑アクチュエータ発見の図
↑外して観察ちうの図

さて、クラッチのアクチュエータが何処にあるのか良く
判りませんが、とりえずクルマを十分に持ち上げ
潜って見たところ、アッサリ発見。
非常に簡単に脱着できる位置でした。
で、クルマの下では、老眼が酷くてどうなっているか判らんので、
外してきて観察してみました。アレ、非分解的な?

 

↑蓋外れたの図
この後、バネが伸びて指挟んで悶絶した
↑ギア外れたの図
↑納まっていた臓物の図

てな事で、蓋はケースから生えたシャフトで
カシメてあったので、ディスクサンダーでカッ飛ばして
分解しました。
あー、整備前提の部品ではないのですね。

 

↑蓋のネジ穴作製ちうの図
↑加工完了~の図
↑蓋仮合わせの図

やっとこ分解できた所で、まずは組み立てできるように
する算段から。
元々カシてあった所に、ネジ穴を作って、ボルトで
蓋を固定できるようにしてみました。

 

↑臓物詰め込み完了~の図

とりあえず、蓋はできるようになったところで、
内部構造部品の洗浄と給油。
写真撮り忘れてしまいましたが、蓋の裏にギアが
擦った後があったので、音の主たる原因はソレなのかなぁー
と、希望的観測。その辺りも加味して潤滑剤を入れて
組み立ててみました。

 

↑組み付け完了~の図
↑クラッチミートポイント学習ちうの図

えー、イロイロ勘違いをして組み付けて、
車両にエラーと見なされてしまい、メーターに
恐怖の三本線が出て、セルフスターターが回らなくなり、
大した冷や汗をかきましたが、程なく、とっぷりと
日が暮れた頃に再組み立て完了。
アクチュエータの位置が変わったので、その辺りの
再学習を行って一件落着。
見事、妙な音も消えました~(喜)

 

↑再度診断機で状態確認ちうの図

クラッチの操作時の音は消えたものの、
ミート時のたまにドスンと来るのは直らなかったので、
翌日再度イロイロと調整・確認をしてみましたが、
改善されませんでした。
こらー、どうもクラッチのアクチュエータが原因って
訳では無さそうですね。
ドスンと来るタイミングが、バックトルクを大きくかけた後の
シフトアップ時のような気がするので、もしかすると
エンジンマウントがおヘタりになられていて、
エンジンがゴロゴロと動いているのカモ的な推測をもって、
今回の作業は終了~。
その内、やる気がチャージされたらエンジンマウントを
覗いてみようと思います。
(ってか、もしダメだったら、まだ部品出るのかなぁ)

ともあれ、コイツは大して乗りもしないのに、
手間ばっかかかるクルマです。

投稿者: okamochi@tensyu

個人事業主にして、岡本商店 店主。

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