えー、ちょっと前からつまずきまくりのGASGAS用ホイルですが、
またつまずきました。
えと、事の顛末はと申しますと、まずこのホイルは後から入手した
スペア用のホイルで、お客さまが思って居た年式とは違う年式用の
ホイルであったようです。その正体不明のホイルに対して、
別モデル用のベアリング類を発注してしまいました。
さらに、このホイルを組み込む車体とはアクスルシャフト径も
違っている事も判明。
そんな訳で、ホイルの正体を突き止めて、その部品を発注し直しても
使えない事になります。
さて、困りましたが、既に購入してしまっている部品がゴッソリあります。
使える物はなるべく使いたい訳で、その為には、構成と整合を1から考え
直さなければならん事になりまして、最終的にはこのホイルを組み込む
車体に組んであるホイル一式をお借りして計らせてもらう事になりました。
が、そのホイルにも、不確定要素的な部品が組まれていて、
もう何を基準にしてよのやら。
てな事で、お借りしたホイルからは確たる数字が得られなかったので、
使えそうな数字と、諸々のパーツリストを眺めたりしながら、全体を想定。
万が一合わなかった時は、手直しさせて頂く方向で。
買ってしまった部品はなるべく使いたいものの、後加工が
多くなる物に関しては諦めて、組み込めるサイズの部品を選定して
別に用意する事に。
ハブや車体とのツジツマは合わせる為の、 ベアリング間の
ディスタンスピースや 両サイドのスペーサーカラーは、
半分当てずっぽうで純正部品を用意しても、使えない可能性も高いし、
手配に時間もかかりそうなので、作ってしまう事に決定。
うーむ、このホイル、分解してお掃除するだけでもかなりな手間が
かかっているのに、その上、部品もサラリと組み込めないという状況で、
トータルのコストはどこまで膨らんでしまったのか。
まー、何ですか、実現可能な事と、現実的な事の境界を見誤ると
投入するエネルギー量は膨大になりがち、という典型的パターンに
どハマったのだと思います。
しかし、寄り道はしながらも着地点さえ変わらなければ、
お客さまには不都合は無い訳で、当方と致しましても、
寄り道分の手間の面倒さえみて頂ければ、
モチロン何の問題も有りません。
さて、ワタクシの見込みに間違いが無ければ、明後日に入荷予定の
ベアリングを待てば、全て丸く収まる予定。
その間に、必要な部品を作っておく事に致しましょう。