今更ですが、エアコン付けました。
なんか、最近暑いモンねぇ。
えー、ぢつわ、合間合間にやりつつ、
なんだかんだ一週間くらいかかりました。
まずは、電源の確保から。新規設置したコンセントから床下通して、
風呂場の壁の隙間から天井に上げて、そこでブレーカーから
天井を這わせてきたヤツと結線。物どけたり、床下掃除したり
しながら、コレでまる一日潰れました。
次なる難関。壁の穴開け。
ウチには内壁材を組んでないので、とりあえず
エアコンを載せる部分だけ板を張りました。
で、配管の穴位置を決めて、壁に穴開け。
あーあー、開けちゃったよぉ。
それにしても、10年経つと、防水シートの表面は結構ボロボロに
なっちゃってるんですね。ウチだけか?(ドキドキ)
穴が開いた所で、スリーブとして塩ビ管投入。
各部をコーキング剤でシールしてみました。
穴は、この塩ビ管が外に向かって勾配が付くように
若干斜めに開けてあります。
はい、コレでまた半日くらい潰しました。
お次は、いよいよエアコンの機械に触ります。
まずは室内機を壁にぶら下げる準備。
室内機と室外機を結ぶ電源線を繋ぎ、冷媒が通る銅管二本と
水のドレンホースをひとまとめにして、壁の穴を通る部分に
断熱材をマキマキ。
今にして思うと、Fケーブルまで断熱材で巻いちゃって
良かったのかどうか。まー、環境的には問題無い範疇だと思うし、
もうやっちまったモンは気にしても仕方あるめぇ。
今度電気屋の親方に、どんなモンなのか聞いてみよう。
さて、ここまでくると、第二の難関(?)配管作業です。
室外機を仮置きして、ペアケーブルを引き回す距離を計って
切り出し、さー末端にフレアをつくりますよって所で
問題発生。手持ちの工具はミリ径の配管用で、エアコン用の
配管はインチ径なんですねぇ。
こうなると第三の難関、配管内のエア抜き作業に必要な
ホースの接続ネジも、手持ちの道具が合うんだか
気になったので確認してみたところ、やっぱ合わねぇ。
あー、エアコン設置作業ナメてました。
てな事で、その晩の内に必死に勉強開始。
今回用意した室外機のサービスバルブのネジは、
雄ねじで外径1/2インチでピッチは20山(1インチあたり20山って意味)。
コレをその筋の世の中では5/16フレアと呼んだりするらしい。
ちなみに、マニホールドゲージに良く使われている雄ねじの外径11mm
くらいのヤツ、アレは1/4フレア(7/16インチの20山)らしい。
スッタモンダして、とりあえず必要である品物を選定して、ポチっとな。
しばし、待つべし。
そして、本日。いよいよ工具が届いたモンで、作業再開。
やはり安物。プアプルーフ的な親切感は薄いので、
それなりに気を使いながら作業を進めねばなりますまい。
やらかすと、後が面倒ですからね。
怖いので、配管のフレア加工は何回か練習して、仕上がり具合を
確認しながら作業しました。いやー、作業中、ちょっと
日向に工具を置いておくと、触れないくらい熱い熱い。
良く世の中の機械やクルマは、この暑さの中でも壊れなず
動くモノだと改めて感心します。
配管を組み終えたら、いよいよ真空ポンプ様登場。
少々引っ張って、真空度が下がらん事を確認してから、
メーカー指定の分数を引っ張ってから、イヨイヨ
配管内にガスを開放して圧力を上げます。
継ぎ目に石けん水をプシュプシュして、ガスの漏れが無い事を確認。
おー、なんか上手く行ったみたいです。
20分の試運転後、再度漏れの確認をして、配管作業完成です。
エアコンが機能した所で、最後の際上げです。
えー、後半、あまりの暑さに、ほとんど写真撮ってませんが、
配管類をテープで包み、形を整え、壁の貫通口部分には
配管パテでシール。壁を這わす部分には化粧カバーをすれば
作業完了。あ、そうそう、室外機にはアースも落としました。
いやいや、エアコンの取り付け、初めてやってみましたが、
マジ舐めてました。すっげー大変でした。
道具も、何となく有るモノでどうにかなると思ってましたが、
やっぱダメっすねぇ。世のエアコン取り付けサービス業の方々が、
いかにお安くサービスを提供しているか良~く判りました。
まー、ワタクシの場合、どちらかっつーとやってみたい方が
先行してるので、なんでこんな面白いイベントを他人様に
お願いしてやってもらわねばならんのかと思ってしまいます。
おかげ様で、今回も大変貴重な体験が出来ました。
後は、数日後にアッサリとガスが抜けて、エアコンが
使い物にならなくなった、などという事が無い事を祈るばかり。
あー、面白かった。