↑ホイールセット完了の図
シトロエンXMのタイヤ交換作業と、ホイールバランス調整のご依頼を頂きました。
シトロエンのホイールには、センターに貫通孔が無く、
一般的なホイールバランサーへの固定方法では対応できないため、
ホイールバランサーに専用のアダプタを用意して対応致します。
現在、当店で対応可能なシトロエンのホイールは以下のとおりです。
PCD 107.95mm
センターハブ径 65mm
5穴 4穴ホイールに対応
ちなみに、同種のホイールで、ルノーのエイトやアルピーヌA110等に
採用されております3穴タイプにも対応可能です。
ここでは蛇足となりますが、二輪車の片持ちタイプのホイールも対応しております。
その他、お困りのホイールがございましたら、別途アダプタを作製する事により
対応可能かと思いますので、お気軽にご相談下さいませ。
お時間を頂ければ、作業に合わせてホイールの洗浄や
エアーバルブの交換も承ります。
ホイールのバランス調整は、回転軸に静的なアンバランスがあるとして、
ある一点にバランサーウエイトを張り付ける方法と、
全体の重心も含めた動的なアンバランスがあるとして、ある2点に
バランサーウエイトを張り付ける方法の2種類がありまして、
当店におきましては、その両方に対応しております。
皆様からの、作業ご用命をお待ちしております。
ダナミックバランスってなんだぁって疑問を持たれた方、
ワタクシなりの理解の範疇で解説を入れておきましたので、
お暇でしたら読み進めて下さいマセ。
具体的には、回転しているホイールの向きを変えた場合
(車体が傾いたり、舵角を与えたりした場合)、回転軸上には
偶力が発生する事になるのですが、その時に軸受には
振動を始めるような力も発生する為、その加振力を打ち消すべく
とある2点に重りを付けることである、と勝手に理解しておりますが、
詳しくは自分で勉強してみて下さい(笑)
ともあれ、クルマの前輪のような、ある幅のアンバランスを持ったモノが
ブン回っていて、それらをムリクリあっちに向けたりコッチに向けたりして
おり、それがプニプニしたタイヤに支えられて、ビヨンビヨンするバネに
ブラ下がっている訳ですから、そりゃ運悪く共振してハンドルがブルブル
しちゃったって仕方ないッって気がしてきますよねぇ~。
で、その共振が起きる要素を減らしてやろう、ってのがホイールバランス調整で、
さらに有効的なのがダイナミックバランス調整、という事のようです。
ま、あまりにビミョーな力のやり取りを計測しようとしているようで、
相当に諸々の条件が整わないと計測結果も揃わないんですけどねぇ~ぃ。
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