我がかわゆいボロクルマ、Mercedes Benz 310Dのトランスミッションいじって
遊んでおります。
ただいま、軸関係のスペーサーを作製ちう。
って事で、まずは外径80mm、内径72mm強、厚さ2.55mmのスペーサーを
作ります。こちらの使用方法は、若干説明が面倒くさいので、上の写真で想像
して下さい(笑)。
このような薄い品物は、スクロールチャックでちゃんとつかめないので、
旋盤で作るにはなかなか難儀致します。
ワタクシの場合、丸棒にスリットを入れる要領で両面を先に仕上げてしまい、
後から内径を削り込むようにしております。興味の無い人には何の事やら
サッパリだと思いますが、ぺらぺらなモノを作るのは難しいのデス。
しかも、材料がかなりムダになるし。
ちっこい方のスペーサーは、ギアの遊びを規制してみたくて作ってみました。
そもそも、この作業を始めたのは、5速で音が出るのが気にくわなくて、
どうしても何が鳴っているのか見てみたくて始めたのでございます。
そんでもって、おそらく鳴っているのはがココだろう、と思って居るのがココ。
(原因がコレでない可能性も非常に大)
メインのシャフトからカウンターシャフトに回転を伝えているギアで、
軸方向の遊びはクリップで規制されているだけ。
ここでギアがロケンロールする為か、ギアとシャフトの嵌合面もかなり減って
全体的にガタガタ動いてしまいっております。
って事で、ベアリングのインナーレースである程度押さえてもらちゃっては
いかがなモノかと、今回スペーサーを作ってみた訳です。
しかし、プリロードかけ気味でチョッキリ押さえちゃってみるか、
ある程度遊びを持たせるべきなのか、只今頭の中でグルグル考えが巡っております。
ちなみに、こっちは厚みが4.6mm程度あるし、構造的に割とシッカリしているので、
削る段取りは極々普通。
うーん、うーん。どーしよっかなぁー。