ドニエプル MT10に取り付ける不思議なキャブレターと格闘ちう。
とりあえず、箱から出したキャブを組み付けてみましたが
まともにエンジンは回らず。
片方は、そもそもフロート室に燃料が落ちないし。
で、一旦分解しようと、燃料ホースを抜こうとしたら
燃料の入り口のタケノコごと抜けちゃった(笑)
うぅ、レベル高ぇ。
さて、タケノコが抜けちゃったのは良いですが、
このタケノコが、燃料バルブシート役も兼ねている
事が判明。つまり、タケノコの差し込みップリで
油面が変わってしまうようです。ってか、調整可能?
で、チョーク的な役割を果たす、フロートをムリクリ
押し下げて油面を上げるティクラーってのが
装備されている訳ですが、そいつの腕が燃料に浮いている
フロートに届かないとイカン訳ですので、自ずとその辺りで
燃料が落ちないような位置関係にタケノコをセット
しなければならないのであろう。
という、ワタクシ的理解。
で、道具箱をゴソゴソ探して、ちょうど良さそうなモノを探し出し、
スッタモンダしてタケノコの押し込み量を意図する位置へ調整。
なかなか面倒クサイですなぁ(笑)
そして、もう一点、全く理解出来ない、
スライドバルブがほとんど開かない原因である
キャップ部分から生えている謎のつっかえバー。
最初は、何か組み間違えで引っかかるのかと思いましたが、
(実際、バルブは反転させて組み付ける事も可能)
そうではないらしい事が判明。
なんでこんなモンが装備されているか全くの謎。
きっと排気ガス規制とか、何かの都合で、見せかけ上
こんなモノを付けないとならない理由があるのでございましょう。
てな事で、気にせず引っこ抜く。
てな事で、ティクラーが機能するくらいまで
フロート室内の油面は上がり、スロットルバルブは
開くようになりました。
試しにエンジンをかけてみると、不安定ながらも
無事始動♡
この先どうやって調整して良いのかは、サッパリと
イメージ出来ませんが、このキャブでもエンジンが
かかる事が確認できたので、これにて次ぎの行程へと
進もうと思います。
はー、面倒クサイけど、勝手のわからん機械を相手にする時は
急がば回れで、イッコイッコ確認しながら進むのが
最終的には近道だと信じております。
はーーーーー