ルノー トゥインゴ パワーウィンドーレギュレター修理

↑お預かりの図

Renault TWINGO パワーウィンドーレギュレーター修理のご依頼です。

 

↑壊れたピボット部の図

モーターの回転を受け止めるスプロケット的な
部品のピボット部分が変形して、ギアが噛まなくなって
しまうようです。

てな事で、このピボット部分だけ部品を作って直します。

たまーに問い合わせ頂くのですが、皆さん部品だけ欲しいという
ご要望で、以前に作った時のデータを残しておらず、
対応できておりませんでした。
今回はトラブった部品をマルっと送って下さったので、
現物から採寸して、部品を作ります。

 

↑分解の図
↑壊れたピボット部分の図
↑図面の寸法再確認ちうの図

ピボット部分の部品の頭をカシメて、部品が組み立てられており、
まずはそいつを分解する所から。

なんとか分解しまして、採寸しながら部品の図面を起こします。
ボディー側の部品が結構変形してしまっていて、ある程度修正して
詰め切れないところは部品の寸法で調整です。

文字に起こすとサラッとしてますが、なかなか面倒で時間のかかる作業ッス。

 

↑部品作製ちうの図
↑旋盤仕事完了~の図

部品は、フランジの肉を厚くしてみたり、若干強化型(笑)と
してみました。

何を隠そう、一個目は寸法間違えて削ってしまい、超絶ムキー状態に陥り
心が折れかけましたが、気合いで続けて2個目にして旋盤仕事までは完了。
お次はフライスでの作業です。

ウッカリ、同じモン作って売りさばけるんでねぇか?と思ってましたが、
部品の変形が激しくて使えねぇとかってパターンが有りそうなので、
妙なスケベ根性は出さない方が吉であろう。

てな事で、明日に続く。

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