
ウチのチビトラック、ニッサン F24アトラスの
硬くなっちまった荷台カバーの更新作業です。


全く同じ製品ですが、値段は1.4倍くらいになってました
寒くなると、布にコーティングされた樹脂がガチガチになり
全く柔軟性が無くなってしまって、しなやかに折れ曲がる
事をせず、ムリクリ畳むと、折れ曲がった筋に出来る角から
布が破けてしまいます。ボチボチ諦めて交換です。
更に面倒な事に、妙なカバーのかけ方をしているので、
カバーが長方形のままだと余ってしまう箇所があり、
ソコを切り落として、端面を折り返して、鳩目パンチを
付け直す、っていう作業が必要になります。


てな事で、古いカバーを採寸して、形をパクリます。
モノが3.6mx2.9mと、なかなかデカ上に、古いカバーは
ガチガチになっているので、ナニゲに手間食います。
必要な外寸を拾い、縫い代を残してカバーを裁断。

ミシンがけに向けて、縫い代を折り返します。
アイロンで折り目を付けてみましたが、高温にすると
布コーティングが溶けてしまいました(笑)
最弱にして、ちょうど溶けないくらいでした。



折り目の角には、ロープが入っております。
このロープのキワを縫うのが、なかなか大変で
難しかったです。


何せ布が重たいので、縫う際に普通に布は送られて行かず、
置いてある布に合わせてミシンを動かすイメージ。
縫い目のピッチも均等にならんし、まっすぐにもできんし、
まー上手く出来ません。メーカーさんが縫う時は
どうやってるのか、超見てみてぇッス。
ちょっと慣れてきて、ズダダダーって高速で縫い進め
布が重なった所にさしかかったら針がへし折れました(汗)
ミシン本体が壊れなくて良かった。


縫い上がったら、カバーを荷台に固定する為のゴムヒモを通す
鳩目を取付け。古いカバーを作った時は、この鳩目の位置が
若干良く無かったので、今回は良き位置へと移動しました♡


てな事で、加工完了。
コレ、4分の1に折った状態。長手方向片側の両脇の角を
落として、六角形にした感じです。

いよいよ車体にフィッティング。
鳩目と荷台のフックに、良き長さとなるようにゴムヒモを
切り出して、取り付けます。

毎度のごとく、スッタモンダしましたが、ようやっと完成~。
前回のカバーは4年の3ヶ月使いましたが、今回のヤツは
どんだけ保ってくれるでしょう。
(ってか、このカバーがダメになるまで、このクルマが
壊れず走っているのか、ってハナシもありますよねぇ)
ともあれ、とってもしなやかなカバーになって、大変満足♪