古いヘッドライトレンズでの車検対策を思案ちう。
ヤマハのXS650に装着されているレンズです。
リフレクターに錆びが多く見受けられ、全体的に曇っていて
反射の効率も低かろう、と思われ、果たして光量出るんでしょうか?
という疑念が拭えません。
じゃー、もうレンズごと交換してしまえー。
と思って、いろいろ探してみたのですが、ポジションランプ内蔵で
このサイズ(多分7インチというヤツ)だと、選択肢が狭く、
お手頃価格なヤツは、皆レンズ全面が平たい感じの物が多いようです。
個人的に、割とこの辺りの形状が全体の印象に与える影響度は
高めのような気がして、どうした物かと思案ちう。
ちなみに、同じCIBIE製で、多分同じような形状だと思われるレンズも
売っているようなのですが、なかなか生意気なお値段なので、
二の足を踏んでおります。
てな事で、毎度おなじみな、車検用お祭り仕様でどうにか
凌ごう的発想に流れ着きまして、最近ちっと気になっていた
ほぼH4バルブと同形状で、車検対応を謳って販売されている
LEDバルブをお取り寄せしてみました。
光軸さえ定まれば、多少レンズの効率が悪くても、圧倒的な
光量で乗り越えられるカモ知れない的な?(笑)
あらまー、ビックリ。
カットラインもスパッと出てます。
姿鏡に反射させて、眩しップリを体験してみましたが、
タマに路上で見かける、辺り一面に光をまき散らして
大変迷惑なLED光源のヘッドライトとは明らかに違う
御された配光という印象です。
まー、光量と温度の差からなのか、ハロゲン球に比べると
眩しい感はありますけど。
さて、肝心のハイビームですが、しっかりと収束されている
様子が感じ取れます。配光のパターンも、ハロゲン球のものを
かなりキッチリ再現できているように見受けられ、これなら
ヘッドライトテスター様も文句は言わないカモ知れません。
ワタクシ、ハッキリ言って、これまでLED電球に関しては
良い印象を持っておりませんでしたが、この品物は
かなり手応えアリな印象を受けております。
今回の案件は、とりえずこの電球を使って検査を受けてみる
方針で作業を進めてみようと思います。
あー、ヘッドライトテスターが欲しいなぁ(笑)