ホンダ エイプ100のリアサスペンションまわりの整備です。
リアサスペンションのリンク部分が、妙に油汚れな
感じなのと、リアショックをストロークさせると
エアを噛んでるグチュグチュ音がするので、
全体的に分解・確認しながら整備する事に。
後輪を持ち上げるのに、固定式のステップの両側に
ジャッキをかければ、サクッと直立させられて、
普段はとても楽なのですが、ナニゲに、スイングアームピボットの
シャフトを抜くのに、右側のステップを外さないとダメだったり、
リンクロッドのシャフトを抜くのに、左側のステップを
外さないとダメだったり。既に分解し始めちゃって、ジャッキの
掛け替えがちょっち大変で、結局チッコイ車体に3個もジャッキを
使って、とっかえひっかえしながら分解しました。
なんか面倒くせぇ~(笑)
リアショックは、スプリングを外して見ると、ガス圧が
全く無いような感じで、ボディーを倒してストロークさせると
エア噛み噛み状態でした。
シールヘッドは、シリンダをカシメて組み付けているタイプで、
分解してシール交換してオイルとガス入れるとか、どんだけ
手間食うんですかって感じなので、丸ごと交換です。
リンクの汚れップリからして、多分ガスの圧が抜けきるまでは
油が割と漏れていて、その油がリンクまわりに付着して
泥汚れが堆積。そのうち何となく乾燥しちゃってカピカピに
なっちゃいました的なストーリー?
☆追記:
後の社外品リアショック購入・観察の結果から、
どうもエイプのリアショックのダンパーは、元々加圧されて
いないではないか説が有力に。
もしかしたら、不具合と感じていたフィーリングは、
「元々こんなモン」だったのかも知れません(笑)
てな事で、ひたすら分解&お掃除。
ナニゲに油汚れが超ガンコで、洗油に浸け置き&歯ブラシ攻撃を
繰り出して、ようやっと落ちました。
掃除が終わった各ピボット部分に、新しいグリスを入れて
ババッとスイングアームとリンク類までは組立。
リアショックや、その他部品の発注をかけたところ、
なんと本日中に発送してもらえるそうで、明日には
届いちゃうみたいです。スッゲありがてぇ~ス。
てな事で、大変中途半端な状態ですが、明日部品が
来ちゃうという事ならば、このまま放置する事に決定。
明日の午前中のご予約頂いている作業の内容が
リフトで持ち上げないとイカン作業で無いと良いなぁ(笑)