モンキー125 シフトガイド組み付け

↑ペダルの位置を記録の図

モンキー125にシフトのガイドを組み付けるご依頼。

  

↑再度カバー&スイングアームピボットのシャフト抜き取りの図
↑ステップ取り外しの図

ご自身で組み込もうとしてから、作業をご依頼いただいたのですが、
やり始めてみて、何でか理解出来ました。
ステップのホルダーを外さないと、スプロケットのカバーを
外すのもやや面倒クサイ感じなのですが、ソレらを外すには
スイングアームピボットのシャフトを抜かないと作業が
できないようです(笑) 

 

↑シャフトに通してみたの図
↑再度カバー形状の図

てな事で、やっとこガイドを組み付けられる状態になりまして、
シャフトに通してみたところ、足がかりとなるボルト穴と
ガイドのボルト穴の位置が合いません。
おりょりょ?と思い、説明書を見るとJB02用となっていて
車両はJB03となっております。ナルホド、前の型用の部品みたい
ですね。この車両の型から5速化されたと聞いているので、
クランクケースごと新設計になっているようです。
また、ケースカバー形状が改良されて、シフトシャフトをかなり外側まで
支持するようにしたのでありましょう、このようなガイドの支持が
なくても、シャフトがたわむような事無さそうです。

ってな事で、残念ながら今回の作業対象のガイドは組めないっちゅー
事のようです。

  

↑リンクロッド比較の図

一緒に組んで欲しいと渡された、シフトペダルとシフトアームを繋ぐ
リンク用のロッドを交換です。STD仕様は、ただの棒ですが、
あたらしいものはピロボールになっております。

 

↑構造確認ちうの図
↑ボルト短縮化の図
↑支持間確認ちうの図
↑ロッド新旧比較の図

新しいリンクは雄ねじと雌ねじのピロボールエンドになっていて、
目一杯短く組んでもSTDのロッドよりも少々長くなりそうです。
できれば、STDよりも少々短かめからスタートできるようにしたいので、
雄ねじを少々短くしてみました。ロックナットが目一杯雄ねじの根元まで
来るようになっても、まだロッドが長いので、雌ねじの座面も少々カット。
2mmくらい短くなり、ネジのピッチは1mmなので、0.5mmずつ長さを
調整できる事になったので、コレでヨシでございます。

 

↑組み付け状態の図

てな事で、少々の加工は必要となりましたが、
リンクロッドの方は無事に組み付け完了~。
ペダルの位置も、無事にほぼ元と同じような位置に収める事が
できました。

皆様からの作業ご用命をお待ちしております。
<(_ _)>


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