FS650 キャブレター整備

↑車体から外したキャブレターの図

05モデルのフサベルFS650の、燃料がオーバーフローしてしまう
キャブレターの整備です。

 

↑抜けないバルブシートの図
↑抜けたバルブシートの図
正規のサイズでないOリングが入ってました
↑秘蔵のキャブレター部品コレクションの図
↑おNEWのシールの図

お疲れ気味なFCR-MXのオーバーフローったら、
フロートバルブシートのシールからってパターンが多いので、
ココは有無を言わさず交換。
バブルはお高いので、様子を見ながら交換か否かを決定してます。
今回は、まだイケそうと踏んだので、再使用。

で、肝心のバルブシートが、固着してしまったのか、
サッパリ動きません。シートのとば口を変形させないように
工具を作ってガッツリ摘まみます。でも、全く動く気配がないので、
潤滑浸透剤を吹きかけてから、ヒートガンでチンチンに暖めました。
ビミョーに動くようになっても、なかなか抜けて来ず、
結局小一時間格闘してようやっと抜けました。
どうやら、一回り大きなサイズのOリングが入っていたみたいです。
自分でも、適合サイズを持って無い時にやった事ありますが、
マサカこんなに抜けなくなるとは。あまりやらない方が
良いですね(笑)

 

↑フロートの図

今回、面白かったのは、バルブを押しているフロートの爪に
くっきりと凹みが付いておりました。
エンジンの振動がスゲーってのもあるのでしょうが、
公道走らせているヤツは、こうなるんですかねぇ。

 

↑お掃除ちうなパーツの図
↑組み付け完了~の図
↑燃料投下ちうの図

てな事で、本体やパーツをシコタマ掃除してから
組み立てまして、車体に戻す前に実際に燃料を
落として、オーバーフローを起こさないか確認。

振ったり、姿勢を変えたり、意地悪しながら
1時間くらい様子をみましたが、大丈夫そうです。

皆様からの作業ご用命をお待ちしております。
<(_ _)>

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