NISSAN F24 ATLAS ホイルバランス調整用アダプタ完成

↑ホイル側面完成の図

昨日に引き続き、現実逃避の工作です。
もう飽きてしまってますが、仕上げてしまわないと、
旋盤使えませんので、やり遂げました(笑)

  

↑外側からチャッキングの図
↑内径加工ちうの図

えー、日産のF24アトラスのホイルを、ウチのホイルバランサーで
回す為のアダプタを作っております。

昨日、ホイルとの合わせ面のテーパー角を図面上で確認しまして、
本日そこから加工。こちらはアッサリと完了。

で、ひっくり返しまして、内径の加工をスタート。
内径を、内爪でチャッキングできるギリギリくらいφ60からφ110まで
拡大したのですが、ゴリゴリと遠慮無く加工してしまうと、
スクロールチャックと品物の位置関係が動いてしまうので、
割とそ~っと加工せねばならず、えれぇ時間かかりました。
一個だけ作る場合は仕方ないのですが、量産するならば、全然別の
段取りでやらないとイカンですねぇ。

  

↑再度ひっくり返すの図
内側のテーパー加工完了~の図

そして、ここで手違い間違い勘違い。
内側のテーパーを切るのに、切って行く方向を深く考えず、
ただチャッキングしやすい面から加工しようとしていたのですが、
刃物が加工物に当たってしまって、削れない事が判明。
説明が難しいのですが、不慣れな作業では良くあるハナシでございます。
本来、芯や面を出したい部分の加工は、1チャックで一気に仕上げる
べきなのですが、やっちまったモノは仕方ないので、コンコン引っぱたいて
調整しながら芯を出してひっくり返して加工しました。
もうここまで品物がヘロヘロになってしまうと、爪で掴む力で
バリバリ変形してしまうので、動かない程度にそーっとチャッキングです。
あー、失敗しました。

 

↑表の図
↑裏の図
↑使用イメージの図
↑裏からの図
↑各部取り合いイメージの図

てな事で、結局ほぼ2日がかりの作業となってしまいましたが、
なんとか完成。早速バランサーにホイルをセットしてみましたが、
無事にセンターを拾って、バシっと組み付ける事ができました。
これで、バランス調整ができるようになります。

完成してから気付いたのですが、今回作ったアダプタ的なヤツの
内径は、本来のバランサーのテーパーコーンで調心されるので、
わざわざテーパーにする必要も無かったカモですねぇ。
まー、こっちの方が、テーパーコーンとアダプタの取り合いが
安定すると思われるので、まー、ヨシとしときましょう。

はー、面倒クサかった。

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