薪割り機油圧シリンダ修理

↑キャップ外れたの図
ダストシールバキバキ

薪割り機に組んである油圧シリンダからの油漏れ修理のご依頼です。

 

↑シールヘッド御開帳の図

カバーが開かずに、数日かかけて浸透潤滑剤を吹きつけ
まくってきましたが、功を奏して緩める事に成功!

てっきり、カバーとシールヘッドは一体なのだと思い込んで
ましたが別体でして、シリンダにカバーのネジでサンドイッチ
状態で組まれてました。
この状態で、ロッドをスライドさせれば、抜けて来ると
思われるのですが、全く動く気配ナシ!(笑)

さー、困りました。

 

↑シリンダ内の油排出の図
↑ぶちまけた油処理ちうの図
おがくずを撒いております

で、ゴチャゴチャやっている間に、シリンダ内の油を
吹き出させる大惨事が起こりました。幸い、作業者が油を被る
という最悪の事態にはなりませんでしたが、地面に大量の油を
流出させてしまいました(涙)
バスタオルで吸い取って、おがくずを撒いて、しばし放置ちう。

本題のシールヘッド抜き取り作業ですが、シリンダに空気圧を7kg
くらいかけてみましたが、ビクともせず、こらぁ再度配管しなおして
油圧をかけねばなるめぇ、という判断なのですが、油圧で押すと
おそらくシールヘッドの外周のシールが、ネジ山を乗り越える時に
かなり傷付く事になり、分解の結果、大規模な修理が必要である事が
判明した場合には修理を断念して、そーっと元どおりに組み立てたい、
というご要望には応えられなくなりそうです。

その他、別の箇所からのオイル漏れも判明しまして、当初想定した
作業範囲を上回りそうでもあり、オーナーさんと相談して今回の
作業は中止、という事になりました。んー、残念。

皆さまからの作業ご用命をお待ちしております。
<(_ _)>

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