XS650 エンジン不動原因判明

↑配線追いかけちうの図

ここ数日ハマりにハマっているエンジン不動な
ヤマハ XS650Special、エンジン回りました♡

 

↑資料確認ちうの図
↑各部確認ちうの図

お預かり時は、キーをONOFFしてもなんの反応もなく、
バッテリーの電極を掃除しているうちに、灯火類は復活したけど、
セルフスターターは回らず、スパークプラグに火は飛ばずって
感じでした。
ヒューズは飛んでない雰囲気だし、電気が通ってるし、
何でだぁ~って感じでした。

配線図と、各部スイッチのによる回路の開閉状態を
資料で確認して、再度怪しいところを見直していると
点火用のコイルに入ってるハズ電圧が異様に低い事が判明。

  

↑ヒューズ&電極確認ちうの図

↑電極が抜けちゃったメインヒューズの図
エレメントにクラックが入っていた?

↑電極磨くの図
↑仮組完了の図

事前に、ヒューズ管をゴシゴシ動かしてみたりはしていたのですが、
どうも導通ップリが良くなかったのか、大電流は流す気ねぇぞって
感じだったようです。ヘッドライトまで点いていたので、
油断しましたが、多分リレーの回路を通してライトを点灯させて
いるんだと思われ、リレー動かすくらいの電流は流してくれていた模様。
いやぁ、スッカリ騙されて、状況に気付くまでエラく時間がかかりました(笑)
でも、火が飛ばない、スターターは回らないっていう状況に陥った
理由は説明できるし、スッキリです。。

外したメインのヒューズは、ガラス管から電極が引っこ抜け、
エレメントは途中で折れてしまいました。
結構エッジの効いた振動が出るエンジンみたいなので、長年プルプル
しているうちに傷んでしまったのカモですねぇ。

ヒューズソケットの電極にも被膜ができちゃっていたので、
磨きまくってから接点復活剤を吹いて、手持ちのヒューズを
組み込んでみたら、全機能が復活致しました♪
これでサクッとお返しできれば良かったのですが、
なんとヒューズの管長が25mmと短いタイプで、手持ちのヤツは
30mmと若干長く、電極との接触面が小さくなっちゃうようなので、
ヒューズをお取り寄せするついでに、全部交換する事に決定。

が、面倒な事に、この25mmってサイズのヒューズは、既に一般的でない
らしく、在庫を持っているお店は少ないようです。あ・ま・ぞ~ん辺りで
サクッと手に入ると思ってましたが、数は大変少なくて、20Aってヤツも
あまり無く、売っていても交流用のタイプばかりでした。

って、今日調べるまで知らんかったのですが、管ヒューズって
直流用と交流用と使い分けないとイカンかったのですねぇ。
初めて知りました(汗) 

  

↑フロントブレーキのフルードの図

で、その他気になっちゃったのが、フロントブレーキの
フルードの量と色。妙に油面が低くて、茶色くなってます。
リザーブタンク周辺の塗装が妙にブカブカしている
雰囲気なので、ビミョーに漏れというか、密閉ップリが
良くなくて、量が減る&湿気るって感じなのカモです。

 

↑お掃除&フルード入れ替えの図

フルードが湿気っていると、内部にお腐れ物質が大量発生して
固着する原因になるので、フルードを入れ替えです。
ついでにキャリパーのピストンも引っ込めて、全体的に
整理運動&なるべくフルード入れ替えってイメージで作業。

 

↑各部ピボット部分に注油の図

スイングアームピボットとブレーキペダルのピボット部分には
グリース用のニップルが出ていたので、ついでに給油。

この車両は去年長期保管から路上復帰させたばかりなので、
この先もイロイロトラブルが露呈するかもしれませんねぇ。

ってな事で、ただ今ヒューズの入荷待ち。
商社さんもバックオーダーかけるようなので、
しばらく時間がかかりそうです。

もうチョイ続く。

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