昨日に引き続き、ハスクバーナ 701エンデューロの作業です。
やはり、サラッとは終わらずハマりました(笑)
クラッチはコゲコゲになってました。
恐ろしく滑っている時間があったのでしょう、オイルが
焼けて表面にくっついてます。
とりあえず、掃除~。
ケースの底やカバーの内側もクラッチカスがビッシリで、
ちょっと拭いただけで紙ウエスが真っ黒です。
さて、やっとこ本題です。
右側のオイルフィルターのカバーを止めるネジが
上がってしまって、締まりません。
コイル状のネジの補修材を使って雌ねじを付け直しです。
この作業を車体に付けたまま上手くやる自信は無いので、
カバーを外して作業です。
穴を拡大して、補修材用のタップを立てます。
ボール盤で作業できるので、雌ねじが寝ちゃう心配は
少ないのですが、とにかく切り心地が妙です。
もしや、コレはマグネシウムってヤツなのでしょうか、
やたらとネバネバした感触で、非常に加工しにくいです。
ネジ山が壊れちゃったのも、M5でオーバートルクってのも
あるのでしょうが、このネバネバが原因なのカモ。
さー、ここで悲劇の始まりです。
なんと、補修材のコイルが、母材のネジを食ってしまいます。
潤滑剤を変えて2回やり直しましたが、半分くらい入った
辺りから食い始めてしまいます。
うーむ、やはりこのネバネバな母材と、小径ネジの
取り合わせが災いしたのか!?
補修剤用のねじ山も崩れてしまって、おー、コレは困った!
今からM6のボルトへ変更しようにも、
既にM5の補修材用の下穴がM6のソレより広いのでアウト。
拡大方向で対処となると、M6用の補修材を入れて、ネジも
M6に格上げしか無いですが、それだと母材の加工代が
ビミョーです。ヘタすると、タップ切った時に内側へ
飛び出してしまいそうな雰囲気。
どうしたモンか考え込みましたが、ふと、減ったシャフトの
肉盛りにも使えるという、超超高価なチタニウムパテってのを
持っている事を思い出し、とりあえずそちらを先に試してみる事に。
モノは試しに、パテに直接ネジを切ってみて、多分ダメだと
思うので、M5の補修材を入れて対応しようと思います。
いよいよダメなら、最後の手段でM6化って事で。
ムフ、どうなるのか楽しみ♡
てな事で、まずはパテの足付けように、補修対象の穴に
普通のM6のタップを立て、表面を均一なギザギザに。
シリンジにパテを詰めて、穴の奥の方からエアを
噛まないように装填してみました。
はたして上手く行くのでしょうか?
十分に硬化するのには数時間を要するようなので、
続きはまた明日って事に。
その空きに、無くってしまったM5ネジ穴補修材を買いに
近所のホームセンターへ。
リコイル製の補修材が売っておりました♡
連休に入って、通販は期待できないので、コレは助かるわー。
あー、早く固まらないかなー
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