本日、車検取り立てホヤホヤ、
ハスクバーナ701エンデューロの整備開始です。
まずはエンジンオイル交換の準備です。
準備というのは、こちらの車両、オートクラッチを組んである
為なのか、異様にエンジンオイルが汚れるようです。
前回交換時も、出てきたオイルにオーナーさんと共にビックリ。
今回は、本番オイル交換前に、一度フラッシング的な事を
して欲しいというご注文です。
とりあえず、今入っているオイルを出してみると、
やはりゴイスーな感じの若干粘度上がってます？的な
ラメラメ全開なオイルが出てきました。
オートクラッチもそうですが、元々バックトルクリミッター機能も
入っているクラッチなので、そらもう、半クラッチ使いまくりな
状態で、クラッチカスがものすごいのでしょう（笑）。
てな事で、リーズナブルなオイルがあったので、
ソレを入れてご近所を一周。
戻ってきて油量点検用の窓を見てビックリ、
既に奥の鉄板が見えないくらいになってますヨ。
早速、交換したばかりのオイルを出してみると、
既に真っ黒＆ラメラメ。こんだけ汚れが出せれば、
本番オイル（？）はかなり良い状態から使い出せる事でしょう。
そして、これまた全回のエンジンオイル交換時に
発覚した問題点で、オイルストレーナーのキャップが
全く緩みませんでした。度胸一発、インパクトレンチを
使ってもビクとしなかったので、新しいキャップを
用意してから作業しましょうって事にしておりました。
今回は部品も用意できたので、度胸一発、壊す覚悟で
挑みます。当然、普通にやってもビクとせず、
暖めて、引っぱたいて、再度強烈インパクトレンチと
やってみましたが、やっぱダメ。
進むしかないので、1/2のブレーカーバーを用いて
一人車体押さえ係をお願いし、二人がかりでやっとこ
回りました。ちなみ2箇所なんですけど、
両方とも同じようにガッチガチでした。
外れたキャップを観察すると、ネジの表面がただれ気味。
雄ねじも雌ねじもお疲れ気味になっているのでしょう。
皆々様方、たかがエンジンオイル交換と侮るなかれ！
てな事で、今回一番恐ろしく感じていたネジを
緩める事が出来たところで、本日の作業、終了～。
作業はまだまだ続きます。