スッタモンダしております、カワサキ90SSの
クランクケースをやっとこ閉じました。
お客様と作業方針を相談して決定。
とぅるり~んと回るようには組み付けました。
結構苦労しました。
途中の写真撮り忘れてしまいましたが、
なかなかお目にはかかれないロータリーディスクの組み付け。
シフトフォークの組み付けも終わり、
クラッチを組む準備完了。
クラッチのディスク、ライニングが付いてる方は新品部品が
出たのですが、ディスクだけの方は廃盤で再使用です。
そのディスクの方が一枚コゲコゲで変色してるし、
他はみんな錆びてるしで、磨くのに手間食いました。
新品の摩擦材にもオイルを吸わせないとイカンし、
クラッチ組み立てるのに、結構時間かかりましたなぁ。
で、いよいよカバーを区付ける訳ですが、
お客様がご自身で塗装されていたので、傷付けないように
そーとオイルシールの交換。と思ったら、塗料で固まっていて
オイルシールがビクともしない(笑)
申し訳ありませんが、塗料を叩き割ってシールを外して
サンドブラストのメディアだらけだったので、
洗剤で洗ってエアブローしまくらせて頂きました。
塗装が傷んでないと良いのですが。
オイルポンプの入力軸のシールもご用意した頂いていたので、
交換です。カバーのガスケットが無かったので、
分解は諦めて、ムリクリシールだけほじくって交換しました。
ポンプは組み付ける前にオイルのエア抜きです。
電動工具でシャフトを回してみました。
オイルラインを順繰りとエアを抜きながら組み立て。
最終的に、吸気マニホールドのオイル吐出口から
オイルが出て来た事を確認して、ポンプを組み付け。
で、いよいよクランクシャフトのオイルシールを圧入。
初めて組むエンジンなので、あー、アレ組み忘れたー
とかって分解する事もあるかと思い、
ココは最後の最後に残しておきました。
コレ入れちゃうと、もうクランクを引っ張る事が
出来なくなりますから。
最後のクラッチのレリーズ機構を組み付けると
右側の組み立てはオシマイ。
後は、左側のコイル類が載ったプレートを組み付けて、
フライホイルを組んでだら、腰下完成~。
ってトコロで、かなり遅い時間になってしまったので、
本日の作業、ココまで!