やっと終わった

↑なんぢゃコラ~の図
↑なんぢゃコラ~の図

何だか、連続して作業の時間が取れず、ズルズルと遅れ気味な
作業全般でございますが、先日よりネチネチやって参りました
ホンダのCRF450Xの作業が、やっとこx2完了致しました。

 

↑インナーチューブ内側掃除ちうの図 やっぱ原始的な方法が一番良い気がする
↑インナーチューブ内側掃除ちうの図 やっぱ原始的な方法が一番良い気がする
↑いくら拭いても汚くなって出てくるウエスの図
↑いくら拭いても汚くなって出てくるウエスの図

で、最後にサクっと終わらせるハズだったフロントフォークの整備、
やはりコイツは一筋縄ではいきませんでした。
アウター側のオイルが激汚れ。インナーダンパーのオイルもモチロン
ラメラメ。まー、コレはヘビー級なライダーが散々いじめたので
十分に想定できましたが、アウターのこの汚れップリは何でしょう?

チューブの底にも、ヘドロ状の暗黒物質が沈殿しまくり。
掃除するのも一苦労ですわ。細長いチューブの内側は、
ナイスなサイズの角材の先っちょに紙ウエスを巻いて、ひたすら
クルクル回しながらシコシコ磨きます。プリミティブな手法でございますが、
今んところコレが一番スッキリするデスね。

 

↑暗黒物質コーティングされたバネの図 ってか、バネから暗黒物質が生成されているのか?
↑暗黒物質コーティングされたバネの図 ってか、バネから暗黒物質が生成されているのか?
↑アップの図 脱脂が中途半端でスンマセン
↑暗黒コーティング部アップの図 脱脂が中途半端でスンマセン
↑ミガキ完了の図 あーもー疲れた
↑ミガキ完了の図 あーもー疲れた

出て来たバネが、あまり見た事ないくらい真っ黒でございます。
多分オイルに浸っていなかったであろう部分が真っ黒なので、
サビの一種なのか、オイルが変質したモノなのか、何でしょうなぁ。
オイルの汚れ原因はコレなのかも。
おそらく、乗らない間に暗黒物質がバネの表面に生成され、
たまぁ~に乗ってチューブの内側と擦ってコソぎ落とされたモノが
オイルに混ざる的なストーリー?

ともあれ、気にくわないので、レーシングな装いのバネに
してくれたわっ。

 

↑面取りちうの図
↑面取りちうの図

インナーチューブの角っちょが鋭くて、手が切れそうなので、
気が済むまで面取り♡ ざまーみろ♪

 

↑お掃除完了~の図
↑お掃除完了~の図

スッタモンダして掃除が終わり、サクっと組み立て。
やっとこフォーク組み立て完了。

 

↑キャリパー整備ちうの図
↑キャリパー整備ちうの図
↑エンジン&ミッションオイル交換ちうの図
↑エンジン&ミッションオイル交換ちうの図

車体へ組み付け中に、フロントブレーキキャリパーも整備。
組み上げてから、チロリと作業場の裏を走らせて、エンジンオイルと
ミッションオイルをかき混ぜてから、交換。

 

↑整備完了~の図
↑整備完了~の図

って事で、やっとこ整備完了。
ここまでくると、エンジンもやりたいッスねぇ。

スタンドから降ろした瞬間、笑える程のしなやかさで
サスペンションがストロークします。ちっと乗った感じも超ナイス。
使い込んだ車両を整備すると発する、この独特ないぶし銀的
乗り心地がタマランですわー。コレが使い倒してしまった後だと
いくらやってもこの感じが出ないんですよねぇ。
新車の固くて乗りにくいのを乗り越え、コツコツシコシコ手をかけ
ながら使い込む、タマゴッチ的苦労をしないと、なかなかコレは
味わえないッスよ~ん。
(ま、タマゴッチ触った事ないですけどね)

あー、整備後の一番オイシイ時間に自分が乗れないのが残念!

投稿者: okamochi@tensyu

個人事業主にして、岡本商店 店主。

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