自分用に降ろしてしまったKX、足回りを整備しなければと
思いつつ、放置しておりましたが、とりあえず軸受けだけでも
先に進めておこうって事で、作業してみました。
そう、なにを隠そう、このようなフォークのキャップを回す
道具作るのが面倒クサイので、先に進んでおらんのでした。
お客様の作業ならいざ知らず、自分の作業だと
ケツかっちんパワーが出ないので放置傾向。
まー、そのウチ進めよう。
ちなみに、リアショックのリザーバータンクも、見た事ない
カバーに被われているんですよねぇ。あー面倒クサイ。
関係ないですが、やっぱ金属バネが入っていないと、
フォーク本体はかなり軽いです。
半日を4回乗ってますが、やっぱりそれなりに傷は
入っちゃうモノですねぇ。まー仕方無い。
いつも思うのですが、コマメに整備するつもりであれば
古いグリース除去の手間を考えると、新しいグリースを
突っ込むのは必要最低限ってのも手なのかも知れませんね。
ま、作業後にどうなるかは解らないので、いつも目一杯
突っ込んでしまいますけど。その方が、洗車の時も安心な
ような気がするし。
ちなみに、今回ニードルベアリングは、リテーナーが入って
いないタイプが大半でしたが、完全に脱脂してもニードルが
落ちてきませんでした。そういえば、新品の時って
バラバラになってしまう印象を持ってませんが、もしかして
アレってニードルが痩せちゃってバラけるのでしょうか?
次回整備の時に期待しましょう。
ちなみに、最近のモデルは、メーカーで組まれた状態だと、
各部シールのリップが巻き込まれている場合が多々あります。
今回は2箇所だけでしたが、先日作業した某Y社の
打率はイチローも真っ青どころの騒ぎでは無かったです。
採用しているシールにも寄るのかも知れませんけど、
一度クセがついたリップは、なかなかに厄介です。
この傾向は何なのでしょうねぇ。
てな事で、サスペンションは後回しにして、
軸受け整備だけ完了~。
二度手間になるので、全部一緒にやるぜーって
欲張るモンではないですねぇ。
ちなみに、今回面白かったのは、リンクのシャフトと
インナーレースの間に、結構水が入ってました。
どうせ一度入ってしまった水は抜けないでしょうから、
穴とシャフトを密封するようにグリースを塗って組んだ方が
水が入りにくくなる分マシかもしれません。
何しろ、コマメに手入れしろって事ですネ。