瞬殺

↑樹脂で修正したシャフトの図 使用前

摩耗してしまったシャフトの修正を熱を入れずに出来ぬモノかと
イロイロ探して、良さそうなのを見つけたと思っておりました、
超高価な樹脂系補修材。早くも結果が出てしまいました。

 

↑クランクケースカバー外しちうの図 エンジンオイルを抜かずに開けるにはこうなるデス
↑掘れちゃったシャフトの図

で、シールのリップと擦れて、割とすぐに減ってしまう
旧型フサベルのウォーターポンプのシャフトで試してみたのですが、
1時間ほどの運転でアッサリと結果がでました。
(元ネタはこちら♡)
ちろっと乗ってみると、ポタポタくらい水が漏れてきたので、
ちーとケースカバーをはぐって、シャフトとシールの当たり面を確認
してみたのですが、見事に掘れちゃってました。
コレにはイロイロと期待していたので、非常~にザンネーン!
ダメだったショックもデカいですが、諸々に費やした経済的損失もデカい。
何でしょう、やっぱ油の中でなくて、水中ってのや、
温度的な条件や圧力がかかる事によるリップの面圧なんても影響
するんでしょうか。ともあれ、こんなにアッサリと結果が出るとは
アッケラカーンとすると共に、清々しさすら感じております。
まー、ダメだったのは残念だけど、他人様に頼らず自ら結果が出せたし、
何より面白かったので、まー良き経験が出来たとしてヨシとしましょう。

あ゛~、次の手考えるのは楽しいけど、あのシャフトにアクセスするのに、
エンジンを完全に分解しないとイカンのは何とも面倒クサイなぁ。

投稿者: okamochi@tensyu

個人事業主にして、岡本商店 店主。

「瞬殺」への2件のフィードバック

  1. シールのサイズが変更できるのであれば
    焼き入れしたリングを焼き嵌めして
    出来ればなー とか思います。 それか
    新品の状態で硬くする処理(高周波焼き入れや窒化とかDLCとか)
    するのがいいのかな・・・
    いずれにしても、軸が柔らかいのは確かですね。

    1. リングを入れられると良さそうですね。
      ポンプのインペラとの兼ね合いもあるので、
      なかなかにハードルは高そうです。
      心が折れて、新品部品を発注してしまいそうに
      なりますが、グッとこらえてボチボチ行きます(笑)

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