XR75のフロントまわり換装作業開始。
まずは分解から。
で、ステアリングステムのシャフトに入って居る
ベアリングを壊さずに抜き取りたい。
でも、シャフトはアンダーブラケットに溶接されているので、
シャフトごと抜き取る事はできません。なもんで、
今回はちとへそ曲がりなアプローチで作業してみます。
↑直接的加熱の画 道具を加熱しながらベアリングに熱移動?
↑ 間接的加熱の画 道具を加熱してからベアリングに熱移動?
えー、シャフトに圧入されているインナーレースを
熱で膨らませている隙に、抜き取れないか、という
発想です。
インナーレース上端にタッチする道具を作って、
そこから熱を伝えてみます。
まずは、道具をタッチさせたまま加熱。見事失敗!
マイクロウェーブが要らん所にも伝わり、全体的に
暖まってしまう為ダメだったのかもしれないという
仮設を打ち消すべく(既に失敗前提)、今度は道具だけ
チンチンに暖めてから押しつつけてみました。
モチロン、失敗!
瞬間的にはレースとシャフトの温度差は割と付ける事が
できましたが、公差がオーバーになるほどには至らなかった模様。
シャフトに傷が入って居るかもしれないし、元々この方法では
抜けないのかもしれないし、とにかく上手くはイカンでした。
まー、そんなに物事上手い事いっちゃったら、面白くないしな。
(案外、ツルンと抜けないかなーと、甘い夢みてた)
次の手考えます。