一難去って、また一難

↑ゴリゴリベアリングなスプロケットホルダーの図

お預かりちうのフサベル FE390、
リアホイルのスプロケットホルダーのベアリングがゴリゴリです。

 

↑当てモノ旋削ちうの図
使い古しのベアリングのインナーレースね
↑使用イメージの図
↑分解完了~の図

てな事で、マズは分解して、現状確認から。
外径52mmのベアリングで、油圧プレスで押すに当たり、
ケースへの当て物に適当なモノがなく、手持ちのブツを
少々旋盤で削り込んで合わせました。
で、無事、ぶっ壊さずに分解完了。
ケースから抜くと、与圧が抜ける分、回転が軽くなるものの
やはり少々回転に違和感アリ。やっぱ交換しかねーすな。

 

↑分解洗浄~の図
↑グリス詰めて見たの図

こちらの車両、割と新しいので、当然部品は出てくると
思ってましたが、良く考えると、このホイルは05モデル用の
中古を組んでありまして、なんと、このベアリングは既に
販売終了品となっていて、入手不可。ガチョーン。

で、同じ型番のベアリングを探してみましたが、
解放型は有るものの、ゴムでシールしているタイプは
見つかりませんでした。ガビーン。

じゃー、抜いたベアリングを手当てして、今しばらく
働いてもらおうと思い、シールを外してボールをキレイに洗い
グリスを入れて組み直してみました。
うむ、なんかイマイチ。徒労に終わりました。

 

↑現在の状況の図
とりあえず、コレで車両を転がせる

なんか別の手で行けないかといろいろ考えてみました。
まずは、普通の深玉ボールベアリングを2例に並べる作戦を検討。
耐荷重は小さくなっちゃうけど、少々外径の小さく、幅も狭い
都合の良いヤツをアダプタ的なケースに入れて組み込め
行けるんじゃネ? とか考えていたら、
元のベアリングはアンギュラタイプである事が判明。
そうか、ラジアル方向だけ踏ん張れば良いんじゃ無いのね。
じゃー、アンギュラタイプ2個セットでー、って探すと、
元の寸法に納められるモノが無さそう。

うーむ、じゃー、ケース側を削り込むのかー。
なんか面倒クサイし、そもそもそんな肉厚あるのかー。

って事で、もうちょっと良い案が出ないか、考えまーす。
なんか、サラっと終わる作業無いのかねぇ。

投稿者: okamochi@tensyu

個人事業主にして、岡本商店 店主。

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