ホンダのCB1300のドライブチェーンとスプロケット類の
交換ご依頼です。
えー、なんだかドライブスプロケットを交換するのが面倒です。
大外の化粧カバーを外し、クラッチのレリーズシリンダーを
外すと、やっとこスプロケットのカバーが外せます。
そう言えば、普通に道路を走るバイクってば、
ドライブスプロケットには普通はカバーかぶってますよねぇ。
最近、泥ンコっぽいヤツばかりしか触る機会が無かったんで、
なんなら足でも何でも巻き込んじゃいますよって感じに
露出しているのかしか見て無かったモンなぁ。
えー、チェーンモノはなんでもそうですが、
アブラーで掃除が大変です。
でも、このCBはとってもキレイになっているので、
基本的に飛んだチェーングリスだけだったので、
落としやすくてまだ楽ちんでした。
スイングアームも掃除して、ちょっと気が済んだわ~
ところで、今回はのスプロケットは社外品のご指定です。
せっかくなので、目方を比べてみました。
鍛造をうたっているドライブ側は、防音のゴムも付いて無いので、
純正部品より重たいです。おぉ~、頑丈そうでステキ。
ドリブン側は、アルミ製だけあって、激軽になりました。
リアホイルのアクスルシャフト上で500g違ったら、
サスペンションの動き方も変わってくるかも知れませんね。
掃除も終わって、いよいよ組み付け。
チェーンは、カシメクリップ部分で抵抗が増えてしまわないように
気~使って組んでます。緩すぎると、シールの潰れ代が小さくなって
抵抗は小さいけど、水が入ってマッハでダメになりそうだし、
潰し過ぎると重たくなるし。プレートが平行に良い数字まで
納まるように、ビミョーなタッチでやってます。
その他、シール類もリップの中を掃除できるところは掃除して
新しいグリスを入れて組み込み。
ホイルのハブのスペーサーカラーとか、長期に渡って分解されないから
ある意味ダートバイクとかより断然厳しい環境ですよねぇ。
やれる時にキッチリお世話してきましょう。
てな事で、組み立て完了。
最後に新品チェーンについている余計なグリスを拭き取り。
コイツに汚れが付いて乾燥すると、まー掃除が大変ですから。
試運転して、チェーンの張り具合を再確認して、
今回の作業、終了~。
浮かせたリアホイルは、しゅるる~んと軽く回るように
なりました。
フ~、気が済んだぜぇ~。
今回もヒマにモノ言わせて、じっくりやってみました~。
皆さまのご来店、作業ご用命をお待ちしております。