アルピーヌA110(旧型)のタイヤ交換のご依頼です。
ルノーの3穴ホイル用に作った、ホイルバランサー用アダプタ
久々登場~
ホイルは、6年くらい前に、お高級な塗装が施されて
ピカピカになっております。故に、作業中に傷を付けて
しまうのが恐ろしくて恐ろしくて。
更に、ホイルのビートを落とし込む溝が細く、浅いみたいで、
ビートは落ちないわ、めくれないわで、非常~に
作業しづらいと来たもんだ。
てな事で、少しでも作業が楽になるように、日向にタイヤを
置いて暖める作戦。手を変え品を変え、どうにかタイヤを
剥きました。
そして、タイヤを外したホイルの掃除中にリムとスポークを
締め付けているボルトナットが一本緩んでいる事が判明。
ギャーギャー大騒ぎして、結局リム側に出ている工具が
掛からない丸いボルト頭に、オーナー氏自らが
バイスプライヤーをかけて締めるという、傷付けド無視の
豪快作業で難を切り抜けました。
あーもー、こーゆーの困るぅ~
やっとこさ新しいタイヤを組み込む準備完了。
相変わらずな暇人作業で、まずはホイル単体でアンバランスを
修正してからタイヤを組み込み、タイヤ単体のアンバランス点を
確認して、ホイルのアンバランス点と合成して、
載っけるバランサーウエイトの量を最小限に抑える作戦敢行。
チューブ入りなんで、ホイルに組んだタイヤを回すのが
大変かもしんないと心配しましたが、全然OKでした。
コレもまた運なんですけど、ちょうどホイルのアンバランスが
アウトサイド35gと一番大きなヤツに、同側58gと超アンバランスな
タイヤが組み合わさり、位置合わせをした結果17gのウエイト量で
済んじゃったという、気持ちの良い偶然もありました。
(イン側のアンバランスとの合成になるので、片側の数字の
引き算どおりになりません)
てな事で、毎度毎度この作業を行いながら、オーナー氏と
同じ話をするのですが、恐らく走り出すとホイルとタイヤの
嵌合部分も落ち着いて位置が変わるだろうし、
タイヤも減っちゃってどんどんアンバランス量も変わるから、
オレらのやってる事って意味無いよねぇ~
とか良いながら、たまにバランス量が0になったりするのを
大喜びするオッサン二人であります。
皆さまからの作業ご用命をお待ちしております。
<(_ _)>
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