Husqvarna 701ED用のリアブレーキペダルの加工です。
先日、当店のお客様が売りたいという部品を別のお客様が
お買い求め頂いた品なのですが、本日取り付け作業を
行ったところ、ぬわんと付かない事が判明!
ちっと説明が難しいのですが、ペダルにはベアリング用に
止まり穴が開いており、車体側の飛び出したペダル取り付け座が
止まり穴の下穴よりもビミョ~に小さく、ペダルがキレイに
ハマって動きません。(笑)
本当はスペーサーが付属している品物なのかとも考えましたが、
新旧ペダルを計測したところ、ベアリングの座面と
ブレーキマスターシリンダのプッシュロッド座面の位置関係より
そうではない事が判明。
うふ~ん、流石はアメリカ製、という事にしておきましょうか。
てな事で、仕方ないので、下穴拡大な方向で作業開始。
旋盤でピューっと削れないかとやってみましたが、
複雑な形をしているので、ボーリングバーが
届きそうになくて諦めて、フライスで加工に決定。
セットに4・50分使って、加工は3分くらい?(笑)
センター拾って、面出して、切り込み0.2mmだけ穴拡大。
(22mmのベアリング穴に、下穴が20.6mmチョイで、
まー、ベアリングの座に0.5mmは取っておきたいから
21mmまで拡大。あとの少々の事は面取り分で誤魔化す的な)
最後にベアリングを戻して、作業完了~。
てな事で、せっかく取り付けに来てくれたお客様は
別の用事アリとの事で、あえなく時間切れとなりまして、
本日の作業を諦めて頂いて、取り付けはまた後日という事に。
大変申し訳ない事をしてしまいました。
あー、なんかこの作業、誰からも工賃もらえないよなぁ...(爆)
ま、乗りかかった船というヤツですかねぇ。