XL250Sイロイロ整備

↑作業完了~の図

お預かりちうなホンダXL250S、部品が届いたので、
ボチボチ作業を進めます。

 

↑23インチタイヤの図
↑リアタイヤ交換完了~の図
↑おNEWのドリブンスプロケットの図

まずは、リアタイヤの交換から。
スプロケットも交換しちゃいます。

鉄製の良いスプロケットが手に入りました♡

 

↑ドライブスプロケット類の図
↑カウンターシャフトスプラインの図

さて、今回の問題点、ドライブスプロケット。
ホンダあるあるな、シャフトのスプラインがすり減っちゃって、
ダメになっちゃうヤツ。聞けば、FTR250とかでもメジャーのトラブル
らしいですね。どうしてこうなっちゃうのか、このフィキシングプレートで
チョロっと引っかけておくという装着方法と、チェーンの張りの調整具合とか、
走行環境とか乗り方とか、イロイロ原因あるんでしょうねぇ。

ともあれ、XL250Sの場合、すでにカウンターシャフトは部品としては
購入できず、中古もなかなか手に入らず、半年ほどウダウダしておりましたが、
この度中古のエンジン丸ごと手に入ったとの事で、そっちに載せて変えて
しまいました。

 

↑シム完成~の図
↑挿入~♡の図
↑装着!の図

で、おNEWのスプロケットを組み付けてみました。
そこそこしっかりはしているものの、やっぱり嵌合具合は
かなりルーズ。常にもんどり打つ感じなので、フィキシングプレートも
あっというまに凹んでしまい、更にもんどり打つ量が増えて...
という雪だるま式悪循環が生まれるのでありましょう。

どうにか出来んモンかと考えまして、コイツ場合はスプロケットの
背面に、押しつけられる面が存在している事に気が付きまして、
ならばスプロケットと面との間をチョッキリと埋めるシム的なモノが
あれば、フィキシングプレートはかなり楽が出来るのではないかと。

って事で、ちくっと削ってみました。
最初は計ってやってみましたが、計測誤差が大きくて上手く行かず
トライアンドエラーを重ねて良き厚みを見つけて作ってみました。

はめてみると、スプロケットのスラスト方向のガタはほぼ無くす事が
できました。まー、結局はフィキシングプレートが減ってきてしまえば
もんどり打ち始めるのですが、軸よりもかなり外側の面でスプロケットの
倒れ方向の力を支えられるので、カナリな延命効果が望めるのではないかと
一人盛り上がっております。うーむ、発明だ!(←アホ)

 

↑チェーンのジョイント具合確認ちうの図

そして、ドライブチェーンを組み付けて、リア側の作業は完了~。

チェーンのジョイントは、プレートを押し込み過ぎると
回転が重くなってしまうので、スルスル回るように、
プレートのセット幅を確認しながら、そーっとそーっと圧入。
欲しい数字まで来たら、チョッキリとピンをカシメて作業完了。

うむ、今回も上手く行きました♡
(この作業、ナメてやると、かなり結果に差がでるッスよ)

 

↑フロントタイヤ交換ちうの図
↑ユルユルスポーク増し締めちうの図

リアが終わって、作業はフロントに移行。
タイヤの交換とブレーキの調整と、各部の給油。
最後にユルユルになっていたスポークを張って、少々調整。

 

↑おNEW部品装着完了~の図

てな事で、やっとこ作業完了~。
なんだカンダで、結構時間喰いました。

やっぱりスプロケットとチェーンがおNEWになると、
かなりパリッと感が出ますなぁ♪

あとは、寝かせている間に切れてしまった自賠責保険を
かけ直せば、試運転の準備完了~

皆様からの作業ご用命をお待ちしております。
あ、任意保険や自賠責保険のご用命も宜しくデス。
当店、損害保険ジャパンの代理店でございます。

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