RTLリアショック整備完了~

↑内径計測ちうの図

昨日に引き続き、RTLのリアショック整備です。

 

↑ベアリング組み込みちうの図
↑ロッド計測ちうの図

ボディーの内径とロッドが痛んでいたので、
寸法を確認しながら研磨。
出来うる限りの円筒度と真円度を保てるよう
頑張ってみます。

 

↑研磨前の図
↑研磨後の図
↑ロッド組み立てちうの図

お次は、ロッドの組み立て。
シールヘッドを組み立て、シムを磨いて
ピストンを組み付け。

 

↑ヨナヨナ部品作製の図
↑真空引き状態確認ちうの図

そんでもって、今回から、最近夜な夜なシコシコと作っていた
真空引き装置を投入!
負圧計では-100.8Kpaを確認できましたが、
実際にそのままオイルを吸わせてみると、
ボディー内には若干の気泡が生じる事も判りました。
(透明の筒でも結構実験してみたッス)
やっぱもっと強烈なポンプでないとリアル真空にはならん
っちゅー事なのでしょうか?
最終的には、いつも通り、時間をかけてオイルを入れたり
出したりしなが、少しずつ気泡を追い出すしかないようです。

ともあれ、オイルを入れる際のエア抜き作業の手間と時間は
大幅短縮。リアショックの作業に負圧を利用したのは
初めてですが、これは便利ですな。
知識としてはありましたが、圧力が小さくなっていくと、
ホントにオイルが沸騰するのを見て、ちょっと感動ぅ~。
あー面白かった。

 

↑ガス封入完了の図
↑作業完了~の図

リザーバータンク内に窒素ガスを封入して
最後のスプリングを組み付ければ、作業完了!

さて、良くも悪くも、イロイロと変わってしまったと
思うので、後はオーナーさんにこの仕様が気に入って
もらえると良いですが。

皆様からの作業ご用命をお待ちしております。
<(_ _)>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です