異音原因探し

↑KTM率上昇ちうな作業場内の図

890DUKE、加速時に異音が出るという事で
原因探しです。

 

↑フロントホイル点検ちうの図
↑シールグリス入れ替えの図

フロントの方から「チュリチュリ」といった感じの音が
加速時に発生するという事、押して歩くような時に、
ハンドルを切るとブレーキが引きずる感じがするとの事。
確かに、押しながらハンドル目一杯切ると、フロントブレーキの
ディスクとパッドの当たり具合がキツくなる感じがあります。
考えにくいですが、フロントのホイルベアリングのガタを点検。
アクスルシャフトを抜いてみましたが、特に問題は無いように思います。
とりあえず、スペーサーカラーを外してシールのグリス入れ替えて
アクスシャフトを組み直し。

 

↑キャリパーの座りっぷり調整ちうの図

アクスルシャフトの位置決めをやり直して、ブレーキの
引きずる感じを見てみましたが、分解前とあまり変わらず。

一応キャリパーのボルトも緩めて、キャリパーの座りっぷりも
調整し直してみました。
ラジアルマウントキャリパー、ドエルピンが入って居るヤツで
そうでないヤツが見受けられますが、コイツは入ってませんでした。
ボルトの径の遊び分はキャリパーが斜めっちゃえる訳で、
感じが変わる原因は、ソレとディスクのフローティングピン
かなぁ、的なイメージで。

キャリパーの固定をやり直すと、ちっと回転が軽くなった感は
ありましたが、劇的な変化はありませんでした。

 

↑ドライブチェーン清掃・給油ちうの図

てな事で、試運転。
見事にチュリチュリ音は出てました。
押してる時にハンドルを切るとブレーキ引きずり感は、減った感じ。

確かに前の方から音が聞こえる感じなのですが、
又を広げると左下の方からも聞こえるので、
もしやドライブチェーンからみの音かも、って事で、
掃除して給油。チェーンの張り具合は、マニュアルの規定値くらい
だったので、無調整。
再度試運転すると、見事に音は激減しました。
加減速の具合で、何かの拍子に軽く音が出る事がありましたが、
まーまー、音の原因はこの辺りで、特に壊れるような事では
無さそうって事は判ったので、とりあえずコレで様子見てもらう事に。

スイングアームの桁高がある割りに、ドリブンスプロケットが
割と小さめなんで、チェーンが良く擦るのと、スイングアームピボット部分に
小石が沢山乗っていたので、ソレが油に捕まって、運悪くチェーンと擦れて
硬い物同士が擦れるチュリチュリ音発生、ってな感じかも知れませんねぇ。

皆様からの作業ご用命をお待ちしております。
<(_ _)>


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