GASGAS TXT タイヤ交換他

↑リア作業ちうの図

GASGASのTXT、前後タイヤの交換と、
なんだか回転っぷりがイマイチというフロントホイルの整備です。

 

↑交換前エアバルブの図
↑ビードが上がらず苦戦ちうの図
↑組み込み完了~の図

まずは、サクっと終わりそうなリアから作業開始。
と、思っていたら、なかなか苦戦。

リムがゴツくて新しいバルブがなかなか入らなかったり、
柔らかチューブレスタイヤあるあるな、空気スカスカ抜けちゃって
ビードが上がらなかったり(笑)

あの手この手で、どうにか切り抜け、やっとこ組み込み完了~。

 

↑ビード部分に刺さった石の図

お次はフロント。
フロントはチューブ入りなので、特に何も無く作業完了。
タイヤのビード部分に小石が刺さってました。コレは初めて見ましたなぁ。
トライアル車は見た事ないのが沢山起こっていて面白いッス。

 

さて、左にハンドルを切ると、何かが擦れるような音と共に
引っかかりを感じるという、フロントホイル。ホイルを地面から浮かせても
回りっぷりがよろしく無い感じとの事。
試乗してみるも、聞いていたひっかかる感じは体感出来ませんでした。
ブレーキディスクがフローティングなので、音や擦れる感じが若干変わる
感じは確かにあり、ホイルを空回りさせると、重たいのは確認。

分解してハブベアリングを指で回してみると、確かに重たく
ベアリングの表面には少々サビ有り。
ディスタンスピースとインナーレースのビッタリ感がハンパ無いので、
一旦アウターレースを動かして、インナーレースをフリーにしてみると
スルスルまわりはじめました。
何かの拍子にハブ本体とアウターレースがズレて、ベアリングの
セットされるスパンが少々狭くなってしまい、タマタマとレースの
間の摩擦が大きくなっていたのカモ知れません。

浮かせたアウターレースを良い感じの所まで押し込み直し、
ホイルをフォークに組み付けてみると、良い感じに回りました。

 

↑若干サビ気味ハブベアリングの図
↑シール剥がしてみたの図

ベアリングは少々サビもでていて、シールの中にまで水が入って
タマタマが錆びている事も考えられたので、あまりお勧めできる事では
ありませんが、シールを外して中の状態を確認。幸いサビは発生して
おりませんでした。寄ってしまったグリスをナラシて、少量だけ新しい
グリスを入れて組み直してみました。

まー、トライアル車のハブベアリングは、露出しているので、
寿命は長くは無いと思いますので、定期的にバンバン交換してしまいたい
ところですが、あまり頻繁にやるとハブのベアリング座面にも
良くないと思いますし、どうしたモンでございましょう。

てな事で、とりあえず今回はコレで様子走らせてもらって、
アッサリまたダメになるようだったら、次の一手を打ちたいと思います。

皆様からの作業ご用命をお待ちしております。
<(_ _)>

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