根性試し

↑ネジ切りちうの図

たま~に、無意味に根性試し的な事をしたくなりませんか?
それも、小忙しい時に限って(笑)

 

↑切ってあるネジ穴の図

えー、最近作業場内のレイアウトをチョコチョコ変更してまして
溶接台に使っている(元)定盤へ、溶接機のアース線を
クランプする為の突起の位置を変更したかたったのであります。

で、今までつかっていた突起は、M10のネジ穴を切って、ボルトで
固定してあったのですが、何となく新たに穴を開けるのがイヤ
(面倒クサイとも言う)。
一方で、この定盤、中古屋さんで見つけたヤツで、前オーナー時代から
溶接台として使われていたようで、表面に容赦なく仮付けとかされており、
ボッコボコだったのが我慢できず、表面を機械加工してもらった
経緯があります。で、その時に、加工屋さんがハンドリング用の開けた
サイズは良く判らないけど、デカいネジ穴が長辺側面の四隅に付いて
いるので、ソコにねじ込める突起を作れば良いじゃん的な発案。
時間ばかりかかって無駄ですねぇ(笑)

 

↑何度目かの再加工の図
↑入った♡の図

てな事で、まずはネジの規格を確認。
下穴の径からして、多分M20。並目のピッチだとすると
2.5だと思われ、チッコイ定規を突っ込んでみると、
なんとな~くソレっぽい数字に見えなくもない。
そんなにデカいピッチゲージとか持ってないので、
万が一インチとかだったら目も当てられない事になりますが
まー、切ってみよーって事で。

で、旋盤で切って行く訳ですが、想定はしてましたが、
やっぱりなかなかスパッとは入らないんですねぇ。
最初っから、ネジをガバガバにしちゃうつもりで
切って行けば、またちょっと違うんでしょうけど、
チョッキリ感出したいので(っていうか、根性試しモードON)、
ギリギリこれくらいならばイケるべーっていう感じで
切って行きます。
途中、もしかして、ネジの径とかピッチが違うのカモ、とか疑心暗鬼に
なり始めましたが、結局4回やり直したあげく、若干余裕が
出ちゃったくらいのネジ込み具合で雌ねじに通す事ができました。

M20のP2.5ってネジは初めて切りましたが、ネジの形が
スゴいんですねぇ。コレが判っただけでも、やった甲斐がありました♡

↑取付け角度確認ちうの図
↑切削作業完了~の図
↑完成~の図
↑使用イメージの図

突起ができたトコロで、実際にねじ込んで、溶接機のアース線の
クランプを合わせて良き角度を確認。
クランプの座面を削れば、突起の完成でございます。

バイスの真下辺りに突起が付く感じになったのですが、
もしかするとバイスに長物をくわえた時に邪魔かもしれないなぁ、
とか今更気になってきました。
まー、四つ角にネジ穴を空いているし、邪魔だったら外せば良いし
どうにでもなるっしょ~。

てな事で、こんな事に3時間くらい使って、アホだろーって感じ
ですが、コレでまた溶接作業の段取りがちっと楽になったであろう
と思われます。
コツコツと良き作業場に仕上げて行くデスよ~♡

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