30年程エイジングを効かせた、ヤマハのXS650のキャブレターお掃除です。
燃料が変質したお腐れ物質はモチロンですが、
表面にもカナリ汚れが蓄積しております。
インテイクナニホールド内は、バルブの閉じップリが
良くないのか、かなり真っ黒で、必然的にキャブのバレル内や
バタフライ弁やスライドバルブも真っ黒です。
とりあえず、一発目でざーっと汚れを落として、
ちゃんと部品が見えるようになってから、点検しつつ
細かい部品を外して、更にお掃除を続けます。
結局、まる一日かかって、ようやっと全ての細い通路が開通。
ついでに外側もチョコチョコと洗いつつづけて、
そこそこキレイになりました。
フロートチャンバーの面も、当たりが怪しいので
定盤の上にペーパーを敷いて研ぎ出してみました。
やはり、ネジ穴部分だけかなり高くなってました。
角ッチョがツンツンなので、面取りも行い、さらに研いで
作業完了。ベタっと面で当たるようになりました。
その他、バキュームピストン側のカバーや、面も手当てして
組み直しの準備完了。
やはり30年物も寝かせたキャブは、なかなか手強い感じです。
細い管路がキレイに通ってくれている事の祈るばかり。
明日、手に入った新しい部品を組み込んで行こうと思います。
皆様からの作業行明をお待ちしております。
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